ラヂオな屋根裏部屋~ラヂオと無線と山と自転車と

アマチュア無線局:JN1NCB(山頂移動などHF~430MHzまで運用中) ライセンスフリー無線局:グンマMO919(デジ簡とデジコミ、特小のみです) BCL、ラジオ局、受信機関係のブログです。 ぜひご覧ください。 YouTube動画とは連動していません・・・。

アマチュア無線(JN1NCB)、BCL(短波放送などを聴く趣味)、 自作(電子工作、アンテナ工作)、山歩き、 フリーライセンス無線(グンマMO919)、自転車(ポタリング)、 などを楽しんでいるブログです。

少し前に投稿した 
”円筒型のLi-ion電池「18650」というタイプを充電して電圧を測定したところ
16.5V程度あって、とてもそのままでは無線機につなげない”、
という内容の続きですが、
仕方がないので手持ちの抵抗を使って、疑似負荷にして一定レベルまで容量を
消費させました。

部品箱をごそごそと探して出てきたのが、「240Ω、2W」でしたのでLi-ion4つの
直列につないだところ、それなりに熱くなり、いったん中止。

オームの法則~ で計算すると、I=V/R ですから、16.5/240=約70mA
W=IVですから 0.07x16.5=1.13W となり、抵抗のスペックの半分。
ちょっと厳しいなぁ、ということで、再び部品箱をごそごそ…。

お~、あったあった 「130Ω、2W」が。
これを直列につないで、370Ω、2W の負荷ができます。
I=16.5/370=45mA、 W=0.045x16.5=0.74W
ですからまずまずの消費電力値です。
これをつないで、何回かに分けて消費させました。

最終的に、負荷をかけたときに15.2Vくらいまで下げて、無負荷で15.5Vくらいで
止めました。
  ↓ 測定の状態と 使用した抵抗(いい加減…)
 IMG_2735

これをFT-817NDにつないでみたら、「14.8V」を表示しました。
  ↓ こんな感じ
 IMG_2736

そして 430Mhz FMで5W送信したところ、「12.5V」まで落ちました。
いい感じです。
さて・・・、これを使って移動運用したいのですが、週末の仕事があって
移動できないなぁ・・・。
実践投入したいんだけど・・・。
またレポートします・・・。

単に同軸を交換しただけですが、備忘録として残しておきます。
(昨日の作業です。)
現状、ベランダにある固定用アンテナは、
①50メガ用デルタループ
②50/144/430用3バンドGP(V-2000)
③最近張ったLW
です。
①と②には5D-FBを10数m使っていますが、途中で2~3mほど中継コネクタで延長
していましたので、延長なしの1本のケーブルで、GPには8D-FBを使いたいと思い、
事前に買っておいた同軸に張り替えました。③用のケーブルはまだありません。

とは言っても、実は大掛かりな作業でして・・・。

自宅2Fのシャックの壁に同軸を通す穴が開いているので、そこから屋根裏を通して、
ベランダの上に張り出している屋根(軒:のき)のパネルに穴を開けて同軸を通して
下ろすことが必要です。
現状の同軸は、自宅を建てる時に予め壁の隙間に通してあったのでそのまま使って
いましたが、引き回しが悪かった(やや遠回りだった)ので改善したかったのです。

まずは、ベランダから屋根の軒のパネルに棒を差し込んで場所を確定させます。
それから大変狭い屋根裏に上がって、その棒がどこに出てきているかを確認します。

その場所を目指して屋根裏をほふく前進です。厳しい~!体力、筋力全開です。
何とか見つけて場所を確認、同軸(コネクタ)が通る穴を開けて同軸を差し込んで
下ろします。
これを2本分やるだけでグッタリです・・・。

一通り同軸をベランダに出して(下ろして)、それからデルタループとGPの既設の
同軸を外して、新しい同軸を接続します。この作業も少し疲れます(風が強かった
ので大変でした)。
  ↓ 同軸を通したパネルの写真。こんな感じ。デルタループの5D-FB
 IMG_2719
 
  GPの8D-FB
 IMG_2720

 この屋根裏作業中にやってしまった~!事件が発生!
  ↓ 踏み抜いた・・・それなりに修理したけど。かみさんに叱られる…
 IMG_2721

アンテナをいつもの高さに上げて同軸の長さを確定したら、シャックに戻って
同軸の引き回しと長さを決めます。
これによって
屋根裏に残った同軸の長さや位置を決めて整理します。
これも結構大変・・・。疲れるわ~。

