久しぶりのブログを投稿です。
いろいろとありまして、体調不良なども重なってブログが書けていません。
動画も作れていないので、何だか申し訳ないような、情けないような・・・。
でもBCL活動は結構活発にやっております。アマチュア無線もぼちぼちと・・・。
(11月に手術もあるし・・・。不安・・・。)

さて、今回は「エアーバンド受信用ホイップアンテナの製作」に関する内容です。
とは言え、エアーバンドはあまり積極的には聴いていません。
シャック内で作業をしているときにBGM代わりに聴いたりするくらいですが、
せっかく受信するのだからより良く受信したいなぁ、と思って、専用のアンテナ
を作った次第です。

少し前までは、アマチュア無線用の144/430モービルホイップを小屋根に上げて
いましたが、エアーバンド受信にはいまいちでした。
その後、波長(120MHz付近)に合わせた1/4λホイップを作って上げてみたら
意外に感度が上がっていい感じになりました。
1/4λホイップを舐めていました・・・。反省。専用設計アンテナは偉い!

そこで、もうちょっと長い、ゲインのあるアンテナを上げたらもっといい感じ
になるのでは?と思い、アンテナ製作記事を探して良いものを見つけました。

3/4λコーリニアホイップアンテナ」です。
1/4λの3倍あるので、ゲインは4.7dBアップらしいです。(ほんと?)

構造は、同軸ケーブルを使うタイプではなく下から、
1/4λ長エレメント、次に1/4λ長のスタブ、その上に1/2λ長エレメントが
繋がります。
私は120~130MHz帯のエアーバンドしか聴かないので、123MHz付近に
合わせて設計しました。  1/4λ=59cmくらい(短縮率97%)

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 (1)      |  |    (3)
      |  | 
      |_|
      (2)
(1)ベースエレメントは、1/4λなので大体59cmくらいで作ります。
(2)スタブは59cmの長さ、間隔は大体2cmくらいでいいかなぁ。
(3)トップエレメントは、1/2λなので118cmくらいです。

私はこんな感じで作って、122MHz付近でSWRが1.2くらいになりました。
帯域は、SWR=2.5くらいの幅で ±5MHzくらいだったような・・・。
送信アンテナではないのでラフでいいですし、帯域が広いので気にならない
でしょう。もちろん、聴きたい周波数で長さは計算、調整してください。

GP2
こんな感じ。根元部分はBNCコネクタ付ロッドアンテナを使っています。
その上はアルミ線を使ってスタブとエレメントを形成していますので、
倒れないようにひもで吊るしています。(アンテナ自体はぐにゃぐにゃ)
ロッドアンテナとの接続は小型の目玉クリップです。(半田付けできず)
スタブ前後の支持(強度アップ)は竹ひごを使いました。
しっかりと作るならば、モービル用のベースコネクタとステンレス棒を
使うと完璧です。(やや費用が掛かりますが)

マグネット基台を使って小屋根に立てています。
根元はこんな感じ。
GP1
123MHz付近に合わせたラジアル(59cmくらい)を2本つなぎました。
黒いラジアルは、FM放送受信用(90cm)です。予備です。

受信感度は結構上がった感じがします。
旅客機からの電波はしっかり聴こえますし、地上局(東京コントロール)
から応答も聴こえています。(120.5MHzの関東西セクターメインでワッチ)
とは言え、エアーバンドは詳しくないので、何がどう聴こえればいいのか
分かりません。

もしエアーバンド用ホイップを作ってみたい方はお試しください。