ラヂオな屋根裏部屋~ラヂオと無線と山と自転車と

アマチュア無線局:JN1NCB(山頂移動などHF~430MHzまで運用中) ライセンスフリー無線局:グンマMO919(デジ簡とデジコミ、特小のみです) BCL、ラジオ局、受信機関係のブログです。 ぜひご覧ください。 YouTube動画とは連動していません・・・。

アマチュア無線(JN1NCB)、BCL(短波放送などを聴く趣味)、 自作(電子工作、アンテナ工作)、山歩き、 フリーライセンス無線(グンマMO919)、自転車(ポタリング)、 などを楽しんでいるブログです。

2017年06月

今までは、50メガで電波を出す際には「IC-703」を使っていましたが、703をHF移動運用の
無線機として使ってあげようと思い、50メガ専用の無線機としてとして、
名機:TR-9300」を復活させました。
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 ↑ シャックに設置しました。整理できていないシャックですが…。いい感じです。

以前のブログにも書きましたが、故障していた9300をケンウッドに修理していただき、元気になって
帰ってきてくれたので、何かで使ってあげたいと思っていました。

9300は、私が50メガでバリバリ移動運用していた90年台の良き相棒だったのですが、
数年前に突然壊れてしまいました。

しばらく箱にしまい込んでいましたが、決心して修理に出しました。
ケンウッドのご厚意で、何とか直していただいたのです。(部品もなかったようですが、あちこち
探して修理してくださったみたいです。\(^o^)/ )

9300はかなり古い機械です。したがって、さすがに操作性は悪く、様々な混信除去機能もありません。

でも耳もよく、セットノイズも少ないです。音質もいい感じです。

QRPも基本的にはできません。10W機です。CWのみ(FMも?)1Wに切り替えられますが、
7mHのV-DPではさすがに1Wは辛い…。 (AMは3Wです。そのままでQRPです。)

音はいいですなぁ。スピーカー(KENWOOD)との相性もいいみたいだし。

これからの季節、こいつと一緒に50メガを楽しみたいです。
どんな働きをしてくれるかなぁ…。
とは言いつつ、あまりEスポ交信は積極的にはやらないいんですが…。
若かりし頃を懐かしみながら、固定で使ってあげるとします。昔を思い出すなぁ~。

自作の記事を時々書いていますが、半田付けは好きだし、得意なんですけど、
・・・実はアルミケースの加工が苦手・・・なんです。

穴を開けるだけならばドリルで ウイ~~ン、とやればいいんですが、その穴をもっと大きくしたり、
形を変えたりするために、リーマでグリグリやったり、やすりでガリガリ削るのが面倒くさくて、
手が疲れてしまって、嫌なんです。

また、四角い穴(窓)を開けるのは、さらに嫌で、いつもたくさんの丸い穴を開けてニッパーなどで
穴をつないでからやすりできれいな四角に仕上げる・・・、といったことをやっていました。

そんなところに、やつがやって来ました~!

ハンドニブラー」です。

当然、高校生の頃から存在は知っていましたけど、高そうだし、どうやって使うのかなぁ~、
なんて感じで、全く使用していませんでした。

でもローカルさんに「便利だよ~」って教わって、少し前に購入しました。
2kちょっとで買えましたけど、かっこいいです。
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 ↑ これ。二ブリングカッター、という名前みたい。

これを使ったら、まぁ~~簡単簡単! 四角い窓があれよあれよ、と、できちゃいました。
先ほど作ったコンバーターのデジタル電圧計の四角い窓もこれで作りました。

こんなに便利だったらもっと早く導入すればよかった~!と後悔しています。
これでアルミケース加工が楽になりますね。・・・でもまだ好きではないですが・・・。

今度は、「シャーシパンチ」も買ってみようかな。大きな丸い穴が簡単に開けられそうだから。
売っているかなぁ~?

今日は天気が荒れるという予報だったので、お出かけせずに朝から自作をば…。

かなり以前にA……onで買っておいた「12V→13.8Vコンバーター」の10Aユニット
アルミケースに入れて、ヒューズ、デジタル電圧計(これもA…onで同時購入)、端子などを取り付けて
まとめました。

のんびりしたり、ラジオを聴いたり、ネットを見たり…、いろんなことやりながら製作したので、
夕方になってやっと終わりました…(不器用な奴なので…)。

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 ↑ 外観を…。
外観はいいですが、中身は正直言って問題ありで、元エレキ技術屋の自分としても、突っ込みどころ
満載です。
真面目に10A流したらマズイかもね?という箇所があったりして…。

まずは5Aくらいで使ってみるかな?(ん?流せるリグあるの?)

