CQ誌5月号に、新しいタイプの受信用ループアンテナの製作記事がありました。(著者はJF1RNR局です。)

LOOP7とは異なる直列共振型のループです。以前、このブログでちょっとだけ紹介したものです。
(ΔLOOP7は並列共振型です。)

この新型ループは、共振時にはエレメントの抵抗分(実際には高周波抵抗になるかとは思いますが)だけになる
ので、極めて低インピーダンスになります。したがって、外来ノイズには強い動作です。その分、この低インピー
ダンスを受信機の入力インピーダンス(50~75Ω)に合わせるためにマッチングしてあげなくてはなりません。
それを比較的簡単な方法である1:9と1:4のトランスで合わせ込んでいます。(合計で 1:36にアップする。)

詳しくは、CQ誌5月号をご覧下さい。(大変勉強になります。今月号は久ぶりに買いましたが、面白い記事が
たくさんありました。)

私も余裕ができたら製作する予定です。エレメントをより表面積の大きなものにしたいのですが、費用の関係で
同軸ケーブルの外被を使おうと思っています。(感度は下がるかもしれないが)
ですから、エレメントとの接続部にBNCコネクタを使って、同軸ケーブル(3Dクラス)を単純につないでエレメントに
しようと考えています。手持ちに2mや1m、5mの同軸ケーブル(3D)があるので、ローバンド用、ハイバンド用と
して切り替えながら使おうかと思っています。(師匠からのアドバイスです。)

いくつかの部品が足りないので、BNCコネクタなどと共に、サトー電気さんの通販で買おうかな。