以上で完了。全体で5時間近くかかったかな・・・。昼飯の時間は30分くらい
だったからほぼ作業の時間。途中で何度かバテてぐったりしていましたが。

これでやらねばならなかった大きな仕事が一つ終わりました。ホッとしました。

余った同軸の内1本はLW用に使いますので、LWプロジェクトも一定の完了!と
なりました。もう1本はコネクタがおかしくなっていたので修理が必要です。

さすがに疲れました。体中が痛くて重いです。休まないと・・・まずいや・・・。

LW(ロングワイヤー)アンテナの実験の続きです。

自作のマニュアルチューナー(CLCのT型)でどの辺のタップで同調が取れるかな、
と試行錯誤しました。

同時に、カウンターポイズをさらに追加して、ベランダ中に広げました。
かと言っても、床にばらまくと家庭内SWRが振り切れてしまうので、ベランダ
保護用の金属カバーや金属製モールなどの隙間に挟み込んだり、奥に詰め込んだり、
とうまく使って、パッと見で視界に入らないように工夫しました。(ふぅ~、大変)
ベランダにある金属製の部品を使うので、何らかの大地とのキャパシタンスが稼げ
るようです。
(カウンターポイズは、20m、13m、8m、5mを使っていますが、長いものは
 丸めて鉄パイプの中に収めたり、鉄パイプに巻き付けたりしてごまかしています。)

45mmファイ、40Tで作った手巻きコイルを使っていますが、3.5メガでも同調して
くれたので安心しました。たくさん巻いた割には、3.5メガにおいてもバリコン側
から17Tで同調できてしまったので、自作コイルは半分でもよかったかも?
と感じました。

  ↓ コイルに簡単なタップを付けて、切り替えやすくしました。
   よく見えないですね…。

 IMG_2716

この状態で、コンテナに収めてベランダの端っこに設置します。

  ↓ こんな感じで。まだ雨水対策が不完全ですが、もう少しやります…
 IMG_2717

  ↓ カウンターポイズを切り替えられるようにナイフスイッチを付けてあります。
 IMG_2718
最終的に切り替える必要はなくなりそうですが・・・。

HF帯全体を同調させましたが、すべてのバンドで SWR<1.1にできました。
50メガ帯だけは2くらいありますが、このLWで50メガは運用しないので問題なし
です。

この状態でほんの少し運用しましたが、HFのコンディションが悪いこともあり、
5WQRPではうまく届かない場面もありました。(7メガ、3.5メガ)

屋根裏にあるDP(7メガは45%の短縮型、21メガとのダブルバンド)のほうが
届いた場面もありました。

やはり・・・、ダイポールは短縮しても、折れ曲がっていても、さすがに
ダイポールです。(言葉は悪いながらも「腐ってもダイポール」です。)
DP最強!って、つぶやいちゃいました。
というよりも、アンテナ自体がきちんと同調されたものが良い、という結論ですね。
LWは長いですが、チューナーで無理やり同調させても電波が出ていかない
感じがします。

最近は、LWを張ってAH-4などの魔法の箱で同調させて運用すると何でもできるよ!
という傾向がありますが、これはマンションなどの極めて限られたスペースで如何に
してHFにQRVするか、という方法であり、できる範囲で短縮型DPなどでもいいから
建てるほうがいいのかなと思いました。(もちろん、2mくらいのDPでは??ですが)
LWの利点は、1本のワイヤーでマルチバンドにQRVできる、ということですね。
私もこのLWのおかげで3.5メガQRVできそうなので。(飛んでいないみたいだけど)

これからこのLWとDPを併用しつつ、HFの各バンドを楽しみたいと思います。
バンドの切り替えはベランダに出てアナライザーを使ってチューニングしなくては
なりませんが・・・。Hi.

ずーっと続けているLW(ロングワイヤー)アンテナの実験ですが、合間に作業している
のでなかなか進みません。

そんな中でも、試しに使っていたメーカー製のマニュアルチューナーDAIWAの
CNW-319Ⅱ、だと同調範囲が狭いことと、屋外に置いておくわけにはいかないため、
自作のチューナーを使うことにしました。
同調コイルも自分で巻いて、手持ちの大型タイトバリコン、小さめのプラまな板、
アルミ板を組み合わせて何とか作り上げました。
  ↓ こんな感じ。外側の入れ物は、チューナーを保護するためのコンテナ。
IMG_2709
C-L-CのT型チューナーです。π型にしなかった理由は、T型に比べて同調範囲が
やや狭いという特性があるからです。また、コイルの配置を横にすることが
やりにくかったからです。(コイルは前回の記事に写真を載せています。)
バリコンは、TX側が容量の大きなもの(約290pF)、ANT側がやや小さい容量(150pF)
のものを使いました。TX側バリコンは、耐圧が1kVくらい、ANT側が500Vです。
もう少し耐圧のある、容量が大きなものにしたかったのですが、手持ち部品を使った
のでこれで我慢です。(ま、私の場合、MAXで50Wしか使わないので十分です。)

