ラヂヲな屋根裏部屋~ラヂヲと無線と山と自転車と

アマチュア無線局:JN1NCB(山頂移動などHF~430MHzまで運用中) ライセンスフリー無線局:グンマMO919(デジ簡とデジコミ、特小のみです) BCL、ラジオ局、受信機関係のブログです。 ぜひご覧ください。 YouTube動画とは連動していません・・・。

アマチュア無線(JN1NCB)、BCL(短波放送などを聴く趣味)、 自作(電子工作、アンテナ工作)、山歩き、 フリーライセンス無線(グンマMO919)、自転車(ポタリング)、 などを楽しんでいるブログです。

自作(アンテナ関連)

久しぶりのブログを投稿です。
いろいろとありまして、体調不良なども重なってブログが書けていません。
動画も作れていないので、何だか申し訳ないような、情けないような・・・。
でもBCL活動は結構活発にやっております。アマチュア無線もぼちぼちと・・・。
(11月に手術もあるし・・・。不安・・・。)

さて、今回は「エアーバンド受信用ホイップアンテナの製作」に関する内容です。
とは言え、エアーバンドはあまり積極的には聴いていません。
シャック内で作業をしているときにBGM代わりに聴いたりするくらいですが、
せっかく受信するのだからより良く受信したいなぁ、と思って、専用のアンテナ
を作った次第です。

少し前までは、アマチュア無線用の144/430モービルホイップを小屋根に上げて
いましたが、エアーバンド受信にはいまいちでした。
その後、波長(120MHz付近)に合わせた1/4λホイップを作って上げてみたら
意外に感度が上がっていい感じになりました。
1/4λホイップを舐めていました・・・。反省。専用設計アンテナは偉い!

そこで、もうちょっと長い、ゲインのあるアンテナを上げたらもっといい感じ
になるのでは?と思い、アンテナ製作記事を探して良いものを見つけました。

3/4λコーリニアホイップアンテナ」です。
1/4λの3倍あるので、ゲインは4.7dBアップらしいです。(ほんと?)

構造は、同軸ケーブルを使うタイプではなく下から、
1/4λ長エレメント、次に1/4λ長のスタブ、その上に1/2λ長エレメントが
繋がります。
私は120~130MHz帯のエアーバンドしか聴かないので、123MHz付近に
合わせて設計しました。  1/4λ=59cmくらい(短縮率97%)

□---------------- --------------------------------------------
 (1)      |  |    (3)
      |  | 
      |_|
      (2)
(1)ベースエレメントは、1/4λなので大体59cmくらいで作ります。
(2)スタブは59cmの長さ、間隔は大体2cmくらいでいいかなぁ。
(3)トップエレメントは、1/2λなので118cmくらいです。

私はこんな感じで作って、122MHz付近でSWRが1.2くらいになりました。
帯域は、SWR=2.5くらいの幅で ±5MHzくらいだったような・・・。
送信アンテナではないのでラフでいいですし、帯域が広いので気にならない
でしょう。もちろん、聴きたい周波数で長さは計算、調整してください。

GP2
こんな感じ。根元部分はBNCコネクタ付ロッドアンテナを使っています。
その上はアルミ線を使ってスタブとエレメントを形成していますので、
倒れないようにひもで吊るしています。(アンテナ自体はぐにゃぐにゃ)
ロッドアンテナとの接続は小型の目玉クリップです。(半田付けできず)
スタブ前後の支持(強度アップ)は竹ひごを使いました。
しっかりと作るならば、モービル用のベースコネクタとステンレス棒を
使うと完璧です。(やや費用が掛かりますが)

マグネット基台を使って小屋根に立てています。
根元はこんな感じ。
GP1
123MHz付近に合わせたラジアル(59cmくらい)を2本つなぎました。
黒いラジアルは、FM放送受信用(90cm)です。予備です。

