少し前に拙ブログで、
「IC-7100MでWSJT-Xを使っていたが、どうもAudio設定がおかしくなって
マイクとスピーカーが使えない・・・」という一言を残しましたが、
その後にいろいろいじって、何とか安定して使えるようになったので、
ここで一度きちんとまとめておこうと思います。(自分の備忘録としてです。)


(1)適切なUSBケーブル(シールドがよい、太い、できるだけ短い)で
 PCと無線機をつなぐ。
(2)無線機(IC-7100M)の電源を入れておく。(ICOMのサイトから、無線機の
 ドライバーをDLしてPCに入れておくことが必要です。)
(3)事前の準備が必要ですが、デバイスマネージャーの「ポート(COMとLPT)」
 の項目に、無線機のドライバー
 「Silicon Labs CP210x USB to UART Bridge(COMx)」
 一般的に(?) COM番号は3とか4とか5とかかな・・・
 COM_port
 がインストールされていることを確認する。(私の場合、COM3は IC-7100Mで
 COM4はSDR、COM5がIC-7300M、です。)

(4)デバイスマネージャーで「サウンド、ビデオ、およびゲームコントローラー」
 の項目に「USB Audio CODEC」が追加されている(見えている)状態を確認する。
  USB_Audio_CODEC

(5)同様に「オーディオの入力および出力」の項目に「x- USB Audio CODEC」が
 表示されていることを確認する。
  Audio_in_out_USB CODEC

 私はすでに無線機の名前を登録していますが、あとでその方法を書きます。
(6)コントロールパネルの「ハードウェアとサウンド」→「サウンド」を開く。
 「再生」タブと「録音」タブを使うので確認しておく。
 Sound_setting

(7)出てきた「サウンド」のウインドウの再生タブの「スピーカー」と
 「x- USB Audio CODEC」を見る。
 speaker
 x-USB Audio CODEC
(8)スピーカーは、右クリックで「既定のデバイスとして設定」として
 登録しておく。これはPCから出る音を出すものであり、これ自体を
 WSJT-X用に使うとPCのシステム音が世界中に垂れ流されるので注意!!
 (このことは後で愚痴を書きたいです・・・)

(9)「x- USB Audio CODEC」を右クリックで
 「既定の通信デバイスとして設定」としておくこと。
 「既定のデバイスとして設定」にはしないこと。注意!!

(10)(9)で設定したデバイスの「プロパティ」から無線機の名前等を設定しておく。
  アイコンも変えておくといいかも…
 プロパティ


(11)次に「録音」タブでも同じように設定する。
  「既定の通信デバイスとして設定」し、無線機の名前を付けておく。
 上記の設定をしても「既定のデバイス」になってしまうが・・・
 マイク

これでPC側の設定は大丈夫みたいです。

無線機の名前をつけておくとWSJT-Xでの設定がわかりやすいです。

次は無線機側の設定です。~つづく~