ラヂオな屋根裏部屋~ラヂオと無線と山と自転車と

アマチュア無線局:JN1NCB(山頂移動などHF~430MHzまで運用中) ライセンスフリー無線局:グンマMO919(デジ簡とデジコミ、特小のみです) BCL、ラジオ局、受信機関係のブログです。 ぜひご覧ください。 YouTube動画とは連動していません・・・。

アマチュア無線(JN1NCB)、BCL(短波放送などを聴く趣味)、 自作(電子工作、アンテナ工作)、山歩き、 フリーライセンス無線(グンマMO919)、自転車(ポタリング)、 などを楽しんでいるブログです。

2009年08月

先日、引き出しから大昔に購入した430メガ用スイスクワッドのキットを掘り出し、本日(実際は昨日夕方から)
製作しました。部品など入れている引き出しにずぅ~~っと仕舞われていたので、作ってあげようと思ったのと、
少し邪魔だったので、外に出したかった、というのが理由です。

このキットは、ヤマワさんのキットで、まだ売っているようです。
以前、この会社のアストラルプレーンアンテナとバイコニカルアンテナを作ったことがありましたが、同時にこの
スイスクワッドも購入していました。(大昔のハムフェアで買ったような気もします。)

説明書をろくに読まずに始めたので少々失敗しかかりましたが、何とか完成しました。

イメージ 1
 ↑ こんな感じです。如何にも手作りっていう感じですよね。少し歪んでいるところが・・・・。

結構苦労しながら作りました。キットと言ってもエレメントを切ったり、鑢で削ったり、いろいろと手が掛かるキット
でした。半田付けも必要ですが、ステンレス半田用のペースト(やに)を使いながらの半田付けでした。

完成後に430メガのトランシーバーにつないで、他のアンテナと比較してみました。
結論は、サイドは切れるけれどゲインをあまり感じなかった、というところです。
もちろん、このアンテナはこのままでは水平偏波ですので、横に傾けないと垂直偏波になりません。

比較したアンテナは、1/2λノンラジアルホイップと自作(上述)のバイコニカルです。

弱い信号を探しながら、それをノンラジアルアンテナで受信し、別のアンテナに差し替えるようにしました。

最も結果が良かったのがバイコニカルでした。スイスクワッドとのゲイン差は2dBほどあるはず(?)ですが、
バイコニカルが安定しており良い感じで信号を受けていました。
スイスクワッドは、ノンラジアルより若干より信号が強いのですが、圧倒的な有意差を感じませんでした。なぜ?
しかし、さすがビームアンテナです。向きを変えるとしっかりとサイドが切れます。
59++の信号が55くらいまで落ちました。これはいいですね。

ということで、30分ほど遊びましたが、元々430メガは滅多に使わないバンドであるため、このアンテナもまず
滅多に使わないでしょう。ということでシャックの棚の奥に直行となってしまいました・・・とさ。チャンチャン。

少し前にRNR型LOOP(直列共振型)を完成させ、LOOP7の改修を行ったので、同一条件で比べて
みました。とは言っても、アンテナの設置場所が若干違うので、ノイズの面や電界強度の点で異なりますが。

それぞれのアンテナを共通の受信機(NRD-515)につなぎ、いろいろなバンドで受信レベルやノイズレベルを
比較しました。(今週ちょこちょこやってました・・・)

細かいことを書くほどまじめに比べなかったので簡単に書きますと、

ノイズの点では、明らかにLOOP7に軍配が上がりました。さすがに今まで悩まされていたノイズの面で、
かなり改善させたので、大幅にノイズ(というよりも飽和ノイズというか混変調というか)が下がっています。
これにより、LOOP7の最大の特徴である低ノイズが表現されています。
信号を受信してチューニングを取ると、スゥーと信号レベルが上がってSメーターが振れる感じです。
とてもうれしいです。

でもRNRLAも負けていません。さすがに直列共振型LOOPです。ノイズが低いですね。LOOP7よりも若干、
ノイズが多いだけです。そこそこ弱い信号でも拾ってくれます。かすかすの信号の場合はLOOP7の勝ちですが。

