ラヂヲな屋根裏部屋~ラヂヲと無線と山と自転車と

アマチュア無線局:JN1NCB(山頂移動などHF~430MHzまで運用中) ライセンスフリー無線局:グンマMO919(デジ簡とデジコミ、特小のみです) BCL、ラジオ局、受信機関係のブログです。 ぜひご覧ください。 YouTube動画とは連動していません・・・。

アマチュア無線(JN1NCB)、BCL(短波放送などを聴く趣味)、 自作(電子工作、アンテナ工作)、山歩き、 フリーライセンス無線(グンマMO919)、自転車(ポタリング)、 などを楽しんでいるブログです。

2021年10月

昨年から某動画サイトで動画などを上げているのですが、BCLネタの動画のほうがよくご視聴
いただけるので、BCLネタばかりになっています。
(「まっとさんのラヂオ部屋」、で探してみてください・・・。ググっても出てこないかも?)

なかなか動画として上げられるネタも多くはないので、様々な情報を入手して動画を作ったり、
自分の楽しみの一つにしたりと遊んでおります。

そんな中で、SNSのお知り合いの著名な方々が中波でのDX(海外や国内中波局)受信を楽しんで
いらっしゃるので、私もいくつかトライしております。

その中でも興味深くて受信できそうだった 1548kHzの「TWR Europe Moldova(トランスワールド
ラジオ モルドバ送信局)」を最近受信しています。
で、この周波数は ”奇跡” の周波数でして、日本国内局が一切使っていない周波数なんです。
ですから夜間帯にこの周波数を聴いてもほぼ何も聴こえないのです。

モルドバ(Moldova)は、ウクライナとルーマニアの間に挟まれている国で、東ヨーロッパに
属する国になります。(旧ソ連というか旧ロシアというか・・・)
こんな遠くの放送局、それも中波局が受信できるなんて凄いと思いませんか?!

TWR(Trans World Radio)はキリスト教系の宗教局ですが、このモルドバの送信所を使って
送信もされています。出力は1000kWとか700kWとか500kWとか言われていますが、
いずれにせよ大出力です。
モルドバのGrigoliopolという場所に送信所があります。
日本から8000km以上離れていますので、遠いですよね~。

いただいた情報を基に AM3:30くらいから5:30くらいまでの間に受信しやすいようなので、
(季節で変化します。これからの秋のDXシーズンでは早朝まで受信できるでしょう。)
SDR(RSP2Pro)とSDRunoの組み合わせで、スケジュール受信&録音をセットします。

朝起きてからPCに記録された音声を確認すると、ノイズ(近所のオール電化機器や外来の
ノイズ)と長いフェーディングの合間に音声が記録されていました。
状態のいい部分を切り取って、音声を聴きやすく編集したものを貼り付けておきます。

TWR Europe Moldova mp3 File

局名:TransWorldRadio Europe Moldova
周波数:1548kHz
言語:ルーマニア語??
受信日:2021年10月16日 AM4:00~5:30の中の一部
受信機:RSP2Pro(SDR)+SDRuno(受信ソフトウェア)、受信アンプ無し
アンテナ:YouLoopもどきの自作ループ(室内設置)、東西ビーム

11秒過ぎに聴こえるものがTWR Europeのインターバルシグナル(IS)です。
実際には30分おきくらいにISが流れるようです。それも突然に・・・。
どこかでID(SA:局名アナウンス)が出ているはずなんですが、確認できていません。

受信できると結構うれしいものです。
これからの秋のDXシーズンはローバンドで楽しみましょう。

ブログ記事連投です。やはり山頂移動記事は上げておかないと・・・。

ということで、10月16日に秩父郡皆野町にある「蓑山(587m、SOTA JA/ST-017)」に移動運用で
行ってきました。
トレーニングも兼ねての山歩きでしたが、意外に疲れました~。
蓑山は高さも低く、子供などのファミリー登山、ハイキングに最適!みたいな触れ込みなので、
気軽に登れそうだな~、と考えて選択しました。
山頂付近まで車で上がれちゃうお手軽な山ですが、私はトレーニングも兼ねているので当然下から
足で登りました。

秩父鉄道の「親鼻駅」の近くにある「道の駅 みなの」に車を停めて、ここから登り口を目指し
ました。
正確な登り口が分かっていませんでしたが、何人かのブログサイトの情報を基に判断して
探しました~。
万福寺を探して、この脇にある登山口から登ります。(楽そうなハイキングコースだった”はず”の
ルートを選択しましたが、これが誤りだった・・・。)
意外に険しい(?)登山道で、道が結構悪いです。天気も悪く、霧が立ち込めています。
雨だけは降らないでね~と思いながらの山歩きは良くないですね。基本的には引き返しましょう!

