ラヂオな屋根裏部屋~ラヂオと無線と山と自転車と

アマチュア無線局:JN1NCB(山頂移動などHF~430MHzまで運用中) ライセンスフリー無線局:グンマMO919(デジ簡とデジコミ、特小のみです) BCL、ラジオ局、受信機関係のブログです。 ぜひご覧ください。 YouTube動画とは連動していません・・・。

アマチュア無線(JN1NCB)、BCL(短波放送などを聴く趣味)、 自作(電子工作、アンテナ工作)、山歩き、 フリーライセンス無線(グンマMO919)、自転車(ポタリング)、 などを楽しんでいるブログです。

旅行

~~~以下の文章は、無線やラジオには関連のない内容です。興味がある方はお読みください。~~~

さて、気仙沼からレンタカーで 国道45号線を使って 陸前高田へ。

ここでは、新しくできたショッピングモール 「abasse takata:アバッセ高田」を見たくて
足を伸ばしました。

周りは、今まさに進んでいる嵩上げ(かさあげ)工事の真っ最中。
写真は撮らなかったんですが、道路から見ると 高々と見上げるくらいの高さに土が盛られていて、
こんなに高いところに新しい街ができるのか~! と思います。

そんなところにできた新しいショッピングモール。
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 ↑ 看板だけですみません。

まだまだ規模は小さいですが、どんどんお店は増えていく予定らしいです。

このショッピングモールの中に 「陸前高田市立図書館」が入っていて、地元の木材をふんだんに
使った内装は、林の中で本を読んでいる感覚にとらわれます。木の香りが素敵です。

それに、図書館の中で本読みながらお茶ができる、という新たな試みもあって、良いなぁと思いました。
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 ↑ ここも中で写真を撮りにくかったので、入り口だけですみません。

この後は、いつも足を運んでいるお寿司屋さん(鶴亀鮨)と洋菓子屋さん(Kankyu)に行き、
友人と交流を深めてきました。

それから車を走らせ、大船渡へ。
ここでも新しくできたショッピングモール:キャッセン大船渡(Kyassen Ofunato)を見てきました。

このショッピングモールは比較的規模の大きい場所でしたので写真は撮れませんでした。
お許しを・・・。
津波でなくなった街にショッピングモールができたので、市民の方々は便利になったようです。

ということで、東北出身の方、岩手、宮城に行ってみたい方は、ぜひ訪問してください。
なにも気構えなどせず、おいしいものを食べに行くだけでOKです。
地元の方々は優しく迎えてくれますよ。
お腹は満足できるはず。腹を十分に減らして行ってくださいね。
食事の量が多いですから。

少しお休みが重なったので、ここぞとばかりに東北放浪の旅に出てきました。(いつものことですが)

気仙沼をキャンプ地とする!
ということで、2泊する場所は、宮城県気仙沼市。

ここを拠点に、陸前高田と大船渡にも足を伸ばしました。

一日目は、ずっと交流のあるFMラジオ局  「ラヂオ気仙沼:愛称 ぎょっとFM」 を訪問。
今年の6月26日までは  「けせんぬまさいがいエフエム」 として地域の方々に情報を
流していた  臨時災害放送局  です。

7月からは  コミュニティーFM局  として新たなスタートを切りました。
 JOZZ2BO-FM  というコールサインです。


もしよかったら聞いてみてくださいね。
(twitterは、ラヂオ気仙沼  @kfm775、 ハッシュタグは #ぎょっと です。)
 
 リッスンラジオ     http://listenradio.jp/
で、日本中(海外でも)どこでも聴けますので。(スマホアプリでももちろん聞けますよ。)
生番組が朝7時から、お昼11時から、夕方5時からありますので、楽しく聴けると思います。

新しくなったスタジオもちょっとだけ見せていただきました。
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 ↑ 広くないですがきれいにまとまったスタジオです。外からも眺められます。
   一応、オープンスタジオかな・・・?