信号強度についてですが、ほとんど同じレベルでした。本来ならばLOOP7のほうが圧倒的に信号レベルが
高いはず(AMPが強力だから)ですが、今回、2SK439Eを2SK125-5に交換し、バイアス電圧を2.5Vまで
落としてしまったから、増幅度が下がるのは当たり前です。
RNRLAはスタンダードな2SK125によるGGアンプですから、ゲインは最大で12dBとなり、このレベルです。
それでも十分すぎるゲインで、少し強い局ならばS9++になってしまいます。それにRNRLAはループ部が
5C-FBケーブルなので、パイプ状になっており高利得なループ部になっています。

両方ともアンプ部のFETが2SK125なので、同じスペックですが、回路構成が違うためかLOOP7のほうが
ローバンドで若干信号レベルが大きかったようでした。

以上のような感じで、2つとも良い感じに、かつバランスの取れたアンテナに仕上がったので、当面はこれで
遊びたいと思います。
LOOP7はNRD-515につなぎ、RNRLAはJR-60につないでワッチします。

今日はついでに、なんちゃってLOOPのチューニング部を掘り出してきて3mちょいの同軸ループとICF-SW55
につなぎ、ワッチしました。60mバンドあたりから27メガ辺りまでチューニングが取れましたので、普通の
流し聴きには丁度良い感じです。(結構ゲインがあって驚きますよ)
もう少し容量の有るバリコンを変更して同調範囲を広げようかな、とも考えていますが次回の楽しみにしよう
かな。

日曜日はだらだらしながら過ごしてしまい、午後遅くなってからLOOP7のマッチングボックスをいじりました。

コイル(マッチングボックスの心臓部)を取り外し、コイルを巻きなおしながらも、5Tを4Tに減らし、若干の
感度落しを企てました。
何とかコイルも巻き、基板に取り付けて、NULL調整など行いましたがいい感じにNULLが出ました。

でもアンテナにつないで、マッチングを取ると、AMP部が飽和を起こしてしまいます。
(AMP部は前回の改修で、2SK439Eから2SK125-5に交換してありますので、感度的には下がっているはず
なのでですが・・・・。)

同調が取れる近辺でボボッという感じで飽和して発振しているようなピーキーな信号強度が出てきてしまい、
使い物になりません。

参ったなぁ・・・、という感じで様々な調整を何度も何度も繰り返しましたが、だめでした。
これはNULL調整とは関係ないことが段々わかってきました。
完全にAMP部が入力に対して飽和しています。基板のつくりが悪いのは自分でもそれなりにわかっているの
ですが、どこがどう悪いのか、いまさら全部を作り変えるわけにも行かず、悶々としていました。
(基板の作りが悪い、といっても、大幅なGND部の強化や配線の見直しなどは十分にやっているつもり
なんですが・・・。)

そこで、コントローラに取り付けてあるAMP部への電圧供給可変抵抗器(半固定)を変化させて、供給電圧を
変えながら、感度の上昇下降と飽和(発振)の有無をチェックしたところ、かなり電圧を下げてもAMPとしては
動作し、十分な感度が得られることがわかりました。この結果には正直驚きました。
また、AMP部へ供給する電圧をゼロにしてもNULL調整ができ、それなりにあの回路は機能することも
わかりました。(もちろん、FETは増幅器としては動作していない。受動素子として動いている。)

最終的に、供給電圧を2.5Vくらいにセットしてところで、感度、安定度、発振の点で満足した結果が得られた
ので、これでやめておきました。

チューニング時の異常なくらいの感度上昇と、フロアノイズの上がりすぎがなくなり、非常に安定し、静かに
なりました。それでいてなかなかの高感度です。

チューニングボックスを屋根裏に運び、ループ部(8D-2Vの外被を利用して作った銅パイプ状のループ部)と
接続し、撤収です(いや~屋根裏はサウナ状態でした!)。

NRD-515につないで聞いてみましたが、とくに感度が悪い感じはなく、普通の高感度アンテナですが、ノイズは
少なく感じます。問題は感じられませんでした。

夜遅くなって、RNRLA-300(RNR式ループ)+JR-60LOOP7+NRD-515で、3.2メガ帯(トロピカル
バンド)の南太平洋の局を聞き比べましたが、ほとんど同じ感度(信号強度)で低ノイズで入っています。
どちらかというとLOOP7のほうがノイズがやや少ないかな、という感じでした。

結局、かなりイレギュラーな形でLOOP7を仕上げてしまいましたが、自分としては意外に満足できる使い心地
のアンテナになりました。比重に素直な感度と低ノイズです。
これでRNRLA-300と合わせて、バランスの良いBCLが楽しめそうです。

