ラヂオな屋根裏部屋~ラヂオと無線と山と自転車と

アマチュア無線局:JN1NCB(山頂移動などHF~430MHzまで運用中) ライセンスフリー無線局:グンマMO919(デジ簡とデジコミ、特小のみです) BCL、ラジオ局、受信機関係のブログです。 ぜひご覧ください。 YouTube動画とは連動していません・・・。

アマチュア無線(JN1NCB)、BCL(短波放送などを聴く趣味)、 自作(電子工作、アンテナ工作)、山歩き、 フリーライセンス無線(グンマMO919)、自転車(ポタリング)、 などを楽しんでいるブログです。

自作(電子工作)

(最近、このlivedoorブログに連続で投稿している記事の内容は、Yahoo!ブログから
 引っ越してくる前に書かずに温めておいた活動です。)

無線機のスプリアス特性などをスペアナなどで測定するには、送信機の出力をスペアナに
直接入力してあげる必要があります。(JARDが規定している測定方法に基づく。)

しかし、10Wなどの電力をそのままスペアナに入力すると壊れてしまうので、電力を減衰
させるための減衰器:アッテネーター(ATT)が必要です。

ということで、そのための「通過型ステップATT」を自作してみようと思い、いろいろと
調べながら自作してみました~。

通過型ATTですから、
*電力をどのくらい減衰させるか(減衰量)、
*伝送インピーダンス(imp.)が50Ωになっているか、
が大切な項目となります。

知識が乏しい私は、あちこち調べて減衰量と線路imp.を設定しました。
(計算式などは、ゴニョゴニョ…、勉強不足なのでうまく説明できません…。
 自分なりにExcelで計算シートは作ってみましたので、今後はそれを使います・・・。)

スペアナに入力できる電力は、その測定器のスペックにも拠りますが、一般的に
数mWくらいでしょうから、かなり減衰させないとなりません。
私が使用している無線機は、移動局(1アマでも)なので最大で50Wですから、
50W=50000mW ⇒ 1万分の1で 5mWまで下げられます。あとはもうちょっとだけ
下げてあげればいろいろと対応できそうです。
とは言いつつも、自作の無線機しか測定しないでしょうから、使用する電力は大きくても
10W未満だと思っています。(多分、5W以下。2~3W程度でしょうね。)

1万分の1にするということは、電力比でいうdB換算で、40dBのATTが必要になります。
45dBくらいのATTを作製すれば使えますね。

今回は定石のパイ型のATTを構成しました。(T型は難しそう…)
通過電力は、まじめに考えずに…、5W抵抗を使いました。
(これで10Wを送信しても短時間ならOKでしょう。)

           5dB          10dB      10dB        20dB 
  S.A←----------30Ω------------75Ω------------75Ω-----------240Ω-----------→TX
         180Ω 180Ω 100Ω 100Ω  100Ω 100Ω 62Ω 62Ω

抵抗の組み合わせは、あちこちに計算式やツールが用意されているので探してみてください。
(私が参考にしたサイトがいくつかありますが、リンクの承認をもらっていないので…)
 ↓ 裏面から見た構造。結構いい加減ですね。左側がTX、右側がスペアナになります。
 IMG_2359
各トグルSW間をシールディングしたいところですが、大変なことになるのでやめました。
念のためGND側は銅テープを使ってきちんと(?)ベタアースにしました。

ATTとしてまとめたものが以下のものです。
 IMG_2360

これでスペアナを使って測定すれば、スプリアス特性が見れるぞ!というところ
なんですが、実は手持ちの古~いアナログスペアナがいまいちの性能なので、
結局のところうまく使えず、今回作ったATTが活躍できませんでした・・・。

JARDが規定しているスペアナの設定できちんと測定してみたいなぁ。
でもJARLの測定室を借りるのも大変だし、JARDに正式測定依頼したら高額な費用が
掛かるし・・・。(地元のハムショップで測定してくれないかなぁ。)

自分用のスペアナが欲しいなぁ、なんて思ってネットで検索してみてもスペアナは
高いし・・・。

無線機を自作した場合のスプリアス測定は敷居が高いですねぇ。
測定データを添えないと認定しないなんて…、ね…。10W以下は免除して~!