2日目は、気仙沼でレンタカーを借りて陸前高田と大船渡まで。
その前に気仙沼湾のそばにある 「安波山(あんばさん):239m」 に登ってきました。
登るといっても、中腹の駐車場まで車で上がってから、山頂までは足を使って15分ほど。
でも蒸し暑くて汗だくになりました。

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 ↑ 山頂から眺める気仙沼湾全景。きれいです。

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 ↑ 山頂の脇に 立派な石柱(標柱)があります。

アマチュア無線機:VX-8D(アンテナは、RH-770)を持って行ったので、144メガで運用しましたが、
ノーメリット。 がっかりしながら下山して、駐車場で再度CQ CQ…。
すると気仙沼市の局長さんからお声がけをいただき、うれしい東北での1st QSO成立。
いや~、ほんと、うれしかったなぁ。

東北に行くときは、非常用も兼ねて無線機を持っていきますが、いずれは移動運用しながら
廻れるとうれしいんですけどね~。車で旅行しないから難しいんですよ。

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 ↑ 気仙沼 「海の市」にある大凧です。 ここでお土産をたくさん買いました。
   お寿司や海鮮丼もとてもうまいです!

気仙沼に興味がある方、 ぜひ一度 行ってけらいん~!(行ってくださいね~という意味)

ということで、その2 に続きます。

12月の下旬に、仕事の休みのタイミングが合って連休になったので、東北に行ってきました。

これまでに何度かこのブログにも書いてきましたが、東日本大震災の津波被害を受けた場所と
繋がるようになったので、そこにいる人たちと仲良くなりました。

特に岩手県、宮城県にできた「臨時災害放送局」のスタッフと繋がったので、何度も
東北に行き、スタッフと話したり、地元の人と話をしたり、東北の海産物に舌鼓を打ったり・・・。

今回は、宮城県気仙沼市、岩手県陸前高田市、宮城県牡鹿郡女川町 に行ってきました。

沢山は書けませんが、
初日の24日は、気仙沼の「気仙沼災害FM」に行き、スタジオでスタッフと話をし、
いくつかの録音(私の声がラジオに乗ります、乗りました。)をしたり、少し突っ込んだ話を
したり・・・。
ちょうどクリスマスイブでしたので、地元の教会に行ってクリスマス礼拝に出席したり・・・。

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 ↑ 災害FMの写真は無しです(撮り忘れ!)。気仙沼駅の写真をひとつ・・・

次の日25日は、陸前高田に行き、「陸前高田災害FM」のスタジオを探してから訪問して、スタッフ
の大久保さんと話をして、飛び入りで朝の生放送に出演したりして・・・。
そこで別のリスナーさんともビックリの初対面。嬉しい出会いでした。
本当に楽しいひと時を過ごしました。

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 ↑ 陸前高田災害FMのスタジオの外観です。

スタジオに別れを告げた後は、少し離れた「未来商店街」の洋菓子店(Kankyu)に行き、会いたかった
店主と初対面。大変うれしく、色々な話ができました。この方、メディアにも出ているのですが、
ちょっとした番組も持っていて、私はその番組のリスナーです!

昼食は、お隣の鶴亀鮨で食事。店主がとても素敵なご主人で、陸前高田仮庁舎まで
車で送ってくださいました。人情に触れられて涙が出そうでした。家に着いたら、お礼の
はがきも届いていました・・・。うれしかった!

どちらの店も津波でお店が流されたので、高台のプレハブ店舗で頑張って店をやっているんです。
すごいパワーです。

この後は、バス(BRT)と列車を乗り継いで陸前高田~気仙沼~女川まで行きます。
いろいろトラブルもあり(!)、予定以上に時間がかかりましたが、22時を過ぎてやっと
女川町に到着。
26,27日は、女川町の「まちびらき」を見て回りながら、女川さいがいFMのスタッフと
交流したり、美味しいものを飲んだり食べたり・・・、楽しい二日間でした。

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 ↑ 新しい女川駅。素敵な駅でしょ!?

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 ↑ 女川駅の夜景。イルミネーションが綺麗でしょ!?

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 ↑ 新しい駅前商店街です。素敵なんですよ!

