ラヂヲな屋根裏部屋~ラヂヲと無線と山と自転車と

アマチュア無線局:JN1NCB(山頂移動などHF~430MHzまで運用中) ライセンスフリー無線局:グンマMO919(デジ簡とデジコミ、特小のみです) BCL、ラジオ局、受信機関係のブログです。 ぜひご覧ください。 YouTube動画とは連動していません・・・。

アマチュア無線(JN1NCB)、BCL(短波放送などを聴く趣味)、 自作(電子工作、アンテナ工作)、山歩き、 フリーライセンス無線(グンマMO919)、自転車(ポタリング)、 などを楽しんでいるブログです。

2021年01月

前回ブログに投稿したINRADの「RX7300」をIC-7300に内蔵してみました。

ちなみに、RX7300はこんなものです。(いずれ自作してみよっと!)
RX7300_3

これをIC-7300の上蓋を開けて搭載する(インストールする)んですが、
意外な落とし穴がありました~。

RX7300のアッセンブリーにある黒い同軸をIC-7300の基板上にある「J1071」コネクター
に挿し、そこに挿さっていた同軸(グレー)をRX7300のもう片方のコネクターに差し込めば
終わりなんですが・・・。
IMG_20210123_104701
 ↑ ちょっと詳細が分からないですね・・・。

作業が終わって上蓋を取り付けたら、なんだかガタガタと座りが悪い・・・。
「ん?なんで?ケーブルを挟んじゃったかな?」と思ってよく見ると・・・、
なんと、RCAプラグを留めている6角ナット(ワッシャ)が面一ではなくて、飛び出ているし。
さらにRCAから伸びているケーブルの圧着部が飛び出していて、完全に高さが合っていないし。

ということで、仕方なく全部外して、RX7300の加工です。
6角ナットを面一になるように少し回し、ケーブルも90度くらい回して角度を変えて・・・。
これでいい感じだな、と、その時は満足して・・・。

 ↓ 筐体(シャーシ)と面一になりましたが・・・
IMG_20210123_104645

これで大丈夫だろうと、再度上蓋を閉めたんですが、まだRX7300を取り付けた部分が
おかしい・・・。上蓋が浮いている・・・。どうして・・・?

 ↓ 結局、RCAプラグ自体が上蓋と干渉しているじゃないの!
RX7300_panel_butukari2

ということで、作りが良くないみたい、という結論になりました。
(そういう情報は見たことがなかったので、戸惑いましたが)
まず、何とか上蓋が閉まったので良しとしました。

このあと、このRX7300と自作のスイッチBOXを同軸でつないで、SDRとの切り替えをします。

これについては次の投稿にて・・・。

この内蔵作業の動画は、YouTubeに上げますが、2月になりそうですね・・・。

私の大好きな「大進無線」の面白そうなBCL用グッズ、「DCA-1」を購入しました。

 ↓ これ、です。
 DCA-1

これは何か? BCL用というわけではないですが、中波受信をする際に
ラジオに近づけて使うものです・・・。

意味が分からん”と言われそうなので説明しますと、
DCA-1の同軸ケーブルの先には、外部アンテナ(中波が受信できるアンテナ)を
つなぎます。
中波受信用の外部アンテナ端子がない受信機(通信機以外はあまり搭載されませんね)
の内蔵フェライトバーアンテナにDCA-1を結合させて、外部アンテナの信号を
受信機のバーアンテナに強制的に送り込むものです。(説明が下手~~)

 ↓ こんな感じに使います。
 DCA-1_使用方法

PL-680の上部に接触しているものがDCA-1です。
外部アンテナにつながったDCA-1が、PL-680の内蔵バーアンテナに磁気的に結合して
外部アンテナの信号をPL-680に送り込んでいるわけです。

外部アンテナを中波受信に適したものにしてあげれば、内蔵バーアンテナよりも
良好に受信させられます。

何だか条件があるかのような表現ですが、ノイズを受けやすいLWなどをつなぐと
内蔵バーアンテナでの受信時よりもノイズばかりが増えて「こりゃダメだ~ん」
になる場合があるんです。

