前回の移動運用で課題となった事項のうち、やはり「MP-1」の調整、同調をしっかり
やらないと運用がままならないので、これに取り組みました。
近場の河川敷に行き、MP-1の調整(最良点を探す)を行いました。
基本的にはトップエレメントには2.5mロッドアンテナを使い、その他はオリジナルのままです。
真ん中のコイルユニットは、SWRが最低になるような位置に合わせれば良いのでアンテナ
アナライザーを使って探ります。これ自体はさほど大変なことではなく、コイルユニットを
上下させればいいだけです。
問題はカウンターポイズ(以下、CPと書く。ラジアルではない)の長さや広げ方です。
これがうまくいかないとSWRがとんでもない値になったり、さっぱりボトムが出て
こなかったり、??だらけになります。
結論から言えば、7MHz~14MHzくらいまでは、CP自体を10cm程度の輪っかにして
それをアンテナの周辺に伸ばす(広げる?)感じにするとSWRが非常によく落ちました。
↑ 見にくいですが、輪っかを作ったCPを1m程度伸ばす感じ。
ローバンド(7メガと10メガ)はそのままで、14メガはさらに伸ばす感じ。
※でもこのやり方があとで問題になるとは思っていなかった・・・!
一方で、18MHzより上は、その輪っかを解き(ほどき)つつ伸ばしていったり、28MHz
くらいになると完全に伸ばしたり、さらに2本のCPを広げたりするとSWRが
落ちやすくなりました。全体として(ローバンドほど)SWRは1.1以下になりました。
ハイバンドはやや上がって、SWR=1.4以下くらいでした。
これはこれで自分なりに納得(?)しながら調整しましたが、ローバンドのほうがCPを
コンパクトにまとめることのほうがSWRが下がることに一定の疑問を持っていました。
以上のような調整をしていく中でMP-1の調整のコツ(ポイント)として分かったことは、
(1) SWRのボトムポイントは、あくまでもエレメントの長さやコイルの位置でおおよそ決まる
(2) SWRのボトムの値(SWRが1.5とか2とか)は、CPの長さや広げ方に依存する
ということでした。とは言いつつもCPの長さや広げ方を変えるとSWRのボトム周波数が
ずれるので、エレメント(またはコイル)を調整することになりましたが・・・。
ちなみに今回の調整では、28MHzは調整用コイルが不要になり、下段エレメントと
トップエレメント(ロッドアンテナ)を直結することになりました。(恐らくほとんどの方が
そうなると思います。)
↑ 自作のボルトアダプターで下段エレメントとロッドアンテナを繋いでいます。
これでばっちりだ~!あとは移動する場所(現地)に行って、その地面の状況で
CPとコイルをちょこっと調整すればすぐにON THE AIRできるぞ~!という自信が
できましたが、それを覆すようなことが起きるとはその時は思いもしませんでした~!
<SWRを下げれば飛ぶわけではないぞ!ということなんですね・・・。>
やらないと運用がままならないので、これに取り組みました。
近場の河川敷に行き、MP-1の調整(最良点を探す)を行いました。
基本的にはトップエレメントには2.5mロッドアンテナを使い、その他はオリジナルのままです。
真ん中のコイルユニットは、SWRが最低になるような位置に合わせれば良いのでアンテナ
アナライザーを使って探ります。これ自体はさほど大変なことではなく、コイルユニットを
上下させればいいだけです。
問題はカウンターポイズ(以下、CPと書く。ラジアルではない)の長さや広げ方です。
これがうまくいかないとSWRがとんでもない値になったり、さっぱりボトムが出て
こなかったり、??だらけになります。
結論から言えば、7MHz~14MHzくらいまでは、CP自体を10cm程度の輪っかにして
それをアンテナの周辺に伸ばす(広げる?)感じにするとSWRが非常によく落ちました。
↑ 見にくいですが、輪っかを作ったCPを1m程度伸ばす感じ。
ローバンド(7メガと10メガ)はそのままで、14メガはさらに伸ばす感じ。
※でもこのやり方があとで問題になるとは思っていなかった・・・!
一方で、18MHzより上は、その輪っかを解き(ほどき)つつ伸ばしていったり、28MHz
くらいになると完全に伸ばしたり、さらに2本のCPを広げたりするとSWRが
落ちやすくなりました。全体として(ローバンドほど)SWRは1.1以下になりました。
ハイバンドはやや上がって、SWR=1.4以下くらいでした。
これはこれで自分なりに納得(?)しながら調整しましたが、ローバンドのほうがCPを
コンパクトにまとめることのほうがSWRが下がることに一定の疑問を持っていました。
以上のような調整をしていく中でMP-1の調整のコツ(ポイント)として分かったことは、
(1) SWRのボトムポイントは、あくまでもエレメントの長さやコイルの位置でおおよそ決まる
(2) SWRのボトムの値(SWRが1.5とか2とか)は、CPの長さや広げ方に依存する
ということでした。とは言いつつもCPの長さや広げ方を変えるとSWRのボトム周波数が
ずれるので、エレメント(またはコイル)を調整することになりましたが・・・。
ちなみに今回の調整では、28MHzは調整用コイルが不要になり、下段エレメントと
トップエレメント(ロッドアンテナ)を直結することになりました。(恐らくほとんどの方が
そうなると思います。)
↑ 自作のボルトアダプターで下段エレメントとロッドアンテナを繋いでいます。
これでばっちりだ~!あとは移動する場所(現地)に行って、その地面の状況で
CPとコイルをちょこっと調整すればすぐにON THE AIRできるぞ~!という自信が
できましたが、それを覆すようなことが起きるとはその時は思いもしませんでした~!
<SWRを下げれば飛ぶわけではないぞ!ということなんですね・・・。>
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