≪以下、参考資料≫
受信(BCL)用のATTならば、1/4Wのカーボン抵抗で簡単に作れます。
強い信号を弱めるだけならば、10dB、20dBあたりの構成で十分ですし、
Sメーターの校正用ならば、6dB(Sひとつで6dBの差分だから)を
8段作れば、S=9をS=1まで落としたりできますね。
6dBのATTは、   39Ω     のパイ型構成で作れます。(ipm.は50Ω)
       150Ω  150Ω
※注意事項※
Sメーターの1ステップのレベルは今でも各メーカーでまちまちみたいです。
 ICOMのIC-7300でも3dB/1stepだとか・・・。
 S=9のレベルは各社一定のようです。
 IARUの規定では、S=9では、-73dBm(終端電圧:50uV、開放電圧:100uV)で
 6dB/1stepで規定されているそうです…。電圧として倍、倍…でS1ずつ増える。
各社で統一すればいいはずなのにね・・・。

その1からの続きです。

選ぶスピーカーユニットは、オリジナルで使っていたユニットと同等の特性に
したいので、あちこち探してみました。

ネジ座はスピーカーユニット側にないため、スピーカーボックス側に固定用金具で
取り付けてありました。

インピーダンスは8Ω、口径は10cmです。


ネット上で検索したところ、ちょうど合いそうな安価なユニットが見つかったので
それをポチリました。
  ↓ オリジナルユニットとの比較(右がオリジナル、左が交換するもの)
  IMG_2353

  センターキャップもそれなりで、エッジもウレタン製でしっかりしています。
  コーン紙も悪くないです。
  IMG_2347

  マグネット部も大型でパワーありそうです。8Ω 問題ないです。
  IMG_2348

  ダンパーも十分に大きくて、しっかり感があります。
  IMG_2349

  これをそのままSP-31のボックスに入れますが、その前にボックスが
  ガランドウ~過ぎて共振音(きしみ音など)がするので、暫定的に発砲
  スチロール(EPS)を詰め込んで、後方へのみ音が進むようにしました。
 (あとで別の防音材を入れます。)
  ↓ 超適当な対策。あとで適切な(?)防音材を詰め込もうと思っています。
  IMG_2354
  スピーカーユニットのねじ止め位置が四隅ではないため、ネジ座が
  装着されているユニットが使えないことが痛い!
  お高い、高音質のユニットは、大抵ネジ座が装着されているので、
  そういうものに交換できません・・・。残念。

こんな感じでSP-31のスピーカーユニットを交換してみました。
音はどんな感じなの?と聞かれそうですが、そこそこの音がしています。
まだまだエージングが終わっていない(?)ので完全ではありませんが、
古いユニットではないだけで音がいい気がするので、精神衛生上いいですね。

SP-31は2台あるので、両方とも同じ対策をしました・・・。

ま、こんな遊びもあることを知ってもらえればうれしいです。

この次は、TRIO JR-60用スピーカーも好感してみよう!ということで
次の記事に書きますね。

今年の春先、以前から気になっていたことがあり、あることをやり始めました。

それは、無線機や受信機に使っている外付けスピーカーのスピーカーユニットが
古かったり、少し破けていたり、音が悪かったり、問題があるので、
スピーカーユニットを交換してみよう~、プロジェクト!です。


このことで、学生の頃のオーディオ好きの虫が騒ぎ出し、前の記事に書いたような
ことまでやってしまったわけでして・・・。

私が使っている無線機用の外付けスピーカーは、
KENWOODの SP-31 という普通のスピーカーで、3つのオーディオフィルター用
ボタンが搭載されています。(LOW、HIGH1、HIGH2、とその組み合わせパターン)
中古で購入したもので、7~9k円で手に入るかな~というものです。新品は高いよね~。

