ラヂオな屋根裏部屋~ラヂオと無線と山と自転車と

アマチュア無線局:JN1NCB(山頂移動などHF~430MHzまで運用中) ライセンスフリー無線局:グンマMO919(デジ簡とデジコミ、特小のみです) BCL、ラジオ局、受信機関係のブログです。 ぜひご覧ください。 YouTube動画とは連動していません・・・。

アマチュア無線(JN1NCB)、BCL(短波放送などを聴く趣味)、 自作(電子工作、アンテナ工作)、山歩き、 フリーライセンス無線(グンマMO919)、自転車(ポタリング)、 などを楽しんでいるブログです。

2021年11月

今日は、またまた山歩き。
以前から一度登りたいと思っていた「浅間隠山(あさまかくしやま):1757m、
JA/GM-024」を歩いた。
久しぶりに二度上峠を車で走って登山口近く(距離は50mくらい)の駐車スペースに
車を停める。(登山口のすぐ脇にも駐車スペースがあるが、そこに停めるのは
どうかな・・・?という感じ。)
すでに車が7~8台停まっていたので山頂はやばいかな?と不安になった。
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↑ 登山口

登り始めてすぐは岩場があり、一瞬「あれ?大丈夫?」という感じがしたが、
踏み跡はしっかりしていて危険は感じない。
すると比較的登りやすいなだらかな登山道が続き、「超楽ちんじゃん!」という
気分になったが、これは始めの2/3の行程までで残りの1/3はやや荒れ気味の急登に
なってどっと疲れた・・・。
(山頂までの行程は、約1時間10分ほどだった。登山口の看板では90分とあったので、
 覚悟はしていたが何とかなった。)

また、登山口から山頂までの行程では、携帯電波の圏外で外部への発信ができず、
移動情報などを知り合いやSOTA WATCHなどに伝えられずに困った・・・。
アンテナ立ててよ~。

何とか山頂に達し、絶景が見られるかなぁ、と思ったがお天気は良くなく、雲が多めで
日差しがなく
展望の色合いがいまいちだった。残念だなぁ。
  ↓ 山頂の山名板
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  ↓ 山頂は広め
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  ↓ 浅間山は雲で隠れている。浅間隠山は中之条地区から浅間を隠しているのかな?
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山頂の隅っこのほうへお店を広げてアンテナを立てるが、風が時々強めに吹いて
まっすぐ立たない感じ。(途中でステーを張るが、イマイチしっかり安定しない。)
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  ↑ スカイドアは斜め!ステーを張っても安定しない。

50メガSSBで運用開始。すぐにコールが来てパイル気味。うれしい限り。でもアンテナが
斜めになって手で押さえながらの運用はきつい。何度か交信をストップしてアンテナ対策
をする・・・。
(知り合いからは、声はちょっと聴こえたけど、でも聴こえない、というメールが届いた。
 すみません、アンテナを立て直しておりました・・・。)

50メガSSBのコールも一旦収まったので、430FMによるスケジュール(?)交信のために
430をワッチ。神奈川からの電波がギリギリ聴こえていたのでしばらくしてコール。
何とか交信成立で一安心、任務完了・・・。
(BCLロールコール、というものでした。)
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  ↑ 430用2エレプリンテナ。これを東に向けたら神奈川が強く入る。不思議~!

今回は気温も低め、風も少しあって無線の運用はややきつかったが、まだ季節と
しては随分と楽な条件だったと感じた。
12月に入ってしまうと長野寄りの高い山は難しくなるので、早めに登っておいて
よかったかも。(山頂付近は霜柱がいっぱい!融けてグジュグジュ!)

