ラヂヲな屋根裏部屋~ラヂヲと無線と山と自転車と

アマチュア無線局:JN1NCB(山頂移動などHF~430MHzまで運用中) ライセンスフリー無線局:グンマMO919(デジ簡とデジコミ、特小のみです) BCL、ラジオ局、受信機関係のブログです。 ぜひご覧ください。 YouTube動画とは連動していません・・・。

アマチュア無線(JN1NCB)、BCL(短波放送などを聴く趣味)、 自作(電子工作、アンテナ工作)、山歩き、 フリーライセンス無線(グンマMO919)、自転車(ポタリング)、 などを楽しんでいるブログです。

2017年02月

日曜日は仕事も休みで、天気も良かったので山を歩きました。
(天気が良い、と言っても朝から北風が強くて気温も低めだったので、多少迷いましたが・・・)

登った山は、過去に一度登っている
八束山(やつかやま):453m:国土地理院の地図上での名前は「城山」です。
市町村としては高崎市ですが、旧多野郡吉井町にある山です。
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 ↑ 山の全景です。多分この山だと思うのですが・・・

寝坊して出発が遅くなり(オンラインの登山届にも時間が掛かり…)かつ、車で現地に到着した後も
駐車場と登り口をうまく見つけられずに迷ってしまい、登り始めが遅くなってしまいました。(反省)

それにしても現地に近づくにつれ、昨夜雪が降ったらしい雪が見えて不安になりました。
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 ↑ 登山口にも雪がうっすらと・・・

登山道にもあちこちに少しだけ雪がありましたが、危ないレベルではないのでゆっくりと登りました。
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 ↑ 山名板など・・・

10時半くらいに頂上に到着し(45分くらい掛かったかな?)、登ってきた地元のおじさんと談笑
しながらリグとアンテナをセッティング。(後述する猟銃を持った人のことなどを聞きました。
勉強になりました。)
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 ↑ いつもと同じ感じ。FT-817ND/5W、LiFePoバッテリー、2mH SKYDOOR

11時前から50MHz SSBで運用開始。
CQを出してボチボチ呼ばれて12時過ぎ頃まで遊んで、ワッチしながら昼食のパンを頬張りながら休憩。
途中でQRP仲間の局とスケジュールと無線機のテストにお付き合いし、楽しく遊びました。

その後に430MHz FMにQSYして数局交信しました。(最終的に15局とQSO)

午前中は北風が強くて寒かったのですが、お昼過ぎから
風は収まって陽射しのおかげで楽になりました。(でも寒かったですよ~)

登り始めの頃に麓に猟銃を持ったおじさんがいて、撃たれるかとドキドキしました。
イノシシやシカを狙っていたようです。頂上に着いた時も猟犬が3匹走ってきて怖かったです・・・。
山の獣の猟をする方々は、今ではそれで生計を立てるわけではなく、趣味だったり、若干の小金を
得たり、または増えすぎた獣を減らすためだそうです。
昔のように山の中を駆けずり回って猟をするのではなく、猟犬を放して追わせ、麓に降りてきた
獣を撃つそうです。待ち伏せ方式だそうです。
ですから山に入るときは、黄色などの目立つ格好をしたほうがいいよ、とのことでした。
撃たれるから・・・。 あ~~、怖い怖い・・・。

そろそろ花粉症が始まりそう(始まっちゃったかな?)なので、山にはあと一回登れるかどうか
というところですね。
もう一回くらい行きたいんですが無理かなぁ・・・。

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 ↑ この山の名物、「羊の足跡」。由来は写真の立て札を読んでください。見えるかな?