バリコンの軸は、カップリング部品を使って木製の棒をつないでつまみを取り付けて
います。当然、プラ製の棒を使いたいところですが手持ちになかったので…。
これを2Fベランダに置いて調整します。
まだ継続中ですので次の記事に続きます。

移動運用などの際に問題となる、重要なポイントとして「電源」がありますが、
運用されるスタイル、考え方により、その電源の確保には様々な形がありますね。

私のような山頂移動(…すいません、最近山、登ってません、、、。涙)をする
無線家は、バッテリーを使います。

バッテリーと言っても、
*自動車用鉛蓄電池
*シール型小型鉛蓄電池
*Ni-MH(ニッケル水素)電池
*LiFePo(リチウムフェライトポリマー)電池
*Li-ion(リチウムイオン)電池
などなど…。
山頂移動の場合、さすがに自動車用鉛蓄電池は重すぎて担ぎ上げをしませんが、
それ以外は担いで(バックパック)登りますね。

私の場合は、eneloopなどのNi-MHとLiFePoが多いです。
少し前に購入した(ブログにも書きましたが)薄型のLi-ion電池を重ねてパックした
キットの内蔵型バッテリーを使うこともやりました。軽量小型で優れものです。

そんな中、「山と無線」の仲間がよく使っているのが、円筒型のLi-ion電池でして、
「18650」というタイプ(大きさが18mm x 65mmの円筒型)が流行りのようなので
私も奮発して購入してみました。
ただし、Li-ion電池は充電を適切に行わないと爆発や火災のリスクがあるので、
ついでにLi-ion電池充電機能を持った充電器も購入しました。
IMG_2702


ひとまず充電してみたので、いずれFT-817NDを使った移動運用で実践投入して
みようと思っています・・・。とは言いつつ、いつになることやら・・・。

ちなみにこのLi-ion電池ですが、電池の性能も千差万別で、メーカーや販売会社
によって品質もピンキリです。十分にチェックして購入してください。
安いものは危ない、と思ったほうがいいです。

***大切なことを書き忘れました***
①私が購入した18650タイプのLi-ion電池ですが、電流容量が「3700mA」というものです。
 この容量にはいくつかの(様々な?)バリエーションがあるので、使用するシチュエーション
 に合わせて選択してください。
②Li-ion電池の公称電圧は「3.7V」です。Ni-MHの1.2V、LiFePoの3.2Vとも異なります。
 したがって、私のように4つ直列に使うと「14.8V」となります。
 そのまま使っても無線機は壊れませんが、実は落とし穴があります。
 当然、3.7Vは中央値なので充電直後(満充電時)はなんと!「4.1V」もあります。
 4つでは「16.4V」ですから無線機が壊れます(多分)。
 ですから、充電後は何らかの方法で消費させて電圧を下げることが必要でしょう。
 専用の電子負荷(?)でも作ろうかな…。

また、電池自体の大きさも微妙に異なり、電池ボックスを買ってもボックスに
収まらないこともあります。私の場合も収まらなかったので、ボックスを少し
壊しつつ(!?)、マイナス側のスプリングも半分以上カットして縦方向の寸法
のマージンを確保しました。やれやれ・・・、です。
IMG_2708
見た目ではわかりませんが、いろいろ破壊しましたよ・・・。

【お詫び】
文字色がおかしくなっていて、ブログの内容が非常に読みにくい状態だったようです。
(ご指摘をいただき、感謝いたします。)
書式をクリア(リセット)して元に戻しました。ホッ・・・。
ご迷惑をおかけいたしました。

ーーーー
日曜日に、JARLの職域クラブ一斉移動にちょこっとだけ参加してきました。

少々遠い場所だったので、車で2時間掛かって行きました。(見晴らしの良い場所でした。)

諸先輩方の設備(主にアンテナ類)の凄さに驚きつつ、たくさんのお話をしてきました。

私は、アイボールQSOが目的でしたのでほぼ交信なしで遊んでいました・・・!
(おい!QSOしなさい!)
自分の移動用グッズをいくつか披露したりして説明などさせていただきましたが、
結構驚かれたりして新鮮な感じでした~。
  ↓ ちょっとだけ写真をパチリ・・・

 IMG_2691
 

この場を借りて(?)試したいことがあったので、シャックの片隅に保管してあった
50メガの4エレHB9CVを持って行って、20年ぶりくらいに上げて(立てて)みました。

50メガの車を使った移動運用をバリバリやっていたころは常に移動のお供でしたが、山頂などでの
自力移動をするようになってからは、全く使うことがなくなりました。(でっかいですからね~!)
で、今回久しぶりに動作確認しましたが全く当時と変わらずに動作は良好でした。
また使ってあげたいけど…。 あ、写真を撮り忘れました・・・。

今回のイベントでいろいろな方とお話しができて大変良い刺激になりましたよ~!