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 ↑ 動作チェック中です。

動作には問題なく、先日ブログに書いたシールドバッテリーにつないで、出力させてもきちんと
13.8Vが出ています。(シールドバッテリーが13.0ほど出ているので、変換効率はいいように見えます。)

写真を見ると、「あれ?出力が13.0Vしか出てないじゃん!」と思われそうですが、自作装置のデジタル
電圧計は、電源になるバッテリーの電圧を測っています。
出力電圧は、そもそも13.8V近辺になるのはわかっているし、使用するリグに表示されるので敢えて
監視する必要はありません。(テスターの表示が出力電圧です。)

それよりも基になるバッテリーの電圧を注意して監視していないとお釈迦になるからです。
11.0Vを下回らないように常に監視できますし、バッテリーがつながっている表示にもなりますしね。
(デジタル表示用の消費電流がもったいないのですが・・・)

このコンバーターのすぐそば(かなりの近傍)にアンテナを立てたりすると、ノイズを受けます。
これは大抵のスイッチング電源に生じるノイズですので仕方ありませんが、数m以上離れていれば
問題はないと思います。

実際にもう一つ別の5A仕様のコンバーターでも近傍の強烈なノイズがありましたが、数m以上離れた
7メガV-DPと7メガ帯にはノイズはありませんでした。
次回、50メガなどでも調査してみますが・・・。(結果が悪ければ別途検討が必要ですね。)

いろいろ勉強になりますね~。

今日は山(榛名山系)に登ろうと準備していましたが、どうも山方面の天候が安定していないようだった
ので、安全を見て取りやめました。(コンパスで登山届まで出したんですが、取り下げしました…。)

平日でしたが車が空いていたので、車を使って近隣の公園まで移動運用の練習(部活!)に行って
来ました~。

群馬県甘楽郡甘楽町(JCG:16004A)にある「甘楽総合公園」に行きました。
公園アワードの番号は「PK24」です。(北駐車場で運用しました。)

いつものように7メガのV-DPを使って、7メガCWでのんびりやって14局ほどと交信。
CQ出しては休み、ラジオ聴いたり、景色を見たり、またCQ出したり、・・・。
コンディションは悪いです。飛ばず、聴こえずでした。

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 ↑ 最近使っているいつものスタイルです。

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 ↑ ハッチバックを開けて、後ろで運用です。

新しくしたシールドバッテリーを使って、これに12V→13.8Vコンバーター(5A用)をつないで、
FT-817NDに供給しました。電圧もそこそこ安定して使えました。
シールドバッテリー(SG-1000に入れた7.2Ah)もまだまだ容量が余っていました。
5W運用でしたので、2Aピークで消費したと思いますが、1時間半ほどの送受信では、消耗は少なかった
ですね。

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 ↑ 最初は固定でも使っているベンチャーでしたが、途中でGHDのミニパドルにしました。
   結構いい感じでしたので、今後はこれを使いたいです。

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 ↑ 昼飯は、山用に用意しておいた非常食のご飯でした。結構おいしいですよ。期限切れ品ですが…。

無線の後は、公園内を散策し、「楽山園」を歩きました。
とても綺麗で良いところでした。織田宗家が眠る小幡町は由緒正しい場所です。
またかみさんと来たい場所です…。

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 ↑ これは運用場所のすぐ下にある芝生広場です。

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 ↑ 楽山園という織田宗家の庭園です。

アマチュア無線などに使う電源として、「シールドバッテリー(鉛蓄電池)」がありますが、
今まで使ってきたバッテリーがかなりヘタってきたようなので買い換えることにしました。

比較的安価に買える「LONG(台湾製)」のバッテリーを選びました。(秋月電子通商で買いました。)
本当ならば「GSユアサ」の日本メーカーのものを選びたかったんですが、値段が高いことと、
結局、台湾製なのかな?ということで、こちらを選びました。
(古いバッテリーは、700~1000円くらいでリサイクルしてくれる業者があります。ネットで
 検索すると送り状を送ってくれて、佐川急便さんに渡してOK、というプログラムがあります。)

一つは、7.2Ahの普通のタイプ。
もう一つは、20Ahのディープサイクルタイプです。

7.2Ahのものは、「WP7.2-12」で、昔から使っていた「Meltec(大自工業)製:SG-1000」の
中身だけを交換するために買いました。
オリジナルは、8Ahのバッテリーが入っていたと思いますが、それがダメになってからは7.2Ahのもの
を入れ替えています。
全く同じ大きさで 9Ah のもの(WP-1236W)が出ていますが、端子の幅が違うので敢えてやめました。
同じ大きさに無理やり(?)容量を大きくしている感じなので、敬遠しました。
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 ↑ バッテリーの外観

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 ↑ SG-1000の中に入れたところ

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 ↑ SG-1000の外観(載せるまでもないでしょうが…)

一方、20Ahのものは、「WP20-12IE」で、今回初めて買いましたが、LONG製のシールドバッテリー
の中で、「E」が付くものは、いわゆる「ディープサイクルバッテリー」に属するらしく、
充放電が深い使い方をしても耐久性が高くなっています。
無線機などの使用には適しているので、これを選びました。
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もっと容量が欲しい方は、「U1-36NE」や「WP50-12NE」を選ぶとよいかと思います。