受信感度は結構上がった感じがします。
旅客機からの電波はしっかり聴こえますし、地上局(東京コントロール)
から応答も聴こえています。(120.5MHzの関東西セクターメインでワッチ)
とは言え、エアーバンドは詳しくないので、何がどう聴こえればいいのか
分かりません。

もしエアーバンド用ホイップを作ってみたい方はお試しください。


立て続けにブログを書いています。

年明けに、無線のお友達から通信機(受信機)を格安で譲っていただきました。
その受信機とは・・・、 AORの「AR5000+3」という装置です。
かなり古い受信機です。(10年以上前の装置かな~)
ある意味、長年の憧れの受信機でしたが、まさか手に入るとはありがたや~。
IMG_4979

この受信機が手に入ることは事前に予定できていたので、BCLシャック内を整理整頓して
スペースを空けておきました。
NRD-515がメインリグですが、その横に並べられるように一生懸命場所を作りました。

そしてAR5000+3が鎮座しました~!
NRD-515よりも2回りくらい小さい!これで10kHz~2600MHzまで受信できるとは!!
IMG_4965
まずは置いてみて軽くワッチをしましたが・・・、操作が良くわからず・・・。
しばらく取扱説明書とにらめっこを。それでもわからず、お正月はこの受信機と仲良く
することにして、時間を取って操作を覚えることにしました。

それと同時にこの受信機のために専用のアンテナを何とかしなければなりません。
最初は、NRD-515のアンテナ切替器から出力をお裾分けしてもらって、切替えながら
受信しようと思いましたが、やはり面倒くさいですし、パラでワッチできないので
専用のアンテナを上げることにしたわけです。

まずはV/UHF帯(エアバンドとか・・・)を聴くためのアンテナです。
これは、以前使っていたアマチュア無線の144/430MHz用モービルホイップが余っていた
ので、これを軒先にひょいと上げることで良しとしました。
(このモビホは、ワイドバンド受信対応アンテナなので・・・)
このアンテナにより、エアーバンドはまずまず受信できるようになりました。
アマチュアバンド(144/430)もそれなりに受信できます。(アンテナの高さが足りない
のでイマイチなんですが。)
エアーバンド受信にはあまり興味はありませんが、BGM代わりに聴いたりできます。
IMG_4964

次に中波、短波用のアンテナです。さてどうしたものか・・・と思案した結果、
手っ取り早く、かつ広帯域で小さいアンテナにしようと思い、かなり以前に購入した
Apex Radioの「303WA-2」を工夫して上げることにしました。

この303WA-2は私の中ではあまり評価の高くないアンテナなんですが、広帯域で
省スペースで上げられる簡易なアンテナとしては充分です。

自宅の1階(と2階の間)に屋根があり、そこに瓦を押さえるための鉄製の板金が施工されて
いました。その部分にモービル用のマグネットベース(マグネット基台)を取り付けて
303WA-2を直接取り付けてしまいました。
IMG_4981

IMG_4984
同時に、この303WA-2はノイズを拾いやすいアンテナなので、上記の鉄製板金に
カウンターポイズのような形でアースを取り付けて303WA-2のグランド部に接触させました。
このことでノイズが軽減できたのでうまくいきました。(板金とアンテナのアースは直流的には
つながっていません。アルミホイルを使って静電的につながっている感じです。
これを2か所=2本施工しました。)
IMG_4983
(同様の施工をもう一か所に行っています。)

このアンテナを使うことで、中波と短波はそこそこ使えるようになりました。
意外にも40kHzのJJYもきれいに入っているので驚きです。
303WA-2については、いくつかのノウハウもあるので別途ブログにも書こうかなと思って
いますし、動画にして公開しようかな、とも考えております。