LOWはLOWカットフィルターで、400Hzでカットします。
HIGH1と2は、HIGHカットフィルターで、HIGH1は3kHz、HIGH2は1.2kHz、
HIGH1+2は900Hzでカットされるようです。
全部のボタンを押すと、400~900Hzを通す、バンドパスになります。CW用ですね。
(いずれ、ここで使っている部品を交換して、遊んでみようかな?と企てています。)
ほかの機種やメーカーのスピーカーでも同じようなカットオフ周波数ではないかと
想像できます。

このスピーカーに使っているユニットは、こんなものでした。
  ↓ 安そう~なユニットですね。色が緑っぽいのは最初からのようです。
   日に焼けているわけではありません(多分)。
   コーン紙も安そうなものですし、エッジもコーン紙の延長だけです。
   固定ねじの座やフレームもありません。
 (注記:このSP-31はバッフルの裏からスピーカーを取り付けるため、
   スピーカーユニットの表面からエッジやコーン紙が飛び出ているタイプの
   ユニットとの交換はできません。)
 IMG_2350

 IMG_2351

 ダンパーの部分(少しだけ見えるオレンジ色の部分)も小さめで弱弱しいです。
 IMG_2352
このレベルのユニットを鉄製のシャーシに入れて、簡単なフィルター
(コイルやコンデンサーを使っただけのパッシヴフィルター)を使って
まとめたものが定価で約13k円ですから、やはりお高いですね・・・。

これを別のユニットに交換してみようと思います。
とは言ってもあまりに高級なユニットにするのも辛いので、そこそこで
新しいユニット、ということで選びました。

続きは、~その2で・・・

中学、高校、大学のころは、BCLやアマチュア無線のことと並行して、
オーディオ関係にも没頭したことがあります。
これは、当時(1980年台前後のころ)は誰しもが(少年、青年?)踏み入れる道だったのでは
ないか、思います。

自分もご多分に漏れず、何とかお小遣いをためてオーディオセットを手に入れて、
せっせとFM番組のエアチェック(今では死語ですね)、LPレコードを買ってきてそれを
録音して自分だけのオリジナルカセットを作ったり、楽しんでいました。
(私が最初に手に入れたオーディオセットはコンポではなくて、
SONYの「STEREO xyz(ジーゼット)」というやや高価なラジカセでした。
Dolby NRをラジカセとして初?搭載したんだっけな?(そのもう1機種前にすでに
搭載されていたような・・・)
という商品でした。壊れちゃったけど捨てなければよかった、と後悔したり・・・。

いまでもその気持ちや知識は持ち続けているので、オーディオ関連の記事などは
喜んで読んでいたりします。

で、そんな中、昔から捨てずに使い続けているSONYのラジMDに外付けスピーカーを
つけていい音で聴こう!プロジェクト~、を春頃に立ち上げていろいろとネット検索など
をしていました。

まずは外付けスピーカを安く手に入れようと中古品を探し、手に入れました。
    ↓ これ。ONKYOの D-N7SXという普通~のスピーカー。
  IMG_2498
小型コンポのスピーカーだったもので、特別高音質ではないようですが、
佇まい(たたずまい)がいい感じで、凹み予防ツィーターカバーがあって
ありがたいし、ウーハーもエンボスの特殊紙を使っていてうれしいから
選びました。(バスレフです。)お値段はお安かったです・・・。

それからラジMDのヘッドフォン端子から音声を出力するので、アンプが
必要です。
でもただ買うのももったいないので、KITを買って作ろうと思いました。

YAMAHAのYDA138というICを使った簡単なデジタルアンプキットです。
筐体付きでしたので即購入。
    ↓ これ。完成した形。
  IMG_2433

    ↓ 作っている途中の基板の様子。これ。
  IMG_2432
 
 完成してラジMDにつないで使いましたが、なかなかいい音でした。
でもなぜだか最初の5~10分くらいがスピーカーに(表現しづらい)負荷が
かかっていることが分かったので、今では別のアナログアンプをつないでいます。
別途調査する予定です。

