ラヂヲな屋根裏部屋~ラヂヲと無線と山と自転車と

アマチュア無線局:JN1NCB(山頂移動などHF~430MHzまで運用中) ライセンスフリー無線局:グンマMO919(デジ簡とデジコミ、特小のみです) BCL、ラジオ局、受信機関係のブログです。 ぜひご覧ください。 YouTube動画とは連動していません・・・。

アマチュア無線(JN1NCB)、BCL(短波放送などを聴く趣味)、 自作(電子工作、アンテナ工作)、山歩き、 フリーライセンス無線(グンマMO919)、自転車(ポタリング)、 などを楽しんでいるブログです。

2019年10月

さて、自作した 1:9UN-UN(以下、UNUN)を使ったロングワイヤーアンテナで7メガを
聴いてみました。もちろん、マニュアルチューナーで7メガに同調してあります。

総括すると、屋根裏の7メガ短縮DPと聞き比べてみて(国内QSOのみ)、
*ノイズは少ない感じ。
*信号がS=2~3弱い・・・
という結果でした。
ノイズが少ないのは、感度が良くないから、みたいな感じ・・・。

やっぱり駄目かなぁ。
ワイヤーは十分に長いし、屋根裏DPに比べてアンテナとしての面積も広いし、
ノイズも受けにくい張り方だし、悪くないけど、やはり使用するバンドに
同調させていないアンテナはよくないのかな、という感じです。

もう少し気候がよくなったら(体調も良くなったら)、UNUNを外してチューナー
直結で試してみたいです。

その前に、同調範囲を広げたマニュアルチューナーを自作してしまおうと考えて
います。(最初にそうしておけばよかったけど・・・)
C-L-CのT型チューナーを考えています。
部品は大体揃えてあるので、まずは空芯コイルから巻きますかね…。
最初はプラスチックまな板の上に部品を配置して仕上げます。
それを大きなアウトドアBOXみたいな入れ物に入れて屋外に設置しようかな
と考えています。
さて、家庭内SWRは下がるでしょうか・・・?(すでにSWRが上がり気味です)

さて、自作した 1:9UN-UN(以下、UNUN)をワイヤーにつないで試すのですが、
まだワイヤーの長さが決まりません。

最初に設定した25mのワイヤーに UNUNをつないで各バンドのSWR(とIMP)を測定
してみましたが全体としてSWRが2~5程度。
ちなみに、UNUNにはANTワイヤーのみつなぎ、GND(カウンターポイズ)はつないで
いません。つないでもSWRに変化はありませんでしたし。
 (測定は、KURANISHIのBR-210アナライザーを使っています。)
  ↓ 最終的にバルコニーに設置した様子
   海外の実例を参考にして、同軸にはRFコアーを巻いてあります。
 1_9 UN-UN

で、いくつかのロングワイヤーに関する記事を探してみて、「16.2m」という
マジックナンバーがあったので、22m、18.5m、16.2m、と順番にワイヤーを
カットしながら測定しましたが、結局どれもダメで、切れば切るほどローバンドは
悪化の一途でした。(そりゃそうだ)

もう面倒くさいや!ということで、残りのワイヤーを全部つないで 27m強
の長さにして無理やり敷地内に張りました。
  ↓ 張り始めの部分を下から撮影。この先(右のほう)はLの字に左へ折り曲げて、
   さらにその先は斜め下に戻しつつ折り曲げてある・・・。まっすぐ張れないので。
 IMG_2687

この状態でのSWRは以下の通り。(屋根の影響や折り曲げの影響などがありすぎ!)
条件:ワイヤー長=27m+α、1:9UN-UN、RFチョーク、アナライザーを手で持つ
 3.53MHz:2.2 (よくないなぁ)    (3.3)
 7.03  :2.8 (いまいち以上)    (5.5)
 10.1  :4.9 (かなり悪いな~!)  (2.2)
 14.1  :1.3             (3.5)
 18.1  :1.7             (1.7)
 21.2  :2.7 (いまいち以上)    (2.2)
 24.9  :1.6             (1.8)
 28.3  :1.9             (2.2)
※後ろの(  )内の数値は、ワイヤー長=22mでのSWR値です。
これならばチューナーで十分に落とせるな~、というレベルになりました。

マニュアルチューナーで各バンドを整合させたところ、全バンド(50メガ含む)で
SWR≦1.1 になったので、まずは良し!?というところでしょうか?

でも多分、ロスとかANTの出来の悪さで受信感度や飛びは悪いんだろうなぁ~
という感じです。
ダメだったら諦めるかな・・・。

なかなか進まなかった秘密の作業ですが、過去の投稿から明らかかと思います。

ロングワイヤーアンテナを試してみよう!と思い、準備を進めていました。

最初は、単純にワイヤー(電線)を張って、アンテナチューナー(まずはマニュアル)
で調整すればSWRが下がって体験できるな~、なんて簡単に考えていましたが、
意外にそうでもなかった…、という感じです。

ワイヤーの長さもAH-4の取説から考えて、使用する周波数(バンド)の1/2ラムダの
整数倍に一致しないようにカットすることが大切、ということが分かっていたので、
いくつかの選択肢を考えていました。

前回の投稿に書いたように、
12.5m、18.5m、22m、25mあたりがいい感じだったんですが、
結局、どれもすべてのバンドにおいてきちんとチューニングが取れ切れませんでした。
チューニングを取った機器が「DAIWAのCNW-319Ⅱ」だったので、AH-4のように
チューニング範囲が広くないのかな?と感じております。