AR-5000+3の感度(と言うか、Sメーターの振れ)は、NRD-515よりも良いようです。
結構きれいに入ります。超広帯域受信機は短波帯はダメかなぁ、と思っていましたが、
全然そんなことはありませんでした。
でも中波/短波帯は内蔵のプリアンプで信号を持ち上げているようです。
NRD-515では現れない無信号周波数でのノイズ(ホワイトノイズのようなSメータの振れ)
がAR5000ではあります。NRD-515ではSメータが全然振れない部分でもAR5000では
シャーと言う感じでSメータが3とか5とか振れていますから・・・。

大体受信機回りが固まったので、YAMAHAのミニスピーカーを繋いで少しいい音で(?)
聴けるようにしました(笑)。
このAR5000+3はアンテナ端子を2つ持っているので、ANT1(Nコネ)にVUHFアンテナを
ANT2(Mコネ)に中波短波用アンテナを繋ぎました。
ANT2にはガルバニックアイソレーターを入れてあります。EMIコアもたくさん巻きました。
IMG_4978
これでしばらくは遊べそうです。あちこち聴きたいと思います。
やはりどっしりとした固定受信機は良いですねぇ。小さい(中華)ラジオは
使いにくくてね・・・。
影山氏の掲示板への受信レポートもこの受信機を使うつもりです。
(もうレポートしちゃったけど)

PS)身の回りのことがあまりに忙しく、ブログも動画(まっとさんのラヂオ部屋)も
  更新できていません。何とかしないとなぁ、と思っております。
  動画をご視聴いただいている皆様、申し訳ございません。

木工作業やちょっとしたアルミ板工作などで寸法線を入れたりする場合に、
きちんと同じ寸法で目盛りを付けていくために直角定規と普通の定規(金尺など)
を使うのですが、もっとやりやすくできる工具はないものか・・・、と思って
いたら、「マーキングゲージ(マーキングルーラー)」というものがあることを
知りました。

調べてみると YouTubeなどで「自作ができるよ~ん」と紹介されていましたが、
正確に木工工作をしないとダメなのでいったん諦めて、まずは既製品を買って
みよう!と思い立って通販を調査・・・。

これでいいや、と思ったものをポチリ、としてみました。適当~に品物を見て、
先入観も含めて買ったことが失敗でした・・・。

届いたものはこれ、↓
  IMG_2776
思っていたものよりも随分とデカい!思い!

かつ、作りがあまりにも粗雑!!さすが某国の製造品・・・。
バリも多くてちょっと怪我しそう・・・。

0.1mmまで測定できるサブスケールがついていますが、それよりも大きい
「ガタ」と歪みがあるので意味を為さない感じ・。

あ~~、3k円無駄にしたかなぁ、と思いましたが、有効に使おうと思います。
トホホ・・・。ネット通販はもっときちんと品定めしないとね。

でも正直、もう少し短くて軽いものが欲しいので、軽い金尺とそれに合わせて
作ってある可動部分が安価で売っていたので、今度ホームセンターで買うことに
します。(上記の2つで1.5kくらいかな?)

使い方は動画などで見ていただけばよいのですが、必要な寸法に目盛りを合わせて
可動部を固定して、可動部のエッジを工作物のエッジに沿わせて印を付け、それを
繰り返すことで正確に印がつけられるというものです。
(文では説明できないなぁ・・・)
  ↓ こんな感じで・・・?
 IMG_2777
写真の例では、10cmにサブスケールを合わせて可動部を固定。
先端の平らなところまでが10cm。可動部のエッジと工作物のエッジを
沿わせて横に移動していけば、10cmの印が正確に何か所か付けられます。 
その印を定規でつなげば正確な線が引けますね。

HF用に張ったロングワイヤーアンテナ(LW)のマニュアルチューナーを少しだけ
改造しました。

現状、チューナーをコンテナボックスの中に入れて雨などの侵入を防いでいますが、
ワイヤーを通すためにコンテナボックスに穴を開けて、直接ワイヤーを入れて
いましたが、やはりどうしても雨が入り込む可能性があること、コンテナボックスに
直接ワイヤーを入れることで取り扱いづらいこと、などの理由で、ボックス自体に
簡易な突起物(ガイシみたいなもの)を取り付けたくなりました。

