nanoVNAをあまり使っていなかったので、ちょこっとだけ測定したかったことを
やりました。

BCL用に以前作っておいたシールドループアンテナの特性を見てみました。
このシールドループは、「DDD 3D無線クラブ」のNo.56の製作記事を見て
作ったものですが、特性としては中波用ループなので、短波用にできないかな~
と思っていじりました。

とは言っても、うまく計算できなかったので適当に特性を測定しながら
進めました。

実は、ベースとなるループアンテナの測定結果を保存していなかったので
お見せできませんが、中波帯の600kHz付近のSWR特性がボトムだったと
記憶しています。(同調用LとCがフェライトコアに3Tと3000pFの組み合わせ)

短波帯がやや高いバンドの特性がよかったような・・・。もっときちんと
見ておけばよかった・・、と後悔・・・。

この同調用LとCを削除した、素のシールドループでは、全体としてどこかに
共振している感じではなく、共振と反共振を繰り返しでした(当たり前か・・・)。

最終的に、Lを2T(フェライトコアに)にして、Cを5000pFくらいにしてみたところ、
以下のような特性になったので、良し、としました。
 ↓ こんな感じ。測定につかったのは、VNA Sharpというソフトです。
 LOOP_2T_5000pF
 300kHz~30MHzまでのSWR特性です。

 中波帯もまぁまぁで、短波帯も3~7MHzまで以外は悪くないかな・・・?
受信用だからSWR特性を気にしても仕方なし。
厳密にいえば、もっとZ(インピーダンス)特性、R分、X分を見れば
よかったですね。

もっとnanoVNAを正しく使いこなして測定しないともったいないですね。
勉強が足りません・・・。