このバッテリーに、12V→13.8Vコンバーターをつないで、FT-817やIC-703を運用しようと思います。
13.8Vを供給すれば、フルパワー出せますしね。

当然、山頂などにこれらの重たいシールドバッテリーを担いでいくことはないのですが・・・。
車などの移動で使いたいと思います。

さて、以前のブログにも書いたような記憶がありますが、鉛蓄電池を使う際に、「xxAh」という
容量で選びますが、この数値をうのみにしてしまうと、思いのほか消耗が早いと感じることが
あると思います。(例:5Ahだから、2.5Aを流したら、2時間運用できるな…、という考え方。)

一般的に鉛蓄電池の「xxAh」は20時間率というもので、20時間かけて終止電圧になるまで、
一定の(少ない)電流を流して試験をした場合の容量なので、高負荷な使い方ではない場合が
ほとんどです。

簡単に言えば、5時間率あたりを参考にし、大きめの電流を流した場合の数値を見たほうが
良いと思います。(容量が下がります。)

また、バッテリーの「xx時間率」は、終止電圧になるまでの試験結果であり、終止電圧まで
バッテリーを使ってしまうとバッテリーはお釈迦になるので、その十分手前でやめておかないと
アウトです。(一般的に終止電圧は、10.5V程度です。実使用時は、11Vを絶対に下回らないように
使わないとダメです。できれば11.5Vくらいで終わりにするくらいがちょうどよい。)

FT-817などを2.5W出力で使う場合、送信時は1A程度消費して、受信時も300mA~500mA程度消費する
ので、送信:受信が1:1としても 平均で700~800mA程度なので、この数値を使ってバッテリーの
「xx時間率」の電流値をチェックして、どれくらい使えるか考えるといいですね。

もちろん、SSBで運用するのか、CWか、FMか、でも違います。SSBならばもう少し平均電流は
下がりますね。ただし、平均電流を真面目に計算しても、状況で変わるので、参考程度にしか
ならないと思います。
なんだかんだで、送信時の最大電流で考えておいたほうが、バッテリーの消耗には適切な
ような気がします。(バッテリーは大きな負荷に弱いから)

総括すると、無線機の送信時の最大電流値(数値)を見て、それに該当するバッテリーの
「xx時間率」の電流値を比較して(できればグラフを見て)、その電流を流したらどのくらい
使えるかを考え、それよりもやや短い時間が運用時間だと考えればよいと思います。

例: WP7.2-12の場合、

  20時間率  0.36A(終止電圧 10.5V) で 7.2Ah
  10時間率  0.72A(終止電圧 10.5V) で 6.84Ah
   5時間率   1.22A(終止電圧 10.2V) で 6.12Ah

 ということで、1Aの負荷を与えるならば、グラフをよく見て、
 11V以下にならないように、1Aの電流値くらいで考えると

  約5時間 だな、とわかります。(5時間率がちょうど合ってくる感じ・・・)

(単純計算では、1A消費して、7.2Ahだから、7時間もつな、となってしまう・・・)

鉛蓄電池は、使い終わったらすぐに充電しましょう。消耗した状態で何時間も放置してしまうと
寿命が急激に短くなります。
帰りの車の中で充電しながら帰るくらいがいいかもしれませんね。

夜勤明けの日曜日、疲れを取ってお昼も食べて、用事も済ませてから、
「さて、天気もいいし、移動運用の練習でもするかな?」
ということで、近くにある公園の駐車場まで出掛けてきました。

高崎市にある「観音山公園(旧カッパピア)」です。

公園アワードで、公園番号6番になっている公園です。(PK6)

まだ公園の一部は造成中で、プールや広場などが今後出来上がるようですが、遊具や芝生広場など
があるので、週末は賑わっています。

アマチュア無線の運用は公園内や駐車場などから行う必要がありますが、大きなアンテナを上げて
迷惑をかけることはできませんので、少し上にある「第2駐車場」から運用を行いました。
(公園からは約250mほどしか離れていないので、規定から外れていません。)

駐車場はたいへん広いので、どこからでも運用できます。まぁまぁ見晴らしもいいみたい。

ささっとアンテナを上げて無線機をセットして運用しました。
イメージ 1
 ↑ 車で行ったので、タイヤベースに移動ポールで RD-V40 を上げました。
風が強いため、アンテナポールが振られて怖かったですが、短時間だけ楽しめました。

イメージ 2
 ↑ リグなどは後ろに置いて、簡単なシャックからON THE AIR でした。
   FT-817ND/5W、 CWにて。パドルはベンチャーでした。バッテリーは LiFePo 8400mAです。

7メガは相変わらず コンディションがとても悪く、聴こえない、飛ばない、でした。

でもまぁまぁ楽しめたかな。
当面、こういうリハビリHF移動運用を楽しみま~す。

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