前回ブログに書いたRTTYのための準備が終わって、「MMTTY」の使い方もやっとわかったところで、
長らく準備してきたRTTYの交信を先日、初めて行いました。

http://www.geocities.jp/je3hht/mmtty/
↑ ここからダウンロードしてください。

と言いつつも、RTTYは、結構いろいろな内容を送り合ったりするので、MMTTYの初期設定の
内容(定型文が保存されたワンタッチボタンの内容)では、足りませんし、実際のQSOには
マッチしません。

私の場合も、結構修正して書き換えました。
主に呼びまわりになるので、
①相手局へのコール
②RSTの送信、自局のQTH、OP NAME、QSL交換情報
③QSOのお礼、お別れの言葉
などをうまい具合にまとめて、それぞれのボタンに記憶させました。

場合によっては、それぞれのボタンにRST、QTH、OP NAME、などなどをパーツとして
記憶させて連続でクリックして送信する方法もありだなぁ、と感じました。

ま、MMTTYの場合は、その場で臨機応変で直接タイピングしながらQSOが可能なので、
変化に富んだ内容にも対応できますね。

それほど早いタイピングでなくても、十分にQSOできることが分かったので、お天気や気温、
リグの名称、アンテナのこと、なども紹介できますね。

ちょっとくらい打ち間違っても大丈夫みたい。そもそも伝搬状態によって文字化けしたりも
するので、完ぺきでなくてもOKみたいです。

文字がデコードされて出てくるので、ローマ字で日本語を送ってもいいようです。
感謝を表す「TNX」「TKS」「TU」でなくても 「ARIGATOU」でも良いですし、
「MATAOAISIMASYOU」なんかも使ったりして・・・。

パイルアップなどで短時間のQSOが必要な場合でなければ、多少、冗長な言葉を使っても
いいと感じましたし、気持ちが伝わる感じもしました。

ということで、このRTTYでのQSOを楽しんでいきたいと思います。

でもこのRTTYは、CWと違って、パワー(出力)が必要なこともわかりました。

国内局同士のQSOだから、いつものCWのように「QRP:5W」で大丈夫だろう、なんて思って
コールしてもダメでした。

結局、20W程度のQROでやらないと厳しいみたいでした…。
SSBでの通信とおんなじ感じかな?
(もちろん、コンディションによりますよ。DX局でもQRPでやっている方は多いので・・・。)

CWは耳で聴いて、符号が聴き取れればQSOが成立しますが、RTTYは符号をPCのソフトが解析して
文字にするので、了解度が良くないと厳しいみたいでした。
文字にできなければ、どんなに符号が聴こえても「NO DETECT」ですからねぇ。

そういう意味で、CWのほうが楽しくてやりやすいかな?、と思ったりしています…。

前回のブログの続きです。

JARDに申請している間に、USBIF4CWとPC、IC-7100Mをつなぐためのケーブルを製作しなければ
なりません。
IC-7100Mに添付されていた「ACC端子用コネクタ」を使って、接続ケーブルを製作します。

このコネクタ(配線がすでに一部半田付けされている)が曲者でした…。

コネクタのFG(フレームグランド)とケーブルのシールド網組の導通がありません。
また、SG(シグナルグランド):2pinー赤 とも導通がありません。

ということで、接続ケーブルは、2pinのGNDを使っていくつかの信号をつなぐこととしました。
(FGとSGをつながないことは、ある意味で当然ですが、コネクタのFGと網組がつながっていない
 のは不思議ですねぇ。)

今回は、シールドケーブルを使用して
①FSKK(10pin):USBIF4CWのKey-outと接続する
②HSEND(3pin):②USBIF4CWのPTT-outと接続する
③AF(12pin):PCのMIC端子(PCの入力)に接続する
④13.8V(8pin)
にそれぞれ半田付けして接続ケーブルを製作しました。

④の13.8Vは、今回のUSBIF4CWとの接続には関係なく、別に製作したGPSユニット(別途ブログに
書きましょうかね…)の電源にするためのものです。

 ↓ 完成したケーブルとGPSユニット(かなりいい加減な作り…)がこれです。
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GPSユニットの中には、13.8V→5V変換のDC-DC回路を入れてあります。

このケーブルをUSBIF4CWとPC、IC-7100Mにつないで、準備はOKです。
結構わからないことだらけでしたが、ローカル局の多大なるヘルプのおかげで、
ここまでできました。感謝です!
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 ↑ シャックに収めた様子。見えにくいですが…。