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 ↑ おまけ。ダンボルギーニ!

女川さいがいFMは、ついに3月31日を以って、5年間続けてきた災害放送局に幕を下ろします。
厳しい現実があるんです。興味のある方は、ネットでググってください。
色々知りたい方は連絡くださってもいいですが・・・、文面では伝えきれませんね・・・。

ということなので、現地でラジオで聴いて(!)受信報告書を書きました。
数カ月でべリカードが届くと思います。(スタッフが忙しいので、数カ月掛かると思う)

ということで、東北エキスを吸い込んできました。
このパワーで年を越せますし、しばらく生きていけそうです・・・(笑)

これを読んだ方も、ぜひ東北へ行って見てくださいね。
それぞれの災害FMは、サイマルラジオ、リッスンラジオ、スマホなどのアプリで聴けますよ。
一度聞いてみてくださいね。他にも災害FM局はあるので、聴いてね!

4月30日に 宮城県牡鹿郡女川町(おなわがまち)を訪問してきました。
3度目の訪問でしたが、費用と時間の関係で日帰りでした。

女川町は、皆さんご存知の通り(過去の私のブログでも何度か書きましたが)、津波被害に遭ったところです。
20メートルの津波に襲われました。

今回は時間もなかったので、いつも訪問している「女川さいがいFM(79.3MHz)JOYZ2AG-FM」
スタジオを訪ねて、スタッフの方々とお話をしてきました。
楽しい会話ができました。生放送も見学し、番組の最後には一声だけ電波に乗せていただきました。

昼食の後、高台にある「地域医療センター」から女川港(女川湾)を一望し、写真を撮りました。

1年前に比べれば、きれいになっており、復旧が進んでいるなぁ、と感じましたが、復興には程遠い
と感じざるを得ませんでした。

あと1年で、新しいJR女川駅もできるそうです。

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 ↑ 写真左隅の高く嵩上げされた場所に、新しい駅舎ができる予定です。わかりにくいですが。

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 ↑ 女川港全体の様子。かなりきれいになってきました。横倒しになった建物(震災遺構)も
   ほとんど撤去されました。女川交番だけが残されます。

1年前のブログはこちら 
 http://blogs.yahoo.co.jp/nrd515bcl/37450802.html

皆さんもぜひ女川町や気仙沼など津波被害を受けた場所を訪問してください。
決して恐る恐る行く必要はありません。
美味しいものをたくさん食べて、楽しんでくるぞ!という気持ちでいいんです。
できればたくさんのお金を地元に落してきてください。産業の復興が、地域の復興につながりますので。
美味しい海産物が待ってますよ。

今回の旅で、災害FM局の方々と交流を図ってきました。

すべて サイマルラジオで聴けますので、ぜひ聞いてください。

(1)まずは、大船渡の FMねまらいん
   スタジオなどの中の写真はありませんが、いただいたステッカーだけ掲載します。
   スタジオのあるオフィスで、とても素敵で可愛くてチャーミングな3人の女性パーソナリティーさんと
   お会いしてきました。特に生放送はとても楽しく聴けますよ!