ボックス自体は樹脂製で絶縁物なので電気的な問題はないのですが、気持ち悪い
気分だったし・・・。

で、工作したのは塩ビ製のパイプとキャップを使った突起物に、陸軍端子を
取り付けたもの。
  ↓ こんな感じ・・・ちゃちな作りでお恥ずかしい・・・
 IMG_2773
この端子にワイヤーを取り付けることですっきりしますね。

ま、結局はこの陸軍端子からチューナーのアンテナ端子まで短いワイヤーで
つないでいるので、電気的には何ら変わりはなく、何らかの大きな改善も
無いのですが・・・。
(コンテナボックスが金属だったら効果や意味があるのですが・・・)

ということで、ちょっとした工作で自己満足に浸りました、とさ・・・。

ついでにLWの長さもさらに6mほど長くして、張り方も変えてみました。
(写真はないですが)屋根の影響を避けるようにできるだけ屋根から離しつつ、
長さも延長したのでノイズも下がって感度も上がったみたい(気分だけ・・・)。

全長が大体、33mくらいになりました。3.5メガも7メガもSWRは下がって
います。チューニングポイントは当然変化しました・・・。

仕事の合間に、いろいろなことをやっておりますが(ブログの交信も久しぶり・・・)、
以前張ったHF用LW(ロングワイヤー)を使って、3.5メガなどのFT8を楽しんでおります。
3.5メガで遊べるのも LW様様です。(どうしても飛びがいまいちなので、CW[は
QRP5Wだと厳しいようです。FT8は楽しいのかな?なんて言いながら、十分楽しん
でいるじゃねぇか!と言われそうですが。)

一応QRP運用の5WでFT8をやっているので、届かなかったりもしていますが、さすが
にFT8なので相手局のデコード能力に助けられてQSOができています。
始めてから60局以上やっているので、3.5メガも7メガもAJDはできました。
(え~!簡単じゃん!って言われそうですが)

で、エレメント自体はこれ以上より良く張れませんが、家の周りにうまいこと引き回す
ように工夫しています。
  ↓ こんな感じ。GPを上げているポールにデベポールをクロスマウントで取り付け
   て、その先にワイヤーを通しています。一見、V-DPっぽく見えます。
 IMG_2756
 それから釣り竿で引っ張りつつ、反対側は屋根の雨どいを利用して
 ワイヤーを支持して引っ張っています。かなりいい加減かも・・・。
 大型クリップに塩ビパイプを縛り付けて、雨どいに挟むやり方。
 IMG_2761
 全体で27mほどのワイヤーです。

片や、カウンターポイズ(以下、長いので「ラジアル」と書く)は、マッチング
ボックス(中には手動アンテナチューナーが入っている)にナイフスイッチを
取り付けてそこにラジアルをねじ止めしています。
ラジアルを切り替えできるようにナイフスイッチを使っていますが、
実際には利用していません・・・。
  ↓ これ。
 IMG_2757

ラジアルもバルコニーにバラまきたいのですが、家庭内SWRが無限大に
なりそうなので、忍者ラジアルにしています。
  ↓ こんな感じで。バルコニーの壁に沿わせて張っています。
 IMG_2759
 バルコニーの化粧板(アルミ金属板)の中に忍ばせたりして・・・
 IMG_2760
目立たなくていいのですが、アース効果は如何に・・・。

ラジアル、と言ってもワイヤーアンテナの一部ですから、
ここからもノイズを拾います。
全体で5本(かな?)、長さはいろいろ(5m、7m、10m、20m、25m)
ですが、周辺のノイズも連れてくるらしく、引き回し方でノイズレベル
が大きく違います。

