ラヂヲな屋根裏部屋~ラヂヲと無線と山と自転車と

アマチュア無線局:JN1NCB(山頂移動などHF~430MHzまで運用中) ライセンスフリー無線局:グンマMO919(デジ簡とデジコミ、特小のみです) BCL、ラジオ局、受信機関係のブログです。 ぜひご覧ください。 YouTube動画とは連動していません・・・。

アマチュア無線(JN1NCB)、BCL(短波放送などを聴く趣味)、 自作(電子工作、アンテナ工作)、山歩き、 フリーライセンス無線(グンマMO919)、自転車(ポタリング)、 などを楽しんでいるブログです。

2015年09月

今日は非番でしたので、どうしようかなぁ、と思いましたが思い切って山歩きを決行しました。

目指すは、神成山(かんなりやま)です。
上信電鉄(群馬のローカル線、最も高い料金と言われている?)に乗って、南蛇井(なんじゃい)駅
まで行きます。

そこから登り口まで行くのですが、道に迷ってしまい地元の方に尋ねてしまう始末・・・。

登り口を見つけ、登山開始です。結構最初から急登です。(今回は西側から東に向かって歩きました。)
最初に現れたピーク:吾妻山(328.1m)で早速運用です。
50メガの運用をするはずでしたが、時間的に余裕がないので430メガ FMでお手軽運用でした。

FT-817をセットし、アンテナはいつものプリンテナ。
ポールは、いつも使っている5mポール(W-GR-540Hmini)ではなく、
釣竿(グラスロッド)の白滝450です。
4.5m長の釣竿ですが、軽量(200g強)で、かつ仕舞い寸が45cm程度ですので扱いやすいです。
釣竿の先は細くて使えないので、3段分抜いています。ですから全長は3mほどになっています。
イメージ 1
 ↑ 吾妻山山頂での運用の様子。竿を固定する場所に苦労しました。
イメージ 2

その後、ひたすら尾根を歩き、次の展望の良いピーク:龍王山(龍王ピーク):320.9mに到着。
ここでもFT-817、プリンテナを設置して430メガの運用開始!
イメージ 3
 ↑ 龍王山での様子。見晴らしはGOOD!です。群馬の中心部にも開けている感じ。
イメージ 4

しばしのQSOのあと、50メガにチェンジしようとしましたが、雨がポツリポツリと・・・。
急いで撤収し、残りの尾根歩きです。

最後は雨に降られましたが、楽しく歩けました。まだ体力がなくてダメでしたが。
(途中で一瞬道に迷いました。この山は、東から西に向かって歩いたほうがスムーズですね。)

今回は、FT-817にeneloop proを8個内蔵してテストしましたが、やはりFT-817は大喰らいでした。

2.5W出力でしたが、FMのような連続送信では、あっという間に消費されます。
全体で1時間強?の運用でほぼ力尽きました。
2500mAの容量でも辛いですね。
普通のeneloopでも同じくらいな感じです・・。

運用開始時:受信時 10.5Vくらい、送信時 9.0Vくらい
30分程度経過時:受信時 9.8Vくらい、送信時 8.5Vくらい
1時間経過時:受信時 9.5Vくらい、送信時 8.1Vくらい
このまま続けたら、送信時に8Vを割ってしまい、強制電源断だったことでしょうね。
もちろん、交換用eneloopは持っていましたが…。

FT-817の内蔵電池での2.5W運用は、SSBで丁度いい感じです。SSBなら(50メガ)1時間半以上
できた記憶があります。(eneloopで)

うーん、FT-817、2.5W、FMでは、外付けの大容量のバッテリー(LiFePo)が必要かな~。
50メガよりも430のほうが効率が悪いはずなので、余計に食ったのかな。
(調べてみたら、やはり50メガよりも430メガのほうが効率は悪いみたい。それに今回は、
スケルチ開放のままスピーカーで音を聴き、送信比率も高かったので、高負荷での運用でした。)

もう少し追試してみようと思います。
山岳(低山でも)移動では、eneloop proを3セット必要かな。内蔵電池で運用して。

バッテリーの悩みは尽きません。
FT-817がもう少し小食だったらいいのに。 FT-690mkⅡが欲しくなりそう・・・。
ピコ6があるからいいか・・・。
どれも一長一短ですね。