こういうことを始めちゃうと止まらなくなりますね~。
やばい領域に再び足を踏み入れちゃった感じです。
(これのきっかけになった出来事、というか、遊びがこの前にあって、
 こんなことになったんですが…。そのことは次の記事にまとめますね。)

この他にも別のオーディオセットに使っていたスピーカーも音が悪かったので、
入れ替えたりして遊んでいます。

また別の記事にしようかなぁ~。

昨日、注文していた部品がミニサーキット社(Mini-Circuits)から届きました。

少し前まで、ミニサーキットの部品が欲しくても手に入れられないなぁ、と思い込んでいましたが、
横浜の正規代理店から簡単に入手できることがわかり、早速注文しました。
産むが易し、ですね。


で、部品はこれ。 ↓
イメージ 1


さて何でしょう・・?!

これを使って自作するんですが、まずは少し前に買ったユニットから部品を取り外して
この部品と交換してみようかな?と思っています。

特性はほとんど変わらないと思いますが、楽しみです。

もうちょっと先になるかもしれませんが、違いをレポートしたいと思います。

ミニサーキットの部品は魅力的なものが多いので、じっくりと見てみて、必要なものがあれば
購入してみたいと思います。(少々お高いのですが・・・)

前回の更新から随分と間が空きました・・・。

その理由は・・・、
*3月に入院・手術し、すぐに退院できると思っていたら術後が悪く、結局2週間の入院となり、
*体調が悪いまま退院したら、この季節の花粉症に完全にやられてしまってボロボロになり、
*4月の激しい寒暖差に体調が戻らずに、あっという間に4月も下旬を迎え・・・。←今、ここ。
ということなんです。

やっと花粉も一段落してきた感じで、少しずつ体調も上向きかなぁ~、の状態です。
これから体力をつけるためにもウォーキング、ジョギング、筋トレなどを始めないと、ね・・・。

そんな中でも、アマチュア無線、フリーライセンス無線、BCLなどの改善をいろいろと考えて、
いろいろなことを仕込んでおります。
(*フリラ関係は、デジ簡無線機を1台追加したこと、包括免許申請をしたこと。
 *BCLは遊びのループアンテナを試していること、SDR関係の受信環境を見直していること、
  RP-2100の修理に関する準備、
 *アマチュア無線では、FT8の練習や50メガ移動用アンテナの構想、7メガ移動用LWの構想
  などなど・・・。)

そのうちのBCL関連の一つとして、中波~短波用シールドループアンテナのための受信アンプ
(邪道ですが)を作成しました。

最初は、シンプルにFET(2SK439)1石のプリアンプ(BCL関係の資料を基に)を製作しましたが、
電源電圧を変えたのに回路定数を変えなかったためか、いまいちの動作になってしまい、
そのまま放置していました。(設計が悪いのではなく、私の知識が足りていないためです。)

そんな時、シンプルで小型にまとめられた広帯域アンプを発見し、物は試しと購入してみました。
(Amaゾンで販売されているもの。100Hz~2GHzの帯域、30dB以上のゲイン。)
イメージ 1
 ↑ HiLetgo RF広帯域アンプ というもの。1kちょっとです。
    初期不良もあるので、1個だけ買うと撃沈するかも。

このアンプは、Gain(利得)が30dBちょっとあるようなので、BCL用にはオーバースペックです。
したがって、プリアンプとするには 10dB以上のATT(アッテネータ)を入れたほうがいいと思います。

私の場合、欲張って回路設計し、固定の10dB ATTプラスON/OFFできる追加の10dB ATTを入れ、
アンプ全体もアンプON/スルー切り替えをつけて・・・、としてまとめましたが、
どうも信号の周り込みなのか、結合なのか、でATTが上手く効かなかったり、不要なノイズが入ったり、
動作が怪しかったりしたので、最終的にシンプルな構成に戻しました。

【構成】
 ANT-Pre AMP-10dB ATT-RX
  |__________|
       スルー

 もちろん、電源をONにするとアンプが動き、OFFにするとアンプがスルーされます。
(電源は安定化電源から12V程度を入れ、アンプの直前にいれた9Vの三端子レギュレータで9Vを供給)