展望は非常によかったが曇っていたので美しさに欠けた風景だった。
晴れていれば最高の景色だっただろうに。
山頂の眼下に榛名山系が見えたのには少し驚いた。真横に見えると思っていたが、
下に見えるとは・・・!(榛名よりも高い山なので当然かな?)
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  ↑ 真ん中左側が榛名山系(のはず)。右上は赤城山系。
50メガSSBで20局以上交信できて満足。次はどこに行こうかな?と思うが、
さすがに疲れたのでちょっと考えよう~。

下山しながら行程の長さを感じ、よくもまぁここを登ってきたなぁ、と我ながら
感心したりして。(大した距離ではないが、体力がないのでそう感じてしまった。)

二度上峠を車で走ったのは久しぶり(10年ぶり?)だったなぁ。
やはりくねくね道は面白いけど疲れるなぁ。と言いつつ、FRのマニュアル車で
キュンキュン走ってみたい・・・!なんて若者のようなことを言ってみたりして。
(昔あった「都会もの、二度上峠をなめるなよ」の看板はなくなっていた。)

今週末も山の上に行きました。
榛名山系の鬢櫛山(びんぐしやま) 1350m です。
先週の烏帽子ケ岳(1363m)の西隣にある山ですが、全く形は異なります。
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右が烏帽子ケ岳、左が鬢櫛山です。

紅葉がきれいな榛名湖畔に到着し、榛名湖を眺めますと・・・、
湖から湯気が立ち上ってとてもきれいです。幻想的~!
気嵐(けあらし)って言い方でいいのかな?海から立ち上る湯気は「けあらし」だけど。
(蒸気霧、っていうみたい)
途中の見晴らしの良い場所で榛名湖をパチリ。
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さて、車を進めて路肩に駐車して登る準備をします。
登山届け(コンパス)やら知人への運用サービス連絡やら持ち物チェックやら忙しい…。

朝8時前の登山開始ですが、登山口は烏帽子が岳と同じ場所です。
お天気はベリーファイン。絶好の山歩き日和です。(今シーズン初めての
良いお天気。うれしいなぁ。)
すでに見知った登山道を歩き、烏帽子ケ岳と鬢櫛山に分かれる鞍部に到着。
ここを右に行けば烏帽子が岳、左に行けば鬢櫛山です。

左へ進むなだらかな歩きやすい道を進み、やがて急登が始まります。(それほどではないけど)
さほど広くない踏み跡をたどりつつ、ひたすら歩きますがすぐに息が上がります。
体力がないなぁ、と感じつつも、何とか尾根道にたどり着いて山頂を目指します。
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多少両脇が切れた尾根道がありますが、気を付けながら登れば山頂です。
30~40分ほどでした。
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展望は良くないですね。林の中です。冬になるので葉っぱが少なくて山々が見えますが。
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山頂は狭くはないですが、運用場所を考えます。登山客に邪魔にならないように。
少しだけ脇に場所を決めてお店を広げます。
立木が邪魔でSKYDOORが上げ切れません。仕方ないか・・・。
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早速50メガをワッチし、そこそこ移動局が出ていることを確認。
知り合いも近くの(隣の)山にいるらしいし・・・。
周波数を確保し、SOTA-WATCHにポストします。
すぐにローカルさんがコールしてくださり、交信開始。(SOTA-WATCHの威力はすごい)
結構次々呼ばれてうれしいことです。
山と無線のメンバーからもコールされました。感謝~!
そんな中、出身高校の先輩から偶然呼ばれ、懐かしい話になってしまいました。
サービスそっちのけでしゃべっちゃいました~!(高校のアマチュア無線部の先輩。
初めての交信かも!?)SNS全盛のこの時代で、懐かしい方にアマチュア無線を
通して会えるとは! やはりこの趣味は素晴らしいと感じました。

1時間半ほどQSOが続き、途切れたところでSSBからCWにスイッチ。
ちょこちょこ呼ばれてうれしい~気分。
正直、登山客が周りに溢れていて、声を出せる状況ではなかったことが本音。
(イヤホンして、うつむき加減にCWを聴き取り、パドルでカチカチやっている
おじさんを傍から見るとかなり怪しい人に見えていたようです…。)