先ほども、 6180kHzで R.National de Venezuelaらしき局を楽しんでおりました。(Amazoniaではないと
思う・・・・。IDをまじめに確認していません。)

なかなか思うようにBCLも出来ませんが、のんびりと楽しみます。秋の夜長も楽しみです。

そしてまた時間が出来たら、LOOP7のチューニングボックスも作り直してみます。影山さんの著書に付いていた
基板を使って。その代わりにもう一冊購入しなくちゃね。

ハムフェアネタの最後にアマチュア無線ネタです。(なんで最後なんや~、と言われそうですが)

私のアマチュア無線仲間がブースを開いているので、そこに向かいました。
QRPの里」というブースでして、QRP通信で遊んでいる素晴らしい人たちの集まりです。
(JARL QRPクラブはお隣さんでした。)

私が写っている写真も飾られており、じっくりと見てきました。
皆さんアクティブな方ばかりで、たくさんの運用写真がありました。

また、最近話題の「あゆ40」も展示や写真、実物などもあり、興味深かったです。
そういう私も、あゆ40のシャーシ付き部品キットをマルツパーツさんで購入したので、いずれ作るつもりです。
(でもいつもブームが去ってから製作するので、話題に遅れてしまっています・・・)

その他、うちのローカルさんでもあるWorld Wideさんで5.4mのグラスファイバロッドを2本買いました。
これでアンテナ作りの遊びがたくさん出来そうです。(2本まとめて少しお安くなっていました。)
10m版も欲しいのですが、持って帰るのは大きくて重いのでやめました。(もちろんお金もないし)

ラジオ少年さんで、2連のポリバリコンをを2つ買いました。直列にすると400pF以上が取れるので
便利です。チューナーなどに使えるので買ってしまいました。

3D無線クラブさんでQRP用(10Wまで)のバランキットを買いました。ネットで購入しようと思っていたので、
送料が浮いたので良かったです。(2つ買ったら、お値段をまけてくれました。)
3D無線クラブさんは役に立つ自作用の回路や商品をネット上にたくさん出しているので、便利です。

CQ出版社から出た新しい本「ハムのアンテナ製作集」も購入し、その中に原稿を書いている方に
こっそりサインをもらいました。得した気分です。記念になりました。

ハムフェア記念局の8J1Aとも現地でQSOできました。ずるい!と言われそうですが、こうでもしないと
群馬では8J1Aの信号が聴こえないのです・・・。
ピコ6持って行ってよかった!50メガでゲットできました。

そのほかにもあっちこっち見て回りましたが、移動用(50メガやHF)の軽量アンテナや釣竿を使ったループ
アンテナがたくさん出ており、大変興味深かったです。購入したいものも沢山ありましたが、手が出ません
でした。もちろん、持って帰ることが出来ないものがほとんでしたので・・・。

やはりハムフェアは年に一度の大きなイベントですね。たくさんの情報を仕入れることが出来ました。
KENWOODからも新しい無線機が出るそうです。あまり代わり映えしない感じでしたが・・・。(失礼!)
楽しい一日でした。  以上終わり!

はい、そういうことでハムフェアネタその3、BCLネタです。

今回はもちろんBCL関係でもブースを回って情報を得ようと思っておりましたが、意外にそんなになかったですねぇ。
例年ブースを出している「日本短波クラブ」さんのブースにも行きました。
ペルセウス(PCに接続して放送を受信できる超高性能なユニット)の実演がなされておりました。
これを使った講演会が3時半からあるとのこと。「えぇ、その時間にはもうここにはいないよぉ~」ということで
この講演会は聞けませんね・・・。残念。
日本短波クラブにも入会したいですが、会費が払えないので入会できずでした・・・。

AORさんのブースにも行き、ペルセウスと新型らしき受信機(AR-7030の後継機??)を見てきましたが、
新型受信機にはおじさんが張り付いていたので近付くことさえ出来ませんでした。
ペルセウスは本当に小さいですねぇ。もっと大きなものだと思っていたので、実物を見てビックラこきました。
手のひらに乗ってしまう大きさですからねぇ。こんな小さくて超高性能なので、そりゃお高いわけですね。
金欠病の私には全く手が出ません・・・。

その他にもBCL関係のブースに行きましたが、昔のBCLラジオを売っているだけだったりしたので、興味が
湧きませんでした。
ま、ハムフェアですからBCL関係は盛り上がらないのでしょうね。仕方なしですか。