 しかし、この動きを一つのSW(3回路2接点)でやったので、これまた動作が怪しくなり・・・。
 あとで、電源系と信号系を分けようと思います。

イメージ 2
 ↑ こんな感じの中身。
  *広帯域アンプのSMAコネクタを取り去ってしまい、同軸を直接半助けしています。
  *ある方のサイトを参照し、アンプ基板上に発振防止用パスコンを2つ入れています。
  *アンプ基板の出力側からATT用外付け基板を銅テープで直付けして高周波的にGND IMPを
   安定化しています。(大したことしていません。)

出来上がったものをTRIO JR-60 真空管受信機につないで受信させました。
アンテナは前述した中波~短波用シールドループです。

シールドループゆえに受信自体は非常に低雑音で静かに受信できます。
ただどうしても受信信号レベルが低いので持ち上げたかったわけです。
イメージ 3
 ↑ 左上が今回のアンプ。その右は前回製作した周波数カウンタ(電源を安定化電源から取るように
   変更済)、下がJR-60です。

アンプの感想は、GOODだなぁ、でした。
ゲインとしては、20dB程度なのですが、短波帯はちょうどいいかなぁ、くらいで、
中波帯は、少々オーバーゲインだな、というところです。

この辺については、受信機側のRF GAINコントロールやATTなどで絞ればいいので問題なしです。

アンプの帯域は、スペック上、長波~SHFなのですが、長波帯とV/UHFは未チェックです。
何かの機会に調べてみようかと思います。

ちょっと問題点として残っていることは、
*切り替えSWが不調なためか、切り替えがよろしくないこと、と
*その影響か、周波数カウンタの表示がアンプ使用時にずれること、です。
 (カウンタとアンプの電源が一緒であるため、発振回路に影響が出ているみたい)

まずまずの結果だったので、これで遊んでみようと思います。

少し前に購入しておいた「FT-817ND用リチウムイオン(Li-ION)バッテリーのキット」を
先日製作してみました。

商品は、「FLB-86 Li-ion Battery Kit for Yaesu FT817/Elecraft KX3」というものです。
  https://6502.jp/batLi2/817BatLi_2.html
(価格は、期間限定キャンペーン価格 ¥6.5k(税・送料別)のようです。少し上がったかな?)

完成品もありますので、後ほど記載する条件※を満たせる方以外は完成品の購入をお勧めします。
(価格は、\14k(税込み、送料別です。) 
https://6502.jp/batLi2/817BatLi86_1.html
https://6502.jp/blg/906/

スペックは、純正のNi-MHバッテリー(FNB-85)の「9.6V 1400mAh」に対して、
このLi-IONバッテリー(FLB-86)は「11.4V (最大12.6V) 3200mAhです。
FT-817に内蔵させても、数時間の”5W”運用が行えます。(純正品では、基本的に2.5Wです。)
しかも軽い!です。

(※Li-IONバッテリーは、電流容量が大きい電池です。万一、ショートなどの際には、
  発火や破裂などによる火傷や火災などの危険を伴います。また、落下による損傷で
  バッテリー自体がダメになるとともに、異常発熱や発火などの原因にもなります。
  半田付けに自信がない方、やや危険性のあるバッテリーを扱う自信のない方は、
  キットではなく完成品の購入をお勧めします。
  なお、このブログ記事を見て購入された方が製作した際に、何らかの損害を生じても
  当方は一切の責任を負うものではないことを予め申し上げておきます。
  販売元のWebページに書かれている注意事項をよ~く読んで製作、取り扱いをしてください。)



さて、
購入したのはいいのですが、このバッテリーを保護するためには「カプトンテープ」と
ポリエステルテープ」が必要(必須!)になるため、別途購入しました。
これが意外にお高いので余計な出費となりましたが、今後も使えるものなので投資だと思って
購入しました。