そろそろQRTしようかな、と思い、別の山から出ている知人をコール。
その後、隣の山に移動している仲間ともQSO成立し、今日は十分です。

お昼前になり、撤収となりました。寝不足もあって疲れが出てきたので
気を付けながら下山です。あっという間に榛名湖畔まで歩けました。

紅葉がきれいなので見物客がたくさんです。かなりの人出でした。
(いい写真が撮れなかった。車がいっぱいだったので。)

次はどこの山にしようかな?ちょっと疲れがたまってきたし・・・。

コールいただいた各局、ありがとうございました。

10月31日日曜日に、群馬県の榛名山系にある「烏帽子ケ岳(1363m)」に移動運用で
出掛けてきました。
この山は、吾妻郡東吾妻町にあり、SOTAの番号は、JA/GM-039になります。

山と無線、というグループの一斉移動イベント(30日と31日の2日間)でしたが、生憎の雨模様
で多くの参加者が短い運用になってしまったり、移動自体を
中止したりで残念なイベントに
なってしまいました・・・。
30日土曜日はいいお天気だったので、そこそこ盛り上がったようですが、31日は…(涙。
私は早めに行動して、7時半前に登山道から登り始めました。
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予定よりも十分早い時間(8時過ぎ)には山頂に到着。
山頂へ至る残り少しの部分は荒れていて危ない、という情報がありましたが、
それほどのことはなく安心しました。
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この個所の前後と左側の登山道は、やや狭くて荒れていましたが・・・
で、山頂に到着。
山頂は林の中で、かつ笹に覆われて運用場所としてはイマイチ・・・。
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運用場所の選定に悩みつつ、南側にあるはずの岩場に向かいます。
すると・・・展望の素晴らしい岩場(というほどではないけど)が私を迎えて
くれました。
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でもここも広くはなく、アンテナ設置ははばかられたのでしばらくうろうろしつつ
悩みました。仕方ないので少しだけ隅っこのほうに何とかSKYDOORと無線機を設置。
登ってきた大学生(?)たちと談笑しながらワッチ開始。
8時半過ぎから50メガの運用開始でした。
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予めSOTA-WATCHにポストしておいたら、ローカル局に先回りされていて驚いて
しまいましたよー。(周波数チェックの前に、「いるの~?」と声を掛けられた!)
目の前の榛名富士を見ながら、雨が降らないことを祈りながら、の運用でしたが、
かなり呼ばれてパイルアップになりました。(うれしい悲鳴~)
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2時間ほどで36局とQSO。途切れた頃から(その前にも2度ほど…)雨がポツリポツリ
となり、そんな中でも144メガでCWを運用となりました。
本当はSSBで運用したかったんですが、
後から後から登山客が大勢やって来て、
とても声を出せる状態ではなくなりました。(残念~)
そうこうしているうちに雨が少し多めに降ってきたので撤収、下山となりました。
天気が悪く、やや寒かった気候でしたが充分に山頂移動運用を楽しめました。

烏帽子ケ岳の登山道は途中で鬢櫛山(びんぐしやま)との分かれ道(鞍部)があります。
下山の際に少し鬢櫛山のほうへも歩いてみました。
急登になる前までは、歩きやすい広めの登山道で気持ちがいい~。
次はこの山に来ようかなぁ~と思いました。

鬢櫛山方面から元の道に戻ってきて麓へ向かいます。
下山中に「カモシカ」ちゃんに出会えたことはご褒美をもらった気分でした。
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  ↑ どこにいるかわかるかな?
また榛名山系のどこかに行きたいなぁ、と思っております。
(早めに行かないと去年みたいに雪に降られちゃうからね。)
鬢櫛山、幡矢ケ岳(ルートが難しいかも)、天目山、氷室山、そしてもう一度 
榛名富士。

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