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 ↑ キラステ(キラキラステッカー)


(2)次は 気仙沼の 気仙沼災害FM
   オフィスとスタジオへの入口です。普通の民家を使っています。
   臨時災害局は、資金がなく、立派なスタジオなどないのです。
   とても優しく、穏やかな放送をしています。
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 ↑ ポスター?がないと放送局だと分からないですね。


(3)お馴染みの 女川さいがいFM。 いつも元気いっぱい100%で放送しています。
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 ↑ プレハブ小屋のスタジオです。夏は暑く、冬は寒いです。中はとっても狭いです。


地元や、大手の民放局、素敵な雰囲気のFM局を聴くのもいいですが、東北の災害局なども
ぜひ聞いてみてください。新たな発見があると思いますよ。

今週は夏季休暇ですので、岩手、宮城の何箇所かを周ってきました。

まずは、大船渡市(正確には、下船渡)周辺。
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 ↑ 建物が多く、津波被害から復興しているように誤解されますが、間違いです。
   大船渡市の町中は、大きな被害を受けており、復興はまだまだです。


次は陸前高田市周辺。
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 ↑ 奇跡の一本松。本当に一本。これから徐々に増やしていこうとしています。
   震災直前に拾われた松ぼっくりとその種。津波の後に、その場所から芽吹いた小さな松の子。
   違う場所から運んでくる病気に強い松たち。それらを植樹したり、育てたりして
   新たな高田松原を作ります。

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 ↑ 陸前高田の港のそばにできつつある堰(せき)? 堤防? どうなっていくのか・・・


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 ↑ 気仙沼市街地の陸地に残されている「第18共徳丸」。 全体の写真ではないですが、
   こんなに大きな漁船が陸地まで運ばれて、残されたんです。(詳しく見たい方は、ネットで検索
   して写真を見てください。)

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 ↑ 少しだけ嵩上げなどが進んでいる宮城県女川町。でも建物は建っていません。復興には程遠いです。


どうか津波のこと、津波被害を受けた場所のことを忘れないでください。
そして復興はほとんど進んでいないこと、を知ってください。

女川町に行ったときに購入した素敵なキーホルダー「onagawa fish」です。

お魚の形に手作りで木を削った(彫った)ものです。木の種類で色が違います。

私のものはクルミの木ですので、茶色です。(これは1200円です。)
「オサカナ ドット オナガワ」というブランドです。

”女川でお魚がドッと捕れますように・・・”という願いのもとに生まれたグッズです。
通販もありますので、検索してみてください。復興の手助けの一つとして・・・。

http://ameblo.jp/small-rebuild-project/
 ↑ 紹介のブログページ

http://aura.ocnk.net/
 ↑ 通販のページ

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 ↑ 取りあえず、愛用のPL-380に付けました。携帯に付けるには ちと大きいので。
   携帯用の小型のものもありますよ。イヤフォンジャックに差し込むタイプのものです。

せっかく、宮城の女川まで来たんだから、楽しいこと、楽しかったことも書かないとつまらないですね。

まずは、地元の臨時災害FM放送である「女川さいがいFM」訪問のお話。(周波数は、79.3MHz)

スタジオは、前のブログに書いた「地域医療センター」の入り口脇(右側)に立っている小さなプレハブです。

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 ↑ プレハブをパチリ。小さいでしょ。ここがスタジオです。防音設備もほとんどありません。
   ここからの声や音がサイマルラジオを通して日本中、いや、世界中に届いています。
   FMラジオだけでは女川、石巻地域限定のエリアです。
   ここに移転する前は、女川第二小学校の校庭にあって、もう少し小さいプレハブでした。

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 ↑ 手作り感いっぱいでしょ?

当日、放送局のご厚意でお昼からの「おながわ☆なう」の生放送(11:30~)の見学ができました。
120分の放送があっという間でした。いや~、感激でした~!