製作は、Web上にある「手順書」や「組み立て映像」をよく見て行えばできるのですが、
Li-ION電池のためどうしても短絡などに伴う発火や破裂、製品としてダメになること、など
かなり気を使います。

私は慎重に行うために1ステップごとにゆっくりとやりましたので、完成するまでに2時間半くらいは
掛かりました。
慣れれば(?、慣れるほど数をこなすことはないと思いますが・・・)半分の時間でできると思います。

少しだけ写真を撮りましたので、載せておきます。
イメージ 1
 ↑ Li-IONのユニットを3つ重ねて貼り付けたところ。
   この後に、いくつかの半田付けなどを行いますが、それだけでも気を使ってしまい、
   「ふぅ~・・・」とか言いながらやりました。
   バッテリーの外装がプラス+(!)極なんですよ!

イメージ 2
 ↑ 何とか保護テープも貼って、まとめたところ。周りの赤いテープ以外は裸に見えるかも
   しれませんが、カプトンテープと透明のポリエステルテープで2重以上に保護されています。
   でも厚み方向に保護し過ぎてしまうと、FT-817のお腹の中に収まりませんよ・・・。

イメージ 3
 ↑ FT-817のお腹の中に入れたところ。きれいに収まりました。
   接触によるショートが怖いので、FT-817側も若干のテープ保護をしています。

イメージ 4
 ↑ FT-817の充電モード(CHG MODE)実行中。外部電源を12.8Vに設定して充電することが必須の条件。

イメージ 5
 ↑ 6時間充電を2回(都合で2日に分けて実施)。FT-817の電圧は12.0~12.2を表示。

これを使った移動運用を行って持続時間や出力の変化などをチェックしたいですが、
体調や寒さなどの関係で当分移動できません・・・。
花粉症のこともあるので、5月になっちゃうかなぁ~。
また結果が出ればブログに書く予定です。

前に記事にも書きましたが、1か月前くらいに、周波数カウンターを製作しました。

Ama〇onで販売している50MHzまで測定できるものですが、良い点はオフセットを設定できることです。

ただ単に周波数をカウントするならば、すでに持っているMIZUHOのDX-555(めちゃ昔の商品!)でも
いいのですが、シングルスーパー受信機の周波数を直読するには、どうしても局発の455kHzの分を引き算
する必要があって、この機能が必要です。
昔はこの機能をデジタルICを使って減算していましたが、うまいこと設計できなかったので、
既製品を買っちゃいました…。

で、まずはカウンター自体を製作。
アルミケースに入れて配線を作りこむだけ。でも窓の部分などをきれいにしたり、透明のカバーを
つけたりと、意外に面倒くさかったです。
イメージ 1
 ↑ これがカウンターの部分です。カウンターユニットをGNDから浮かす必要があったので、
   アクリルネジを使って絶縁しています。
   電源は…、面倒くさかったので、006Pの9Vを内蔵させています。使い過ぎないようにしないと…。

予め、このカウンターのオフセット周波数を -455kHz にセットしておきます。
(最終的に、不安定さを盛り込むために、 -456KkHz に設定しました。)

さて、次が問題です。
JR-60から周波数の信号を取り出すこと!

いくつかのネットの記事を参考にして、局発回路を探り当てます。
すぐに場所を特定できたので、単純に 100pFのセラコンを介してカウンターに接続しました。
イメージ 2
 ↑ こんな感じ。しかし!

ところが、周波数は正しく表示されますが、肝心の受信機のスケールがかなりずれてしまいました。
中波帯で数100kHzほどずれました。これではだめです。局発に影響を与えてしまいました。

仕方ないので、どの辺のコンデンサ容量が良いかを探りましたが、10pF程度がいいみたい。
でも大きな容量を信号系につなぐとよくないようでしたので、ワイヤーを信号線に絡ませて容量結合に
してみました。
イメージ 3
 ↑ こんな感じ。絡める場所や回数(巻き数)を調整しながら、妥協点を探りました。

イメージ 4
 ↑ 何とかまとめてみた外観がこんな感じです。

結果として、真空管受信機:JR-60が 1kHz直読の新鋭機(!?)に変わりました。
TRIO R-1000並みかな?(笑)
イメージ 5
 ↑ シャック内に置いて使っている状態。素敵です…!