道の駅から1時間半ほどで山頂に到着。結構疲れてしまいました。
山頂は 濃霧!!。周りが見えません。本当ならば非常に展望の良い山頂で、下界や秩父連山
などが一望できるはずですが、現実は視程が50mくらい。すぐそばの時計台も見えません~。
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山頂を示す道標を発見しましたが、山頂はテレビ放送中継設備があるのでここからの運用は
やめて、少し離れた展望台の2階に行きました。
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(美の山、は俗称です。公園のための呼び名みたいです。)

周りは何も見えませんが、電波はかなり飛びそうです。
IMG_4142

早速SKYDOORを立ててリグ(FT-817ND)とLi-IONバッテリーをセッティング。
IMG_4152

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50メガをワッチ開始。うわ~、バンド内は各局がいっぱい運用していて隙間がないよ~。
まずはお知り合い(山と無線メンバー)の移動局をコール。ギリギリでしたがQSO成立。

その後、少し下のほうで空き周波数を見つけてCQ開始。
すぐにローカルのお友達にコールをいただき、交信がスタート。(感謝~!)
その後はほぼ途切れることなくコールをいただき、うれしい悲鳴でした。

雨には降られませんでしたが、霧のしずくがアンテナからポタポタ垂れてきて、リグやメモなど
濡らすので困りました。
また、風も少しあり、霧のせいもあって寒い寒い・・・。
持って行った上着のおかげで助かりましたが、それでもガタガタ震えながらの運用で、口も
回らずに情けない状態でした。(自分で何を言っているのかわからない感じで、あれ?でした。)

さすがに天気が悪いので登山客もまばらで、運用は楽でした。(質問もされず、まわりに迷惑
も与えずに・・・)
IMG_4156
展望を示す看板と、実際の様子・・・

次回はお天気の良い日に行って、展望を楽しみたいですが、車で行くかなぁ~と・・・。
(いや、やはりちゃんと登らないとね!)
車で上がれば、山頂まで3分くらいです。

今回の移動は、2時間弱で、27局と交信できて満足でした。
コールいただいた各局に感謝いたします。
下山は、関東ふれあいの道を選択しましたが、こちらが正解!でした。
行程も短く、登山道も比較的歩きやすかったです。登りもこちらを使いましょう!

久しぶりのブログ更新です・・・。
こっそり公開している動画サイトでの動画制作でかなり忙しくて、ブログ更新まで手が回って
いないのが現状です。(もちろん夜勤のお仕事もしていますので、体もきついし・・・)

さて、去る10月9日に下仁田町の 四ツ又山(899m、SOTA JA/GM-099)に移動しました。
この山に登りたいなぁ~、という思いがあって今シーズンはぜひ!と考えていましたが、
なかなか体力も整っていないので思案中でした。

10月末に「山と無線」の一斉移動が計画されていて、その時にいきなり山に登るのは危険なので
トレーニングを開始しなければならず、どこに行こうかなぁとも考えていました。
天気もイマイチっぽかったので行ったことがある簡単な山にするはずが、ついつい行きたかった
この山に行ってしまいました~・・・。

この朝、少し出遅れ気味で自宅を出発、登り口がなかなかわからずに遠回りしてしまいました。
そして何とか登り口を発見! 私有地の駐車スペースに車を停めました。(私有地ですが、
四ツ又山登山で駐車しても良い、となっている場所です。)
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天気が悪いせいもあって薄暗いため、登り始めから何となく不安がありましたがひたすら登ります。
でも体力がないのですぐにへたばってしまい、2度ほど引き返そうかと思ったくらいきつい登りに
なりました。(登山道はやや荒れていて、急登が多く、道も狭いです。)

1時間ちょいでなんとか頂上に到着。お天気は少し ”ヤバい” 感じ。雨が降りませんように!
早速いつもの50メガ移動セットを広げます。山頂は狭いので、端っこのほうにSKYDOORを立てて
準備しました。だれか来たら確実に邪魔になるほどの狭さです。
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リグ(FT-817ND)とLi-IONバッテリーを繋いでワッチ開始。このLi-IONは岐阜県の某無線ショップ
から購入したもので、その評価も兼ねています。
出力は5WQRPです。
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周りが濃霧で方向が分からず、何となくのアンテナ方向で開始しますが、イマイチ信号が聴こえて
こない・・・。CQ連発(SSB)で応答もちらほらで・・・。
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やはり下仁田町の奥にある低山では、南関東エリアまでは電波は飛んでいかないようです。
(昨年の「金剛萱」で体験済み)
群馬県内局中心にQSOしましたが、1時間強の運用で9局(SSB/CW)のみでした。残念~~。

一方、Li-IONバッテリーの性能はと言うと、二重丸!合格です。
今回の運用は短時間でしたがCQ連発で送信時間が多かったので、消費電流も多かったはず。
でも受信時(15.3V)、送信時(15.0V)の電圧はほとんど変化なし。表示の青いLEDも一つ減った
かな?くらいでした。この先もテストを続けたいと思います。

ということで、バテバテの今シーズン最初の山頂移動でした。
少しずつトレーニングしてきましょう。
QSOいただいた各局、ありがとうございました!

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