そんな中、ロングワイヤーのインピーダンスは450Ω程度(長さ、高さ、張り方で
全く変わることは当然として)と言われているので、受信用などに「1:9トランス」
を使って、50オーム近辺に合わせこむことで効率よく信号を送り込む、というやり方
があったことを思い出し、あちこちネットで探しまくり・・・。

運よく「JH4VAJ局」のブログを発見し、記事の中でロングワイヤーを様々に試しつつ、
1:9トランス(バランではなく、UN-UNです)もテストされていて、まさに自分の
やっていることと同じだったので非常に勉強になり、参考になりました。感謝感謝!です。

で、早速 1:9UN-UN の製作に取り掛かりました。
  ↓ 以前自作したフロートバランをばらして流用。見た目が悪いです。
   どうも私はコイルを巻くこと、作ることが苦手でして、見栄えが悪いです。
   ケースが小さくてコイルと端子が接触するので、耐熱絶縁テープで巻きました。
 IMG_2684
 最初は、ANTとGNDへの結線を逆にしてインピーダンスが50オームに
 ならずに首をひねりましたが、やり直して解決しました。

これを使って、ロングワイヤーの調整をするのですが、どうなることやら…。
次の投稿へ続く・・・

なかなか思うようにブログが更新できません・・・。
体調がよくなってきたところで「台風19号」にやられました・・・。
近くを流れる大きな河が氾濫しそうだったので、家族を避難させたり、
大騒ぎになりまして…。(結果的に氾濫せず、自分たちは被害なしでした。)

被害を受けた方々には、心よりお見舞い申し上げます。自分として何かしら
できることを考えないといけませんね。

さて、前回の投稿で、銅線ワイヤーカットして22mにしてみたところまで
書きました。
何をしているか、は無線家の方ならばピン!ときたと思いますが、その通り、
「ロングワイヤーアンテナ」を試しているわけです。

22mという長さは、3.5MHz~50MHzまでのどのバンドでも1/2ラムダの整数倍に
ぶつからない長さであり、将来的に ICOMのAH-4などを使う際にもチューニング
を取れる長さになるはずです。
それよりも短い長さとしては、12.5m、18.5mが挙げられますね。
しかし、3.5MHzでも運用するには、20m以上を推奨する、というAH-4の説明を
参考にして22mにしたわけです。(と言いつつ、AH-4は持っていません~!)

現状のHF運用は、屋根裏に張り巡らせたマルチバンドダイポールアンテナで
行っていますが、どうしても屋根の影響で若干の減衰があったり、屋根の影響でSWR
がうまく下がらなかったり、屋根裏のAC電力系のノイズの影響を受けたり、
場合によっては 「アイ」が出たりと問題を抱えています。
(基本的にQRP運用なので、アイはないのですが…)

また、もしかすると将来、屋根に太陽光パネルなんかを乗っけた場合に、屋根裏ANT
は役に立たなくなるので、その際の予備試験の意味もあります。
(でも太陽光パネルとそのインバーターからのノイズで、HF帯は全滅!という話も
 たくさん聞いているので、パネルを付けることはないと思うのですが・・・。)

今回は、自宅の周りにそれなりに22mのワイヤーを張り巡らせてみて、チューニングを
取ってみました。
本日は、DAIWAのCNW-319Ⅱを使って試験しましたが、結果としては、
3.5MHzと7MHz、50MHz以外はバッチリOKでした。
3.5と7はSWRは下がらず、??の状態です。

GNDは、庭に埋めたアース棒1本からスタートし、5mほどのカウンターポイズを
追加して試しましたが、決定的な効果が見えず、これまた??の状態です。

次回は、22mのワイヤー長を25.5mにしてみたり、GND系を強化したり、いろいろ
やってみるつもりです。
※25.5m、は、28MHz帯以外は1/2ラムダの倍数にぶつかりません。(18MHzが怪しいけど)

GNDの強化=カウンターポイズの追加ですが、AH-4の取説でも「エレメントの長さと
同じ長さのカウンターポイズが理想である」と書かれているようなので、エレメントを
伸ばすとGNDも長いものを用意しないといけないため、大変ですね・・・。
どうしようかな・・・。
20m以上のカウンターポイズをバルコニーに伸ばすスペースはなさそうだし・・・。
隅っこに丸めて置いておくしかないかな・・・?
(家庭内SWRが下がらなくなりそうです。)

また追試して投稿します。(次回は、写真付きで・・・)

少し投稿が途絶えていましたね。2週間くらい空いてしまったなぁ。
仕事も忙しくて、体調もちっともよくならないし・・・。

とんでもない台風が接近中で、家の周りを片づけたりバタバタしていますが、
その数日前から2階のベランダで、ビニール銅線(ワイヤー)の長さを計りつつ、
カットしたり伸ばしてはんだ付けしたり、いろいろやっていました…。


長さは、 12.5mかなぁ…、ちょっと短いかな。
もうちょっと伸ばして 18.5mかなぁ…、悪くないけどまだ伸ばせるかな。
いっそ22mにしようかなぁ。22mでもいけそうだな。これならあれもできそうだしなぁ。

継ぎはぎのワイヤーだけど、22m分できました。
さぁて、何をしているんでしょうね?

台風シーズンが終わって、体調も良くなったらこのワイヤーを使って
いろいろと実験したり、調べてみたり、これに使う装置を自作したり・・・。

面白い(うれしい)結果が出たらハッピーだなぁ。

今後のこともあるので、こういうこともやっておかないといけないので。

また進捗があれば経過などを投稿します。

楽しみだなぁ。

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