お世話になったスタッフの皆さんには感謝です!  (スタジオの中の写真はありません。)
もちろん私は静かにしていましたよ。放送には出演していませんので。

この「おながわ☆なう」は生放送で、再放送も1日に3回ほど放送されています。現地の方言もいたるところで
飛び交って楽しいです。
土曜日は、中学生、高校生による「おながわ☆なうサタデー」が放送されます。初々しい番組が楽しめます。
(こちらは土曜日12:00から1時間の番組)

放送終了後、私は帰途に就こうと考えていましたが、「ぜひ女川の海の幸を味わってくださいよ~!」
という奨めもあり、おながわFMのスタッフの方と女川港すぐ脇の「おかせい(岡清)」さんで、
女川丼」という海鮮丼を賞味しました。

あまりにおいしそうで、かつ腹ペコ(食べた時間が午後2時過ぎですから)だったので写真を撮るのを
すっかり忘れてかぶりついちゃいました。失敗 失敗!! 見たい方は「おかせい」「女川丼」で
検索すれば現物が見れます。よだれを垂らして見てくださいね。
「女川に来たら、女川丼を食べないとね!」とのことでした。

女川丼を食べながら、震災や津波の話をたくさん聞くことができました。一般の報道では聴けない話もあり、
たいへん勉強になり、かつ心が痛みました。

女川だけでなく、津波に襲われたその他の街はまだまだ復興という言葉には程遠い状態です。
それでもそこに住んでいる方々は必死に前に進もうとしており、少しずつではありますが元の状態に戻りつつ
あります。

私たちにできることはなんだろう、といつも考えていましたし、今も考えています。

私は、ボランティアなど自分にはできず、何もできないとず~っと思っていました。
今回、女川に行って現状を見てきましたが、何かができたわけではありません。

そのことを女川FMのスタッフの方に話しました。すると以下のような言葉をいただきました。

「よく皆さんは、何もできないから・・・、と仰います。もちろん義援金などでは支援できたけど、
 実際に直接何もできない、と。でもぜひとも現地に足を運んでほしい。そうすることで現地を実際に
 見てもらえる。現地に来ればそこで美味しいものを食べてもらえる。現地の人と話をすることができる。
 現地の人は、外から来た人に話をすることができる。それだけでも現地の人は気持ちが楽になる。
 話を聞いた人は地元に帰ってその話を他の人に伝えることができる。それによって現状が周りの人に
 どんどん伝わっていく。すると聞いた人は状況がわかるし、被災地に行ってみようと思い、訪れる人が
 もっと増える。それが良い循環になっていく。これでも十分支援になるんです。
 だからぜひともどんどん現地に来てほしい。そこで美味しいものを食べてほしい。現状を伝えて広めて
 ほしい。お金や支援物資(だけ)でなく、足を運ぶことが一番いい支援ですよ。」

私も今回、意を決して(?)、女川を訪問して良かったと思っています。良い出会いがありました。
私は、ラジオを通してちょっとしたきっかけとご縁があって女川を訪問しましたが、このブログを読んだ方が
これをきっかけにして、津波に襲われた街を知り、訪問するきっかけになればうれしいです。

最後に、現地の商店の方々が復興を目指して集まった「きぼうの鐘商店街」の写真を載せておきます。
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 ↑ 商店街の全景。朝早く行ったので、まだ店は開いていませんでした・・・(涙)。

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 ↑ きぼうの鐘商店街の説明看板。 瓦礫の中から見つかった鐘を見ることはできませんでした。

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 ↑ 女川の震災後2年経った春。満開の桜です。

・・・・・
私は、しばらく見ないようにしていた津波の映像を再び見始めました。女川を襲った津波の映像です。
自分が見てきた街がどのように津波に遭ったかを再確認するためです。実際の自分が見た場所と当時の
映像が一致して理解が(?)深まりました。

浦宿(うらしゅく)駅に到着し、近くにある「蒲鉾本舗 高政(たかまさ)」さんに直行。
5分ほどで到着できます。地元で水揚げされたお魚を加工して、おいしい蒲鉾を作っています。

笹かまを代表として、揚げかまなどたくさんの種類があります。買ったものをその場であぶって店内で
食べることもできますよ。
普通の蒲鉾をその辺で買って食べるのとは全く違います。おいしい!やわらかい!お勧めです。
通販でも買えますよ。ぜひご賞味を!