しかし、局発からの信号が安定せず、かつ今一つ弱いために、中波帯の低い周波数がうまく表示
できなかったり、不安定になったり、完全ではありません。
やはりFET1石くらいのバッファAMPが必要かもしれませんね。検討してみるかな…。

ということで、いろいろ遊んだことの一つでした。楽しかったけど疲れました。

あとは、JR-60の受信部を調整してみたいなぁ。

ちょっとうちの娘に作らせたくて、かつ自分でも…どんなもんかな?…という興味があって
FOSTEXのかんすぴ」キットを購入して製作してみました。(バスレフ型スピーカーです。)

今回は、8cmスピーカー「P800K」と専用キャビネット「P800-E」を使ったバージョン
をチョイスしました。
ネットショップのポイントを使って、11kほどで購入できました。

6cmだと小さいかな? 10cmだと大きいかな?という感じで8cm版を選びました。
大昔にオーディオ少年だった自分としては、やはり「フルレンジスピーカーは10cmでしょ!
という思いがあるのですが、娘の部屋に置くには8cm版がちょうど良かったんです‥。

スピーカーユニットには、往年の名器「FExx系」あたりを使いたいところですが、安価な
キットのため、P800Kというユニットが使われています。

ということで、説明書に従って慎重に娘に作業をやらせました。

やることは「スピーカーの取付穴を決めて、キャビネットに木ネジでスピーカを固定するだけ」なんです。
もちろん、スピーカーユニットへの結線もありますが、挿すだけです。

でもこういう製作の素人にやらせるので、しっかりと手伝いながら作業を進めました。

女の子の手の力では、ねじを締めるだけでも力が足りずにギブアップ状態でしたが、何とか手伝って
完成までこぎつけました。スピーカーのファストん端子にケーブルを刺すだけでもギブでした~。
女の子は力無いのね~~!

イメージ 1
 ↑ セッティングして、付属のアンプをつないで、iPhoneからThe Beatlesを流します。
   まずまずの音質です。

しばらくはラジオや音楽などを流して、アンプともどもエージングして、まろやかな音を出して
もらおうと思っています。

次は、エレキギターのキットを作らせようかと企んでいます・・・!

自作の記事を時々書いていますが、半田付けは好きだし、得意なんですけど、
・・・実はアルミケースの加工が苦手・・・なんです。

穴を開けるだけならばドリルで ウイ~~ン、とやればいいんですが、その穴をもっと大きくしたり、
形を変えたりするために、リーマでグリグリやったり、やすりでガリガリ削るのが面倒くさくて、
手が疲れてしまって、嫌なんです。

また、四角い穴(窓)を開けるのは、さらに嫌で、いつもたくさんの丸い穴を開けてニッパーなどで
穴をつないでからやすりできれいな四角に仕上げる・・・、といったことをやっていました。

そんなところに、やつがやって来ました~!

ハンドニブラー」です。

当然、高校生の頃から存在は知っていましたけど、高そうだし、どうやって使うのかなぁ~、
なんて感じで、全く使用していませんでした。

でもローカルさんに「便利だよ~」って教わって、少し前に購入しました。
2kちょっとで買えましたけど、かっこいいです。
イメージ 1
 ↑ これ。二ブリングカッター、という名前みたい。

これを使ったら、まぁ~~簡単簡単! 四角い窓があれよあれよ、と、できちゃいました。
先ほど作ったコンバーターのデジタル電圧計の四角い窓もこれで作りました。

こんなに便利だったらもっと早く導入すればよかった~!と後悔しています。
これでアルミケース加工が楽になりますね。・・・でもまだ好きではないですが・・・。

今度は、「シャーシパンチ」も買ってみようかな。大きな丸い穴が簡単に開けられそうだから。
売っているかなぁ~?

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