もう昔のように顔を知ったBCL仲間がいるわけではないので、アイボールをするわけにもいかず、さら~っと
BCL関係は眺めただけに終わりました。

引き続き、ハムフェアネタです。
イメージ 1
 ↑ ま、おなじみのビッグサイトの建物です。 ガンダムフェスもやっていて賑やかでした。
   ガンダムフェスには若い人、ハムフェアにはおじさん連中が流れていきました・・・。

ハムフェアにどうしても行きたかった目的が「CB MANUAL」という冊子(実際は素晴らしい出来映え)を
受け取りに行くことでした。もちろん、私に様々な意味で元気や楽しみを与えてくれたライセンスフリー無線
に対して感謝の意味を込めて訪問したかったのです。

この冊子は、CB無線が非常にアクティブなイワテB73局ながおかHR420局が作成されたもので、
B73局が配布してくださっているものです。
ハムフェアでないと手に入らないと聴き、どうしても手に入れたくてハムフェアに行ってしまった、ということです。

現地に到着し、すぐにCBCL(ライセンスフリー無線のブース)に向かい、
「あの~、CB MANUALはありますか?」と尋ねましたが、
「いや~、まだ配布する人が来ていないもんで・・・。」との返事。
「あ~、そうですか~。あとでまた来ます~。」と答えて別のブースへと・・・・。

他のブースに立ち寄りながらも何度かCBCLブースへ足を運び、様子を伺いますがそれらしきものはありません。

だいぶ時間が経ってから、後輩と再び(3度、4度・・・)ブースへ行くと、
「あれっ?この方もしかしたらB73局では??」と思われる方を見つけたので(勘は当たりましたが)、
スタッフの方に
「あの~、CB MANUALはありますか~?」と尋ねると、テーブルの下から出してくださいました!
その後、B73局に挨拶し、CB MANUALを受け取ったことを報告して、ニッコニッコでその場を後にしました。
(B73局は私の1st EスポQSO局なので、アイボールできて感激でした。)

その後は後輩とあちこち遊びまわってしまったので、CBの板橋ロールコールのことをすっかり忘れてしまって
おりまして、気づいたころにCB無線機の電源を入れて1chを聞いたときには、「後の祭り状態」でした・・・。
ロールコールがまさに終わろうとしていまして、もういまさらチェックインできない段階でした・・! あ~大失敗!
何のためにCB無線機を持って行ったのか・・!
でもロールコールの感じだけは聴けたのでよしとするかな・・・。 残念でした・・・。

そんなこんなで3時になり、帰宅する時間が来たので会場を後にしましたが、CBCLのブースのリストにも名前
を残してきましたので、記録に残ると思います。3時半からCBCLブースで記念撮影があったようですが、時間
が合いませんでした・・・。

時間的に余裕があれば、会場近辺でCB無線機のロッドアンテナを伸ばして、湾岸エリア局とのQSOをしたかった
のですが、ちょっと無理でした。ハムフェアは2日間行かないと、全てを楽しめないかもしれませんね。
いや~、でも久しぶりのハムフェアで、ライセンスフリー関係も楽しめ、アイボールも出来て満足です。
かなりパワーをもらってきました。 ありがとう!

本日、十何年ぶりかにハムフェアに行ってきました。
場所は言わずと知れた東京ビッグサイト。

今回の目的の一つである「高校時代のアマチュア無線部の後輩とアイボールすること」があり、大変楽しみに
していました。(実際に会ったのは、20年以上振りでしょう・・・。)

彼とは私が高校生のときにはまだ入学しておらず、卒業後に入学してきたので、まさに入れ違いなのですが、
OBとしてその後もちょくちょく顔を出していたため、すっかり同じ時期に高校にいたと勘違いしていました。
(本日その話をして、気が付いたのでした・・・、情けない。)

かわいい後輩でもあり、結構気が合ったので交流が盛んだったことにより、記憶がずれてしまったのでしょうね。
午前中にアイボールして、私が会場を離れるまでずーっと一緒にしゃべりながらあちこちのブースを物色して
歩き回りました。

彼は当時のままでした。ですから私もすっかり高校時代に戻って彼としゃべっておりました。
まるで学生服(学ラン)を着て歩いている気分でした・・・・。
とてもとても楽しい時間でした。心が心底癒されました。それも彼の人徳でしょう。