隣家のオール電化ノイズ(パワーコンディショナー?)のノイズがひどくて
近づけると拾います。
たまたま、アース効果を期待して、庭周辺のアルミ製フェンスにラジアル
を添わせたらノイズが激増してやり直しました・・・。
地面に這わせてもいまいちだったので、今のところ現状のままです。

今後もラジアルについては試行錯誤を繰り返して、ノイズ小、信号大、
飛びGOOD!を目指したいと思っています。
やはりロングワイヤーはエレメントよりもラジアルのほうが  重要
ですね。

単に同軸を交換しただけですが、備忘録として残しておきます。
(昨日の作業です。)
現状、ベランダにある固定用アンテナは、
①50メガ用デルタループ
②50/144/430用3バンドGP(V-2000)
③最近張ったLW
です。
①と②には5D-FBを10数m使っていますが、途中で2~3mほど中継コネクタで延長
していましたので、延長なしの1本のケーブルで、GPには8D-FBを使いたいと思い、
事前に買っておいた同軸に張り替えました。③用のケーブルはまだありません。

とは言っても、実は大掛かりな作業でして・・・。

自宅2Fのシャックの壁に同軸を通す穴が開いているので、そこから屋根裏を通して、
ベランダの上に張り出している屋根(軒:のき)のパネルに穴を開けて同軸を通して
下ろすことが必要です。
現状の同軸は、自宅を建てる時に予め壁の隙間に通してあったのでそのまま使って
いましたが、引き回しが悪かった(やや遠回りだった)ので改善したかったのです。

まずは、ベランダから屋根の軒のパネルに棒を差し込んで場所を確定させます。
それから大変狭い屋根裏に上がって、その棒がどこに出てきているかを確認します。

その場所を目指して屋根裏をほふく前進です。厳しい~!体力、筋力全開です。
何とか見つけて場所を確認、同軸(コネクタ)が通る穴を開けて同軸を差し込んで
下ろします。
これを2本分やるだけでグッタリです・・・。

一通り同軸をベランダに出して(下ろして)、それからデルタループとGPの既設の
同軸を外して、新しい同軸を接続します。この作業も少し疲れます(風が強かった
ので大変でした)。
  ↓ 同軸を通したパネルの写真。こんな感じ。デルタループの5D-FB
 IMG_2719
 
  GPの8D-FB
 IMG_2720

 この屋根裏作業中にやってしまった~!事件が発生!
  ↓ 踏み抜いた・・・それなりに修理したけど。かみさんに叱られる…
 IMG_2721

アンテナをいつもの高さに上げて同軸の長さを確定したら、シャックに戻って
同軸の引き回しと長さを決めます。
これによって
屋根裏に残った同軸の長さや位置を決めて整理します。
これも結構大変・・・。疲れるわ~。

以上で完了。全体で5時間近くかかったかな・・・。昼飯の時間は30分くらい
だったからほぼ作業の時間。途中で何度かバテてぐったりしていましたが。

これでやらねばならなかった大きな仕事が一つ終わりました。ホッとしました。

余った同軸の内1本はLW用に使いますので、LWプロジェクトも一定の完了!と
なりました。もう1本はコネクタがおかしくなっていたので修理が必要です。

さすがに疲れました。体中が痛くて重いです。休まないと・・・まずいや・・・。

LW(ロングワイヤー)アンテナの実験の続きです。

自作のマニュアルチューナー(CLCのT型)でどの辺のタップで同調が取れるかな、
と試行錯誤しました。

同時に、カウンターポイズをさらに追加して、ベランダ中に広げました。
かと言っても、床にばらまくと家庭内SWRが振り切れてしまうので、ベランダ
保護用の金属カバーや金属製モールなどの隙間に挟み込んだり、奥に詰め込んだり、
とうまく使って、パッと見で視界に入らないように工夫しました。(ふぅ~、大変)
ベランダにある金属製の部品を使うので、何らかの大地とのキャパシタンスが稼げ
るようです。
(カウンターポイズは、20m、13m、8m、5mを使っていますが、長いものは
 丸めて鉄パイプの中に収めたり、鉄パイプに巻き付けたりしてごまかしています。)