秋らしくなり、今日は久々のいいお天気。仕事も休みになったので、移動運用に出かけました。

最近購入したLiFePoバッテリー(リフェとかリフェポ、と呼ばれているバッテリー)を
試したかったこともあり、50メガで、FT-817の5Wでの運用としました。

移動先は、自分の体力の低下もあり、近場の「山名城址(やまなじょうし)」です。
標高は184mの小さな山です。山の名前はありません。

自宅から自転車でふもとまで行き(30分掛からないくらい)、そこからの山歩きになります。
山歩きと言っても、20分程度です。これでも心拍数が上がりました。体力が・・・、無い・・・。
(自転車も新調して、スポルティーフに変えました。以前よりは前傾が楽です。)

今回は(今回も)GPSロガー(ドングルロガー:GT-730FL-S)を動かしながら、同時に
スマホ(中古のiPhone4S)に「Geographica」というアプリを入れて、国土地理院の地図を
見ながら足跡も記録しつつ登りました。このアプリ、なかなか良いです。アンドロイド版もあるので
携帯などをお持ちの方は使ってみてください。ただし、GPSを内蔵していないと使えないと思います。

頂上に到着し、SKYDOORを展開し、リグのセッティングを行います。
いや~、久しぶりなので手際が悪い悪い・・・。時間は掛かるし、やり方は忘れているし・・・。
イメージ 1
 ↑ リグとバッテリー

準備OK。早速運用です。
使ったバッテリーは、バイク用のリフェポ:PhantomのAPP14A2、という
公称電流容量:14Ah(10時間率)のものです。重さは 約660g です。
(Amazonで 約7kで買えます。これなら安いです。普通に買うと20k~30Kです!)

でもバイクの使い方とは異なるので、この数値は全く違うというか当てになりません。
どうやら無線で使う場合(ディープサイクル放電)では、4Ahくらいみたい。

最初の受信状態で、電圧は13.1Vです。SSBの送信時(5W)には、12.8V位まで落ちます。

運用開始からCQ連発、その後は徐々に呼ばれました。でも送信の割合が多い状態です。
テストにはちょうどいいですね。

1時間半くらい運用し、昼飯です。30分くらい休み、FMラジオを鳴らしておきます。

再び運用開始。
さらに1時間半ほど運用しておしまいとしました。QSOの局数は 15局。少ない・・・。

この頃には、受信時に12.9Vになり、送信時には12.6V位になりました。
まだ1時間くらいは使えそうな感じ。もうちょっと頑張っても良かったのですが、暑さに負けて
疲れたのでダメでした。
このバッテリーとしては受信時に12.5V、送信時に12.3V位になれば限界となるのでしょうね。
12Vを切ってしまうような使い方はNGです。ダメになりますよ~。

ということで、FT-817を使って、5W/SSB運用で、約3時間できました。(途中でCWもやりましたが
空振りでした。)
送信の比重が高いですが、パイルにならなかったので良いテストではなかったですね。
もっと呼ばれて3時間フルにやったら、バッテリーはもたなかったかも、と推測できます。
イメージ 2
 ↑ 運用の全景。やぶ蚊との戦いに疲れました。いくつか食われました。蜂がいなかったのが
   良かった。お天気は最高!でも直射日光は暑い!

でも結果には満足しています。こんなものでしょうね。

FT-817の5W送信時は約2.0Aです。受信時は最大で450mAです。
今回の運用では、送信:受信は 2:1 と仮定します。
SSBは 平均電力として下がるので、電流も半分くらいとして、1A。
単純計算では、平均電流は、0.9A/h位でしょうか?
ということは、今回の使用分は 0.9x3 で 2.7Ah ってな感じ?? 
まだバッテリーは余裕があったので、バッテリーの容量は4Ah くらいがいいところ、
ではないでしょうか?

※ここで追記※
このバッテリーの底面に貼ってあったラベルを発見!(今ごろ…)
4Ah、 52.8Wh と書かれていました。推測が正しかったようです。

まずまずの性能だったので、これを使ってみようと思います。重量も軽いし。
もっと長い時間、5W運用したい場合は、さらに容量のある(6Ah以上のもの)バッテリーを
検討したいです。Amazonで 公称24Ah(10時間率)、実質6Ahくらいのものが12kですし。
(でも重量が2kg近くあるので、重いですね。悩ましい!)

他にも試してみたいLiFePo(8Ah)がありますが、輸入しにくく、価格が高い(15k)なので難しいです。
取扱店と交渉しようとしていますが・・・。

ということで、バッテリーの試験とリハビリ運用には丁度良い移動でした。

もっとまじめな山登りの場合は、eneloop proを3セットくらい持って行くほうが楽だと思います。
いろいろなバッテリーを試しながら、近いうちにバッテリーについてまとめたいと思います。

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