お互い無線の話ばかりで、すっかり仲間として溶け込んでいました。ジャンクやパーツなどを買って喜んでおり
ました。ハムフェアのおかげで、よい思い出が出来ました。
他の後輩ともアイボールしようと企てていたのですが、都合が付かなかったようで会えませんでした。
でもまたいつかその後輩たちも含めて、もう一度アイボールしたいです。

あぁ、本当に楽しかった・・・。今日はよく眠れるかな・・。

PS) ハムフェアのアマチュア無線とフリーライセンス関係はまた明日カキコします。

少し元気も出てきたので、土曜日は十数年ぶりにハムフェアに行くつもりです。
ま、10時半頃に到着して、15時には離れなくてはなりませんが・・・。

目的の大きな部分は、ライセンスフリーのブースによって、CB MANUAL2009を受け取ることです。(もらう、
のではなく、購入する、という感覚です。)
そこでお知り合いにお会いできれば最高です。私の遊びの幅を増やし、元気をくれたライセンスフリー無線の
お仲間と少しはお話がしたいですが、照れくさくてだめかなぁ・・・。

その他には、BCL関連のブースに立ち寄ること、アマチュア無線のQRPのブース(QRPの里)に立ち寄ること、
です。また自作関連のお店によっていくつかの部品を購入したり、自作の本を購入したり、掘り出し物があれば
衝動買いしたり・・・、楽しみがたくさんあります。
もちろん、ライセンスフリーの局と交信もしたいですし(ロールコールがあるらしいので)、8J1AともQSOしたい
です。(CB機とピコ6を持って行きます。もちろん局免も忘れずに。)

それから、高校時代の後輩(当時の高校のアマチュア無線クラブの部員)とも何十年ぶりかに会えることになって
いるので、とても楽しみです。

胸に名札を付けるようであれば、JN1NCBのコールサインとグンマMO919のコールサインを書いておこうと思って
います。アイボールできればよろしくお願いいたします。

ハムフェア現地で売っている書籍を買って、その著者にサインをいただく、ということも狙っています。
もらえるかな??

明日の金曜日に仕事でトラぶって、体が動かなくなることがないように祈って、今日は早めに寝るとします。

RNR式ループアンテナを作って以来、LOOP7のノイズの高さがとても気になり、何とかもう一度チューニングBOX
を見直してLOOP7本来の性能を引き出したいと考えました。(まだ本来の性能の高さを体験していない・・・。
どうしてもノイズレベルが高い。ゲインが高すぎて飽和気味。)

昨日、屋根裏からチューニングBOXを外してきて、ちょこちょこいじり始めておりました。
心臓部である「2SK439E」の代わりに「2SK125」を取り付けて調整しなおしておりました。
2SK125の多信号特性の良さを買っての変更です。
供給電圧なども上下に振りながら、何とかより良い方向に持って行こうとしましたが、12Vでも9Vでもそんなに
変わらないと言うか、12Vのほうが若干ゲインが下がりました。(有る意味、飽和しているのかな?)

何度もいろいろなやり方でヌル調整を行い、一応満足出来る形とし、屋根裏に上げてみようと屋根裏に上がり
始めたときでした。そこに悪夢が待っておりました・・・・。

チューニングBOXを何気なく置いた場所が悪かった!直後にガラガラガシャン!とチューニングBOXが姿を
消しました。何と、内壁と押入れの隙間(家の内装上の壁と壁の間)に落ちてしまったのです・・・・!
「やっちまった!!」と思いましたが後の祭りでした。
何とか覗くことが出来る空間があったので、懐中電灯で照らしてみるとチューニングBOXが途中で引っかかって
います。 1.5mくらい下の方に落下してしまいました。結構下のほうに見えます。
「どうするか・・・・。何とか針金と釣竿で救出せねば・・・!」
そう考えて針金ハンガーを分解し、ちょっとしたスプーンのような形にし、釣竿の先に縛り付けてインスタント
救出グッズをこしらえました。(実は本日、甲子園球場で地元の東京農大二高が試合をやっており、早く見た
かったので気持ちが焦っておりました。)
一回目に引っかかったときには、「これでいける!」と気を緩めてしまい、チューニングBOXが見事に下まで
落下してしまい、目茶苦茶落胆しました。2m以上の深い場所まで落ちてしまいました。
その後、何度もトライしましたがなかなか拾い上げることが出来ずに30分以上経ってしまいました。