45mmファイ、40Tで作った手巻きコイルを使っていますが、3.5メガでも同調して
くれたので安心しました。たくさん巻いた割には、3.5メガにおいてもバリコン側
から17Tで同調できてしまったので、自作コイルは半分でもよかったかも?
と感じました。

  ↓ コイルに簡単なタップを付けて、切り替えやすくしました。
   よく見えないですね…。

 IMG_2716

この状態で、コンテナに収めてベランダの端っこに設置します。

  ↓ こんな感じで。まだ雨水対策が不完全ですが、もう少しやります…
 IMG_2717

  ↓ カウンターポイズを切り替えられるようにナイフスイッチを付けてあります。
 IMG_2718
最終的に切り替える必要はなくなりそうですが・・・。

HF帯全体を同調させましたが、すべてのバンドで SWR<1.1にできました。
50メガ帯だけは2くらいありますが、このLWで50メガは運用しないので問題なし
です。

この状態でほんの少し運用しましたが、HFのコンディションが悪いこともあり、
5WQRPではうまく届かない場面もありました。(7メガ、3.5メガ)

屋根裏にあるDP(7メガは45%の短縮型、21メガとのダブルバンド)のほうが
届いた場面もありました。

やはり・・・、ダイポールは短縮しても、折れ曲がっていても、さすがに
ダイポールです。(言葉は悪いながらも「腐ってもダイポール」です。)
DP最強!って、つぶやいちゃいました。
というよりも、アンテナ自体がきちんと同調されたものが良い、という結論ですね。
LWは長いですが、チューナーで無理やり同調させても電波が出ていかない
感じがします。

最近は、LWを張ってAH-4などの魔法の箱で同調させて運用すると何でもできるよ!
という傾向がありますが、これはマンションなどの極めて限られたスペースで如何に
してHFにQRVするか、という方法であり、できる範囲で短縮型DPなどでもいいから
建てるほうがいいのかなと思いました。(もちろん、2mくらいのDPでは??ですが)
LWの利点は、1本のワイヤーでマルチバンドにQRVできる、ということですね。
私もこのLWのおかげで3.5メガQRVできそうなので。(飛んでいないみたいだけど)

これからこのLWとDPを併用しつつ、HFの各バンドを楽しみたいと思います。
バンドの切り替えはベランダに出てアナライザーを使ってチューニングしなくては
なりませんが・・・。Hi.

ずーっと続けているLW(ロングワイヤー)アンテナの実験ですが、合間に作業している
のでなかなか進みません。

そんな中でも、試しに使っていたメーカー製のマニュアルチューナーDAIWAの
CNW-319Ⅱ、だと同調範囲が狭いことと、屋外に置いておくわけにはいかないため、
自作のチューナーを使うことにしました。
同調コイルも自分で巻いて、手持ちの大型タイトバリコン、小さめのプラまな板、
アルミ板を組み合わせて何とか作り上げました。
  ↓ こんな感じ。外側の入れ物は、チューナーを保護するためのコンテナ。
IMG_2709
C-L-CのT型チューナーです。π型にしなかった理由は、T型に比べて同調範囲が
やや狭いという特性があるからです。また、コイルの配置を横にすることが
やりにくかったからです。(コイルは前回の記事に写真を載せています。)
バリコンは、TX側が容量の大きなもの(約290pF)、ANT側がやや小さい容量(150pF)
のものを使いました。TX側バリコンは、耐圧が1kVくらい、ANT側が500Vです。
もう少し耐圧のある、容量が大きなものにしたかったのですが、手持ち部品を使った
のでこれで我慢です。(ま、私の場合、MAXで50Wしか使わないので十分です。)