ロングワイヤー作戦の続きですが、少々時間が作れずに進んでいません。

残っている問題は、カウンターポイズをどうするか、どのくらいの長さで、
どんな風に引き回すか、というところです。

測定風景(?)はこんな感じ。
  ↓ 2階のバルコニーにマニュアルチューナーを載せて調整しつつ、
   アンテナアナライザーでSWRなどを測定しています。
 IMG_2690

前回使ったUNUNを外して、チューナーに直結してSWRが下がるように
調整します。
3.5メガはダメですが、7メガ以上ではバッチリ下がります。
その状態でリグにつないで屋根裏の7メガ短縮DPと聞き比べてみると(国内QSOのみ)、
*ノイズは同等。
*信号がS=1~2ほど強いみたい。
という結果でした。
信号は、聞こえている局の場所(エリア)によって変わる感じなので、DPの指向性との
関係性のようにも感じます。

カウンターポイズは、10mの1.25ファイの電線1本だと3.5メガはきれいに下がりますが、
7メガがダメでした。(それより上は大丈夫)
これに長さを変えた細いワイヤー(0.7ファイくらいかな?)を数本追加すると、
3.5メガ以外はバッチリ。
細いワイヤーはダメかも??、ね。

長さ以外に太さも関係するとパラメーターが増えるなぁ。
(大地とのキャパシタンスが関係するから太いケーブルのほうがいいのは当然ね。)

一方で、マニュアルチューナーを自作するためにゆるゆると準備をしていますが、
これもなかなか進まず、です。
C-L-CのT型チューナーを作る予定ですが、空芯コイルを巻いてみました。
紙製のラップの芯にスペーサーを貼り付けてから銅線を巻いて、コイルを接着して
から紙芯をバリバリとはがして作りました。
  ↓ こんな感じ。やっぱり下手くそ。よじれてしまいますね。径は40mmくらいです。
 IMG_2689

これを使ってチューナーを自作します。タップが充分に取れそうなのでうれしいです。

次はプラスチックまな板をちょうどいい大きさに切って、アルミ板で正面パネルと
入力端子パネル(側板)を構成します。
それを入れるBOXも用意したので、少しずつ進めないと・・・、ね。

そういう状態ですが、まだまだ家庭内SWRを下げる努力も必要なので、
少しでも見栄え良く仕上げないといけませんね。

さて、自作した 1:9UN-UN(以下、UNUN)を使ったロングワイヤーアンテナで7メガを
聴いてみました。もちろん、マニュアルチューナーで7メガに同調してあります。

総括すると、屋根裏の7メガ短縮DPと聞き比べてみて(国内QSOのみ)、
*ノイズは少ない感じ。
*信号がS=2~3弱い・・・
という結果でした。
ノイズが少ないのは、感度が良くないから、みたいな感じ・・・。

やっぱり駄目かなぁ。
ワイヤーは十分に長いし、屋根裏DPに比べてアンテナとしての面積も広いし、
ノイズも受けにくい張り方だし、悪くないけど、やはり使用するバンドに
同調させていないアンテナはよくないのかな、という感じです。

もう少し気候がよくなったら(体調も良くなったら)、UNUNを外してチューナー
直結で試してみたいです。

その前に、同調範囲を広げたマニュアルチューナーを自作してしまおうと考えて
います。(最初にそうしておけばよかったけど・・・)
C-L-CのT型チューナーを考えています。
部品は大体揃えてあるので、まずは空芯コイルから巻きますかね…。
最初はプラスチックまな板の上に部品を配置して仕上げます。
それを大きなアウトドアBOXみたいな入れ物に入れて屋外に設置しようかな
と考えています。
さて、家庭内SWRは下がるでしょうか・・・?(すでにSWRが上がり気味です)