私は蒲鉾セット(1500円)とおつまみの笹かまなどとともに、自家製の「わさびこがし醤油・かまぼこの塩
と「がんばっぺ女川! 負げねーど宮城! おだづなよ津波!」のタオルを買いました。
※ おだづなよ、とは 女川弁(宮城弁?)で なめんなよ みたいな意味だそうです。

自家製のお塩は、ワサビがピリリと効いていて旨い!です。蒲鉾だけでなく、お刺身にもグーでした。

高政さんを出て浦宿駅から女川まで歩きます(バスもありますが)。どんどん津波被害の景色が見えてきます。
建物がなくなっていきます。もうほとんどが更地です。家があったんだろうな、という状態です。

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 ↑ ほんの一部を切り取った写真です。写真を見ただけでは伝わりませんね。「で、何?」って言われそう。

女川のあちこちを歩き回りました。建物は片付けられ、平らな土地になっています。きれいに、というか
まずは更地にしている、という感じです。

カメラを向けて撮り続けましたが、撮ったと同時に自分で自分に「撮ってどうするんだ・・・」「これで
何かが伝わるのか・・・」と独り言の連続でした。

書けばキリがないです。片付いてはいますが、復興にはまだまだ時間がかかるんだろうな、と感じました。

象徴的な写真も撮りましたが、敢えてここには掲載しません。いくつかの様子が分かる写真、津波がどこまで
襲ったかがわかる写真のみ掲載します。

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 ↑ 高台にある「地域医療センター」の上から撮った女川港付近の様子です。建物、街並みは消えています。
   街があったのかどうかもよくわかりません。

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 ↑ この「地域医療センター」を下から見上げた写真です。海抜は16m以上あります。こんな高いところに
   ある場所の1階部分がほとんど津波で埋まったんです。信じられますか?

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 ↑ 地域医療センター入口にある柱に刻まれている津波の到達点の証し。地面から1.95mまで津波が来ました。

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 ↑ 高台から撮った女川駅があった付近の写真。どこに駅があったのか、正直今でもよくわかりません。

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 ↑ 地域医療センターがある高台は「輝望(きぼう)の丘」といいます。希望ではなく輝望です。
   私はこの言葉が好きになりました。

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 ↑ この高台に掲げられている横断幕です。住民の気持ちが込められています。

ここで~その2~を終わりにします。~その3~に続きます。~その3~は楽しい(?)話題を。

先週後半に 宮城県牡鹿郡女川(おながわ)町に行ってきました。

なぜ 女川 なの?って言われそうですが、津波のひどい被害を受けた町の一つです。ご存知でしたか?
町が津波に完全に呑み込まれたところです。

私と女川町の出会いは最近です。文化放送の「くにまるジャパン」という番組で女川町のことを
しょっちゅう取り上げていて、気になり始めていました。
3月11日には文化放送と「女川さいがいFM」がコラボして放送を流したことで、「女川さいがいFM」
を聴きたくなって、私のブログでも取り上げた「サイマルラジオ(http://www.simulradio.jp/)」で聴ける
ことがわかり、聴くようになりました。(http://onagawafm.jp/)

時を同じくして、NHKのドラマ「ラジオ」で、女川さいがいFMを題材にした内容が流れたので、さらに
身近になりました。

今、私は自宅療養で昼間にラジオが聴けるので、文化放送の「くにまるジャパン」や「女川さいがいFM」
の番組を聴くことができます。
「女川さいがいFM」ではお昼に(平日は11:30~)「おながわ☆なう」という生番組を流しています。
この番組を必ず聞くようにして、ツイッターやメールで参加しています。結構私の投稿が読まれています!

そんなとき、ぜひ女川町に行って、自分の目で女川の現状を見るべきだ!と思い立ち、行くことにしました。
ついでに(?)、おながわFMのスタジオも見てこようということにしました。

高崎駅から大宮、仙台へと新幹線で移動。その後、松島海岸駅まで行き、JR代行バスで石巻まで。
そこから「浦宿(うらしゅく)」という駅まで行きます。ここで線路は終わり。この先女川までは津波で
流れてしまっています。
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 ↑ 松島海岸駅から矢本駅までのJR代行バス(この駅の間は津波で線路が流れてしまったので電車が
   走っていない。) 松島も津波にやられましたが、今ではそれなりに復興していて観光が楽しめ
   ますよ。ぜひ行ってください。良い景色がたくさん見れます。

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 ↑ 矢本から石巻までの列車(ディーゼル)。

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 ↑ 石巻から浦宿までの列車(ディーゼル)。

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 ↑ 浦宿駅。ここも津波でやられたようですが復活しています。ここで線路は止まっています。

まずは~その1~はここで終わり。この先は、続きを書きます。

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