バリコンの軸は、カップリング部品を使って木製の棒をつないでつまみを取り付けて
います。当然、プラ製の棒を使いたいところですが手持ちになかったので…。
これを2Fベランダに置いて調整します。
まだ継続中ですので次の記事に続きます。

ロングワイヤー作戦の続きですが、少々時間が作れずに進んでいません。

残っている問題は、カウンターポイズをどうするか、どのくらいの長さで、
どんな風に引き回すか、というところです。

測定風景(?)はこんな感じ。
  ↓ 2階のバルコニーにマニュアルチューナーを載せて調整しつつ、
   アンテナアナライザーでSWRなどを測定しています。
 IMG_2690

前回使ったUNUNを外して、チューナーに直結してSWRが下がるように
調整します。
3.5メガはダメですが、7メガ以上ではバッチリ下がります。
その状態でリグにつないで屋根裏の7メガ短縮DPと聞き比べてみると(国内QSOのみ)、
*ノイズは同等。
*信号がS=1~2ほど強いみたい。
という結果でした。
信号は、聞こえている局の場所(エリア)によって変わる感じなので、DPの指向性との
関係性のようにも感じます。

カウンターポイズは、10mの1.25ファイの電線1本だと3.5メガはきれいに下がりますが、
7メガがダメでした。(それより上は大丈夫)
これに長さを変えた細いワイヤー(0.7ファイくらいかな?)を数本追加すると、
3.5メガ以外はバッチリ。
細いワイヤーはダメかも??、ね。

長さ以外に太さも関係するとパラメーターが増えるなぁ。
(大地とのキャパシタンスが関係するから太いケーブルのほうがいいのは当然ね。)

一方で、マニュアルチューナーを自作するためにゆるゆると準備をしていますが、
これもなかなか進まず、です。
C-L-CのT型チューナーを作る予定ですが、空芯コイルを巻いてみました。
紙製のラップの芯にスペーサーを貼り付けてから銅線を巻いて、コイルを接着して
から紙芯をバリバリとはがして作りました。
  ↓ こんな感じ。やっぱり下手くそ。よじれてしまいますね。径は40mmくらいです。
 IMG_2689

これを使ってチューナーを自作します。タップが充分に取れそうなのでうれしいです。

次はプラスチックまな板をちょうどいい大きさに切って、アルミ板で正面パネルと
入力端子パネル(側板)を構成します。
それを入れるBOXも用意したので、少しずつ進めないと・・・、ね。

そういう状態ですが、まだまだ家庭内SWRを下げる努力も必要なので、
少しでも見栄え良く仕上げないといけませんね。

さて、自作した 1:9UN-UN(以下、UNUN)を使ったロングワイヤーアンテナで7メガを
聴いてみました。もちろん、マニュアルチューナーで7メガに同調してあります。

総括すると、屋根裏の7メガ短縮DPと聞き比べてみて(国内QSOのみ)、
*ノイズは少ない感じ。
*信号がS=2~3弱い・・・
という結果でした。
ノイズが少ないのは、感度が良くないから、みたいな感じ・・・。

やっぱり駄目かなぁ。
ワイヤーは十分に長いし、屋根裏DPに比べてアンテナとしての面積も広いし、
ノイズも受けにくい張り方だし、悪くないけど、やはり使用するバンドに
同調させていないアンテナはよくないのかな、という感じです。

もう少し気候がよくなったら(体調も良くなったら)、UNUNを外してチューナー
直結で試してみたいです。

その前に、同調範囲を広げたマニュアルチューナーを自作してしまおうと考えて
います。(最初にそうしておけばよかったけど・・・)
C-L-CのT型チューナーを考えています。
部品は大体揃えてあるので、まずは空芯コイルから巻きますかね…。
最初はプラスチックまな板の上に部品を配置して仕上げます。
それを大きなアウトドアBOXみたいな入れ物に入れて屋外に設置しようかな
と考えています。
さて、家庭内SWRは下がるでしょうか・・・?(すでにSWRが上がり気味です)

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