あとは、MMTTYの設定などが問題でしたが、USBIF4CWのサイトやMMTTYのサイトなどを
読めばほぼ問題ないようです。

私はうまくいかない部分がありましたが、ローカル局の助けもあり、最初からやり直して
OKとなりました。
キーポイントは、
●MMTTYの設定は、キーの極性を「ノーマルモード」に設定し、
●IC-7100MのRTTYの極性を「リバースモード」に設定する
ことですね。

以前のブログにも書きましたが、IC-7100Mも導入し、様々なモードにも対応しやすくなりました。
もちろん、50WまでならばQROも可能になりました。
(今までは、QRP専門な感じで、最大出力も10Wでした・・・。)

そこで、IC-7100Mと従来のIC-703、それにFT-817NDでもRTTYやPSK31,JT65に対応できるように
免許の申請を行いました。

…これがまた面倒くさくて、QRP仲間やローカル局、ネットでの情報などを調べまくり、
何とか変更申請が完了したのが、1月の初旬でした。
12月から調査、申請準備、申請と認定、受理まで1か月くらい掛かりました・・・。

RTTYやPSK31、JT65の申請については諸説あり(過ぎて)、どれが正解かもわからず、
調べるほどに多くの方が採用している申請方法は、どうもあまり正しくないような・・・、
という思いを持ちました。

結局、ローカル局のアドバイスと実際の接続図(実態配線図)、実際の運用方法を考え合わせ、
何とか送信系統図と電波形式などがまとまりました。
IC-7100MやIC-703の場合は、ACC端子を使ってRTTYのFSKを直接行うので、それに応じた
配線図(送信系統図)を書かないとダメですね。
一律に、マイク入力とRTTY信号入力を切り替えただけの系統図は正しくないな、と感じました。
(そういう入力部を持たないFT-817NDなどは、この書き方しかありませんね。でも実際に使う
 データ端子から入力する図にしたほうがいいと思っています。)
またIC-7100MのようなUSB端子を持つ機器の場合はUSBとPCを使うので、それも記載します。

私の場合は、「USBIF4CW」という優れた付属機器を使用してRTTYなどを行うので、
これも付記しました。

http://nksg.net/usbif4cw/
ここで購入できます。最新のGen.3でもよいかと思いますが…。
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 ↑ USBIF4CWは、キットを購入して自作しました。

それでもまだ若干の疑問点もあり、完ぺきではないような・・・。
ま、少なくとも法律的な間違いや逸脱は無いようなので、OKとしました。

●私の場合は、

①基本の申請は、総務省の「電子申請Lite」で行い、系統図などを添付して、
 出来上がったZIPファイルをPCに保存し、
②そのZIPファイルを保証認定用の添付ファイルとしてJARDに送り、保証認定料を支払い、
③その後にJARDの保証認定審査を受けて、若干のやり取り、内容の修正を行い、
④保証認定された返信のメールに添付されていたファイル(認定されたことを示す認定書)と
 上記ZIPファイルを再度、総務省の電子申請Liteを使って申請し、審査を受け、
⑤審査完了を待って返信用封筒を送り、免許状を受理する。

という流れで行いました。

総務省の「電子申請Lite」を使わずに、すべてを書き込んだ紙ファイルをJARDに送る方法も
あるようです。(TSSの認定を受ける方法もありますが、何かと問題があるような・・・)

また、マイク端子などからオーディオとしてRTTY信号を入力する場合は、変更申請ではなく、
変更届で良い、という意見や見解もあるようですが、それはどうかな?と私は思っています。
少なくとも自局に免許されている電波形式が変更になる(追加になる)場合は、変更申請に
なりますね。

そんなこんなで、、、
何とか1月に免許が届き、楽しみにしていたRTTYの運用ができるようになりましたが、
仕事の関係や自分の都合で、ゆっくりと運用することもできずに、あっという間に
1か月ほどが過ぎてしまい・・・。

また、RTTY運用に欠かせない「MMTTY」というソフトウェアの使い方がわからず、
それに手間取ってしまったり、
同時に、USBIF4CWとPC、無線機(IC-7100M)をつなぐケーブル類もなかなか製作できず、
どんどんと時間が経つばかり・・・。

RTTYなどの運用には、まだまだ工程を踏むことになりました。
~続く・・・

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