ラヂオな屋根裏部屋~ラヂオと無線と山と自転車と

アマチュア無線局:JN1NCB(山頂移動などHF~430MHzまで運用中) ライセンスフリー無線局:グンマMO919(デジ簡とデジコミ、特小のみです) BCL、ラジオ局、受信機関係のブログです。 ぜひご覧ください。 YouTube動画とは連動していません・・・。

アマチュア無線(JN1NCB)、BCL(短波放送などを聴く趣味)、 自作(電子工作、アンテナ工作)、山歩き、 フリーライセンス無線(グンマMO919)、自転車(ポタリング)、 などを楽しんでいるブログです。

2017年12月

前に記事にも書きましたが、1か月前くらいに、周波数カウンターを製作しました。

Ama〇onで販売している50MHzまで測定できるものですが、良い点はオフセットを設定できることです。

ただ単に周波数をカウントするならば、すでに持っているMIZUHOのDX-555(めちゃ昔の商品!)でも
いいのですが、シングルスーパー受信機の周波数を直読するには、どうしても局発の455kHzの分を引き算
する必要があって、この機能が必要です。
昔はこの機能をデジタルICを使って減算していましたが、うまいこと設計できなかったので、
既製品を買っちゃいました…。

で、まずはカウンター自体を製作。
アルミケースに入れて配線を作りこむだけ。でも窓の部分などをきれいにしたり、透明のカバーを
つけたりと、意外に面倒くさかったです。
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 ↑ これがカウンターの部分です。カウンターユニットをGNDから浮かす必要があったので、
   アクリルネジを使って絶縁しています。
   電源は…、面倒くさかったので、006Pの9Vを内蔵させています。使い過ぎないようにしないと…。

予め、このカウンターのオフセット周波数を -455kHz にセットしておきます。
(最終的に、不安定さを盛り込むために、 -456KkHz に設定しました。)

さて、次が問題です。
JR-60から周波数の信号を取り出すこと!

いくつかのネットの記事を参考にして、局発回路を探り当てます。
すぐに場所を特定できたので、単純に 100pFのセラコンを介してカウンターに接続しました。
イメージ 2
 ↑ こんな感じ。しかし!

ところが、周波数は正しく表示されますが、肝心の受信機のスケールがかなりずれてしまいました。
中波帯で数100kHzほどずれました。これではだめです。局発に影響を与えてしまいました。

仕方ないので、どの辺のコンデンサ容量が良いかを探りましたが、10pF程度がいいみたい。
でも大きな容量を信号系につなぐとよくないようでしたので、ワイヤーを信号線に絡ませて容量結合に
してみました。
イメージ 3
 ↑ こんな感じ。絡める場所や回数(巻き数)を調整しながら、妥協点を探りました。

イメージ 4
 ↑ 何とかまとめてみた外観がこんな感じです。

結果として、真空管受信機:JR-60が 1kHz直読の新鋭機(!?)に変わりました。
TRIO R-1000並みかな?(笑)
イメージ 5
 ↑ シャック内に置いて使っている状態。素敵です…!

しかし、局発からの信号が安定せず、かつ今一つ弱いために、中波帯の低い周波数がうまく表示
できなかったり、不安定になったり、完全ではありません。
やはりFET1石くらいのバッファAMPが必要かもしれませんね。検討してみるかな…。

ということで、いろいろ遊んだことの一つでした。楽しかったけど疲れました。

あとは、JR-60の受信部を調整してみたいなぁ。

10月下旬から12月中旬(今日まで)いろんなことがありまして(起こりまして)、もうバタバタと
動き回っていました。
仕事も忙しくて余裕もなくて・・・。ブログを書く余裕もなくて。

でもこういうバタバタのときに、なぜだか別のやる気スイッチが入って、自分の身の回りをきちんと
片づけたくなってしまったりして・・・。
そういうことってありますよね?
試験前などの勉強中に、急に机の上や部屋を片付けたくなったりする、というのはあるある、ですね。
そんな感じでしょうか・・・。

ということで、10月下旬からいろいろ始めちゃいました、片付けを・・・。

ブログを書く余裕が出てきましたので、やったことを順番に書いていくとします。

まずは、BCL関連で。
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 ひとまず、整理したBCLシャック。実はまだやることが残っているのですが…。

私の狭いシャック(2畳ないくらいの狭さ)には、アマチュア無線とBCLのエリアが同居しています。
BCL用のメイン受信機は、JRCのNRD-515とTRIOのJR-60です。
どちらも古い受信機(通信機)ですが、ほどほどの性能で、JR-60は真空管式通信機ですが音がいい!
感度もいいので、こちらを使ってしまいます。欠点は真空管式ゆえの安定度の悪さだけですかね‥。
NRD-515は1980年代当時の高性能機ですが、時代の流れには勝てず、アマチュア機のセネカバのほうが
はるかに高性能です…。

アンテナはいろいろあって、ほとんどがループ系です。
*影山氏設計の同調型アクティヴLOOPのLOOP7:屋根裏に建ててあります。写真無し
 以前からありますが、張り方を変えてみて、不具合も直し、調整もやり直しました。GOOD!です。
*同上の非同調型広帯域アクティヴLOOPのLOOP10:屋根裏に建ててあります。写真無し
 これも以前からありますが、不具合を直し、調整し直しました。良くなりました。
*BCL界のNDXCの方(?)が設計し、ローカルさんが改良を加えた同調型アクティヴLOOPのRNRLOOP
 (私が付けた名前です。(^^♪)、:隣の部屋の窓際に建ててあります。場所を変えました。
*同じくローカルさんが設計した同調型パッシヴLOOPのなんちゃってLOOP
 :シャック内に吊るしています。場所を変えました。
*3D無線クラブが設計した中波用パッシヴLOOP(短波でも使えています。f^_^;)
 :隣の部屋の窓付近に建ててあります。新たに作りました。また別の記事に書きます。
*同じく3D無線クラブの商品 広帯域トランス型ワイヤーアンテナ(これだけはワイヤー系)
 :隣の部屋の窓付近に張ってあります。張り替えました。
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 ↑ RNRLOOPです。

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 ↑ なんちゃってLOOP

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 ↑ 中波用パッシヴLOOP、指向性を活かすために100円ショップの回転テーブルに乗せています。

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 ↑ 広帯域ワイヤーのトランス部分

全部で6系統あります。全部自作です。
もう一個、市販品である303WA-2もありますが、現在は使っていません。もったいない…。

たくさんあって意味ないじゃん!と言われそうですが、それぞれ一長一短あって切り替えると面白いです。

これだけアンテナがあるので、切り替え機が必要ですね。これらも自作しました。
*6系統切り替え機(空きポートあり)がNRD-515につながっています。
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*3系統切り替え機がJR-60につながっています。
上記のアンテナのうち、LOOP7、RNRLOOP、なんちゃってLOOP、アマチュア無線用DPがNRD-515に、
LOOP10、中波用LOOP、広帯域ワイヤーがJR-60につながっています。

忙しさゆえに、逆に夜間帯はじっくりとBCLを楽しむようになってしまい、31mb(9MHz帯)、25mb(11MHz帯)
を中心にワッチしております。
BCLの掲示板にも投稿したりして、ほんわかしています。
ま、ほどほどに楽しんでいます。夢中になったり、飽きてしまったり、のんびりやったり…。

写真にも写っていますが、JR-60に周波数カウンターもつないで直読できるようにしています。
これについては、この後で記事に書きます。

という感じで、短期間でいろいろやりました。充実しましたが、やり過ぎて疲れました…。

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