そういう意味で、できれば中波用のループアンテナなどの低ノイズアンテナを
DCA-1につないであげたほうがいいと思います。

私はTECSUNの AN-200 の出力をこの DCA-1 を介してPL-680に結合させたところ、
非常に良好でした。
外部アンテナ(例:AN-200とか)を窓際やノイズの少ない電波が強い場所に置いて
同調させつつ、受信機に送ればより強く受信できると思います。

DCA-1以外にも、アペックスラジオから「55CPL-AT」という商品も出ているので、
調べてみてください。

大進無線のキット「DS-2」という受信用アンテナ分配器を自作してみました。

 ↓ これです。 ¥2730です。
 DS-2_1

 一応、BCL用として製作しました。送信したら萌えます、いや、燃えますよ!

 フェライトビーズを2個1組にしたコイルを3つ作りますが、なにせ私、コイルを巻く
ことが苦手かつ下手なので苦労しました・・・。たかだかちょこっとしたコイルなんですが。

 完成した内部がこちら。製作は簡単です。
 DS-2_中身
 案の定、コイルを一つ失敗して巻き直しました。(片チャンが出なかったので)

 GND系は念のため、銅テープを使ってコネクターにベタアースでつないであります。

 ケースは、TAKACHIの TD5-8-3N を同時に購入して使っています。
 DS-2_ケース

 まとめた完成品がこちらです。きちんと測定していなので、ちゃんと
 2分配できているか(-3dBかどうか)不明です。
 一応、一本のアンテナを2台のラジオにつないで受信しても問題ありませんでした。
 nanoVNAで測定すりゃいいんですけど・・・。
 DS-2_完成

 分配器でも結合器でも使えます。
 BCL用として使ってください。近年ではあまり使うことがなくなってきた分配器
ですが、持っておくと便利だと思います。

これを説明した動画を某動画サイトに上げています。
YouTubeチャンネル:まっとさんのラヂオ部屋
 にて・・・。

INRAD(米国)が商品化している「RX7300」というものを手に入れました。

 ↓ これです。さて、これは何でしょう・・・?
 RX7300_2

構造は極めて簡単。自作もできそう。でも微妙~なオンボードコネクタを探さないとね。
加工も面倒くさいかもしれません・・・。
 RX7300_3

これをアマチュア無線で使用している ICOMのIC-7300の内部にインストールすれば
基本的な作業は完了です。

これは何をするものか。

IC-7300から「RXOUT」と「RXIN」の端子を取り出すものです。
(通常はRXINは使わず、戻すときだけ使う。)

つまり、RXOUTから無線機の外付け受信機、私の場合は、SDR機器:RSP2pro、へ
受信信号を送り込み、PC画面を使って大きなウォーターフォールを見たり、
SDRで受信系の改善をして良い状態で信号を受信するものです。
もちろん、送信はIC-7300にやってもらいます。

え?、だったらICOM純正のリモートソフトがあるじゃん!、と言われそうですが、
あれはあれ、ですから、自分なりにいろいろとやりたいわけです。

実際に、IC-7300で弱めのCWなどを受信した場合と、RSP2proで受信した場合では、
明らかに後者のほうが聴き取りやすく、ノイズも少ないようです。
ですからIC-7300の受信でなく、受信はSDRで、送信はIC-7300で、としたいのです。

ただし、欠点が2つあって、
1つ目は、IC-7300のように、リアルタイムスコープではないし、受信もリアルタイム
ではないことです。
SDRは、受信信号をPCで処理させるので、数100msecの遅れが生じます。
そういう意味で、FT8などのQSOには向かないかなと思います。
そんなことはないという方もいらっしゃるし、米国ではSDRを使ってFT8をやっている人は
多いようです。

