昨日くらいに、注文していた面白アンテナが中国から到着・・・。
何かと言うと、超小型の同調形ループアンテナです。

  ↓ この2種類、4個
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 ↑ こちらをAタイプとします。
   赤いほうが中波帯用(A-1とします)
   青いほうが短波帯用(A-2とします)
 (青いほうのBNCコネクタは私が取り付けたものです。同梱品ではありません。)

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  ↑ こちらをBタイプとします。
  右側が 75MHz~240MHz帯用(B-1とします)
  左側が 310MHz~490MHz帯用(B-2とします)

全てのループは、大きさが手のひらよりも小さいものです。これで受信できるのか・・・?

まずは、作りのしっかりしたVHF帯用のBタイプからテスト。
IC-R6やVX-8Dに取り付けて受信開始。
B-1を取り付けてFM放送をワッチすると、何も聴こえない・・・、黒いダイアルを回すと~、
わ~、かなりクリティカルな同調が必要です!でもしっかりと同調できます。
ほんとピンポイント。FMバンドはバッチリとカバーできています。
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  ↑ 当地ではそれほどよく入らないTOKYO-FMがまずまずです。
感度は・・・、意外にまずまずで、アマチュア無線用の長いヘリカルアンテナ(DIAMOND製
SRH999)よりも感度は良く、長いV/UHF用ロッドアンテナテナ(COMET製 SMA-W100RX2)
と同等以上でした。大きさが小さい割に高感度!かな?という感じ。
もちろんループアンテナなので指向性があり、少々向きを変えてあげる必要がありました。

同様に、120MHz付近のエアーバンドも聴いてみましたが、SMA-W100RX2と同等の感度、
という感じでした。

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  ↑ エアーバンド感度の良くないVX-8Dにロッドアンテナを
   感度抜群のIC-R6にループを接続。結構入りますね!十分です。

ということで、Bタイプのループは良い性能です。
B-2タイプもアマチュアバンドの430MHz帯を聴きましたが、大きさが小さい割には
まずまず受信できました。長めのヘリカルアンテナと同じ感じ、という感度でした。
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ただし、こちらのB-2の欠点?は、バリコンがグルグル回ってしまうタイプなので、
同調点が探しにくい点です。ま、半固定バリコンを使っているので仕方ないですね。

以上、Bタイプのループは結構遊べそうです。小型なのでさりげなく受信できますし。
チューニングは面倒くさいですが、それが楽しいですから。
次のブログでAタイプをテストします。(こちらは問題ありなので・・・)