さすがに首や腰が痛くなり、気力も体力も限界に近づきました。(屋根裏はかなり暑い!)
ほとんど諦めかけて、これで最後にしよう!と心に決めて最後の救出を開始しました。
釣竿を下ろし、フックを操作するといい感じにチューニングBOXがフックに乗りました。ドキドキしながらゆっくりと
釣竿を引き上げていきます。途中でチューニングBOXが内張りに引っかかりましたが、意外なほど冷静でした。
フックをうまい具合に操作しながら引っかかりポイントを通過させ、手の届くところまで上げました。
ゆっくりと手を伸ばし、冷静にチューニングBOXを静かに掴みました。
「ゆっくりだ、ゆっくり・・・」と自分に言い聞かせながら手で引っ張り上げました。
そして遂にチューニングBOXの救出に成功しました!さすがにうれしかった!感激しました。

救出したチューニングBOXをLOOP7に取り付けて、早速試し受信を開始。
でもなぜかチューニングを取るとAMPが発振してしまっており、結果はまったくのNGでした。
救出する際に相当ガタガタと衝撃を与えたので、そのためにおかしくなったのかな?と思いましたが、
そうでもなさそうです。
結局、再度屋根裏のLOOP7から取り外し、再調整などすることにしました。
しかし、今日もいろいろと家の用事があるので今日はこれまで、となりました。
来週再トライしてみます。今度はコイルをもう一度巻きなおそうか、と考えています。
それでだめだったら、基板の作り直しですね。楽しみ半分、憂鬱半分です・・・・。
(あ、来週末の土曜日はハムフェアに行くんだった。日曜日にいじるしかないなぁ・・・。)

昨日、一応形になったRNR式ループアンテナですが、本日、中波帯の混変調対策とアンプ部の変更を
行い、完成となりました。

まずは中波帯阻止用のLPFと2SK125x2パラのアンプのための部品を購入するために、いつものタカシン電気
さんに向かいました。コンデンサやインダクタなどを購入し、急いで帰宅、早速製作に掛かります。

予め、マッチングボックスの上部を銅テープで追加シールドし、少しだけ良い状態にしておきます。
それからコイルとコンデンサでLPFを構成し、ループの両端に入れてみましたが、思った通りの結果とは
なりませんでした。直列共振型のループのためか、このLPFを入れると感度ががた落ちになりました。
(単なる何かの間違い、製作ミス、わかりませんが、私の知識不足でしょう・・・。)
仕方なく、中途半端に片側だけ接続し、少しだけ中波帯の影響を改善できたようなのでこれで完了。

次に、アンプ部を従来の2SK439によるシングルアンプを2SK125の2パラGGアンプに変更です。
一度作った出来上がった基板なので、これを改造するのは意外に面倒くさい・・・。
またバイファイラ巻きだったコイルをトリファイラ巻きにしなくてはならないのでこれまた面倒くさい。
私はコイルを巻くのが得意ではなく、正直好きではありません・・・。

何とかアンプ部を作り直すことが出来て、完成となりました。ふぅ~、疲れました。
配線チェック、テスターでのチェックを済ませ、問題ないことを確認し、アンテナと接続しました。

早速受信チェックです。お~ぉ、いい感度です。今までの2SK439のシングルアンプも感度が良かったですが、
どうもインピーダンスマッチングがうまくいっていない回路だったようで(師匠の指摘による)、これにより、
中波帯の混変調が発生していたようです。これが改善された感じがします。

ローバンドを中心にゆっくりとワッチをしました。感度、ノイズ感など非常に良い感じで、LOOP7に匹敵する
性能に感じました。(ま、幾分差し引いて読んで下さい。)でも明らかにローノイズであり、真空管受信機とは
良い相性だと思います。

しばらくはこれで夜な夜なローバンドを中心にワッチしてみます。と言っても本日で夏休みは終了。
仕事が始まればたちまち元気がなくなり、ワッチなどは出来なくなるでしょうが、気長に遊んでみます。
夏が終わり、秋になれば夜長ののんびりワッチが出来ることと思います(そうなれば本当にいいなぁ~~。)

フラフープと各部のジョイント部をシリコンボンドでシーリングしたので、また来週末にでもベランダに設置して
みます。少しは楽しみが増えて、元気が出そう(??)です・・・。

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