もう一つの欠点は、IC-7300内部に手を入れる(半田付けは無し、作業も簡単)ので、
初心者にはやや厳しいこと、IC-7300のATUポートと物理的にバーターになること、
です。外付けATUが使えなくなります。もちろん、元に戻すことは簡単ですが。

ということで、私の場合は、このRX7300を使う場合は、外側の切替SWボックスを
自作して、受信信号を「DIRECT」と「SDR」で切り替えるようにする予定です。
つまり、RXOUTをSDRのみにつなぐか、RXINに戻してあげるかを切替えるものです。

今後、じっくりとやっていく予定です。

動画に撮りながら、まとめて某動画サイトに上げます。(1月中にできるかなぁ。)

●YouTubeチャンネル:まっとさんのラヂオ部屋(YouTubeサイト内で検索してください。)

今年のQSOパーティー(New Year Party)は、1月2日から7日の6日間に変更されました。

とは言え、仕事の都合とお正月の休日のこともあって、参加できるのは本日(3日)くらいしか
ありませんので、少し踏ん張って近場の低山に移動しました。

場所は、高崎市の「御岳山(おんたけさん):409m」です。(SOTAではないです。)

車で近くまで行き、そこから登山です。と言っても15分足らずで登れちゃいます。
(急登なのできついんですが)

10時ころに山頂に到着、お店を広げてスタンバイです。
  ↓ 山頂から榛名山方面を望む。この時はいい天気。
   でもすぐに雪雲が北西方面から迫ってきました・・・
2021_NYP

 ↓ 山頂の脇でSKYDOORを立てて準備OK!
  メジロ、シジュウカラ、などの野鳥もたくさんいて、気持ちがいいです。
2021_NYP2

いつものFT-817に外付けLi-ion(18650x4本)をつないで声を出しますが、なんか変・・・。
パワーも変調もメータが振れないぞ・・・? もしやファイナルが飛んでいる??!

落ち着いてマイクコネクターを押し込んだら、OKでした・・・、ホッ!・・・。
(接触が悪いのかな?チェックせねば・・・!)

CQを出す前に何局か移動局を呼んでみて問題なしを確認。
別の周波数にQSYしてCQ CQ・・・。バンドが移動局で一杯なので、かなり上のほうで。

でもほとんど応答がなく時間ばかりが過ぎていき・・・、仕方なく呼びまわりするも
ログが進みません。

そのうちに雪もチラチラしてくるし・・・。早めに20局QSOして下山しないとやばそうだなぁ。

これではダメなので、久しぶりに144メガのSSBにオンエアー!
アンテナは、移動の定番、「RH770」です。グラスポールに縛り付けてOKです。

CQを出すとまずまず順調に呼ばれてログが進み始めました。ひと安心。
何とか13時過ぎには20局を超えて完了となりました。(ローカルさんにも呼ばれてびっくり!)

  ◆ここで感じたこと◆
*「144メガのSSB」は移動の設備(アンテナ)が簡単。(50メガよりも小型!)
*よく飛ぶ。
*局長さんもたくさんいるみたい。(平日でも呼ばれそう)

最近のSOTA移動でも144メガが多いみたいなので気になっていたけど、これからの(今年の)
山頂移動では50メガSSBだけでなく、144メガのSSBも加えようかな!と思った次第。

430FMもいいけど、何かと運用しづらいことや空きチャンがないこと(特に平日は御留守番が
多くて閉口するし・・・)があって、平日の山岳移動は控えていました。

よし!これからは144メガのSSBももっとやろう!

早速、移動用アンテナを考えて製作しよう! さて何がいいかなぁ・・・。
垂直偏波で、小型で、よく飛ぶもの。指向性があってもいいかな。
携帯性も良くないといけないので、シンプルな構造がいい。RH770も使うけど、
別なものでやりたいな。

ツインループかな。 普通のループかな。 考えることが楽しみだ!

ということで、楽しい移動かつ、いい動機付けをもらいました!

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