さて、自作した 1:9UN-UN(以下、UNUN)をワイヤーにつないで試すのですが、
まだワイヤーの長さが決まりません。

最初に設定した25mのワイヤーに UNUNをつないで各バンドのSWR(とIMP)を測定
してみましたが全体としてSWRが2~5程度。
ちなみに、UNUNにはANTワイヤーのみつなぎ、GND(カウンターポイズ)はつないで
いません。つないでもSWRに変化はありませんでしたし。
 (測定は、KURANISHIのBR-210アナライザーを使っています。)
  ↓ 最終的にバルコニーに設置した様子
   海外の実例を参考にして、同軸にはRFコアーを巻いてあります。
 1_9 UN-UN

で、いくつかのロングワイヤーに関する記事を探してみて、「16.2m」という
マジックナンバーがあったので、22m、18.5m、16.2m、と順番にワイヤーを
カットしながら測定しましたが、結局どれもダメで、切れば切るほどローバンドは
悪化の一途でした。(そりゃそうだ)

もう面倒くさいや!ということで、残りのワイヤーを全部つないで 27m強
の長さにして無理やり敷地内に張りました。
  ↓ 張り始めの部分を下から撮影。この先(右のほう)はLの字に左へ折り曲げて、
   さらにその先は斜め下に戻しつつ折り曲げてある・・・。まっすぐ張れないので。
 IMG_2687

この状態でのSWRは以下の通り。(屋根の影響や折り曲げの影響などがありすぎ!)
条件:ワイヤー長=27m+α、1:9UN-UN、RFチョーク、アナライザーを手で持つ
 3.53MHz:2.2 (よくないなぁ)    (3.3)
 7.03  :2.8 (いまいち以上)    (5.5)
 10.1  :4.9 (かなり悪いな~!)  (2.2)
 14.1  :1.3             (3.5)
 18.1  :1.7             (1.7)
 21.2  :2.7 (いまいち以上)    (2.2)
 24.9  :1.6             (1.8)
 28.3  :1.9             (2.2)
※後ろの(  )内の数値は、ワイヤー長=22mでのSWR値です。
これならばチューナーで十分に落とせるな~、というレベルになりました。

マニュアルチューナーで各バンドを整合させたところ、全バンド(50メガ含む)で
SWR≦1.1 になったので、まずは良し!?というところでしょうか?

でも多分、ロスとかANTの出来の悪さで受信感度や飛びは悪いんだろうなぁ~
という感じです。
ダメだったら諦めるかな・・・。

なかなか進まなかった秘密の作業ですが、過去の投稿から明らかかと思います。

ロングワイヤーアンテナを試してみよう!と思い、準備を進めていました。

最初は、単純にワイヤー(電線)を張って、アンテナチューナー(まずはマニュアル)
で調整すればSWRが下がって体験できるな~、なんて簡単に考えていましたが、
意外にそうでもなかった…、という感じです。

ワイヤーの長さもAH-4の取説から考えて、使用する周波数(バンド)の1/2ラムダの
整数倍に一致しないようにカットすることが大切、ということが分かっていたので、
いくつかの選択肢を考えていました。

前回の投稿に書いたように、
12.5m、18.5m、22m、25mあたりがいい感じだったんですが、
結局、どれもすべてのバンドにおいてきちんとチューニングが取れ切れませんでした。
チューニングを取った機器が「DAIWAのCNW-319Ⅱ」だったので、AH-4のように
チューニング範囲が広くないのかな?と感じております。

そんな中、ロングワイヤーのインピーダンスは450Ω程度(長さ、高さ、張り方で
全く変わることは当然として)と言われているので、受信用などに「1:9トランス」
を使って、50オーム近辺に合わせこむことで効率よく信号を送り込む、というやり方
があったことを思い出し、あちこちネットで探しまくり・・・。

運よく「JH4VAJ局」のブログを発見し、記事の中でロングワイヤーを様々に試しつつ、
1:9トランス(バランではなく、UN-UNです)もテストされていて、まさに自分の
やっていることと同じだったので非常に勉強になり、参考になりました。感謝感謝!です。

で、早速 1:9UN-UN の製作に取り掛かりました。
  ↓ 以前自作したフロートバランをばらして流用。見た目が悪いです。
   どうも私はコイルを巻くこと、作ることが苦手でして、見栄えが悪いです。
   ケースが小さくてコイルと端子が接触するので、耐熱絶縁テープで巻きました。
 IMG_2684
 最初は、ANTとGNDへの結線を逆にしてインピーダンスが50オームに
 ならずに首をひねりましたが、やり直して解決しました。

これを使って、ロングワイヤーの調整をするのですが、どうなることやら…。
次の投稿へ続く・・・

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