ラヂヲな屋根裏部屋~ラヂヲと無線と山と自転車と

アマチュア無線局:JN1NCB(山頂移動などHF~430MHzまで運用中) ライセンスフリー無線局:グンマMO919(デジ簡とデジコミ、特小のみです) BCL、ラジオ局、受信機関係のブログです。 ぜひご覧ください。 YouTube動画とは連動していません・・・。

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2015年02月

本日も午後に少しだけ山歩きをしつつ、430メガの移動運用をしました。

先日自作した4エレ八木のお試しのためでもあります。

自宅から自転車でのんびりと走り(APRSを発信しながら)、20分ほどでふもとに到着。

そこからのんびりと登って、あっという間に頂上(と言うか、山名城址のある高台の見晴台)に到着。

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パッパッパッとアンテナを立てて、無線機をつないでON-AIR準備OK!

今回は自作の4エレを使いましたが、エレメントが細めの銅線なのでクネクネと折り畳んである4本の
エレメントを伸ばして形を整えて取り付けるだけなので簡単です。
(エレメントを折り畳めば、コンパクトになり、小さな袋に収納できます。)

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 ↑ いつもの移動スタイル。4エレ八木を立てましたが、エレメントが細いので写りませんね。

だいぶ移動のリハビリが進んできているので、流れができてきて、移動が楽になってきました。
良いことですね・・・。

今回も短時間移動なので3局さんとQSOしたところで、QRTとしました。寒いですからね~・・・。

最後に信号が安定している固定局同士のQSOを受信し、4エレ八木とプリンテナの受信性能の
比較をしましたが、ほぼいい勝負か若干プリンテナのほうが耳がいいみたいな感じ・・・。
まだ追試したいと思います。

今週末は仕事が休みだったので、午後から移動でもしようと思っていましたが、
強風が吹き荒れることが天気予報でわかっており、案の定の強風により移動できる状態
ではなかったので、午前中から移動の準備がてらアンテナ作りを始めていました。

すでに移動用には、以前よりブログに書いている「プリンテナ」を使用していて、
充分な性能に満足しておりますが、もう少しゲインのあるアンテナを用意しておこうと
思い、別の八木アンテナを作りたくなっていました。

QRP仲間のqrpkkさんから教わった以下の製作記事を参考に、八木アンテナを作ってみました。


私はズボラなので、ブームは紙製のパイプ状の芯を使い、エレメントは 1.2mmの銅線を使いました。

この設計仕様から3エレを作ってみました。
大きさは、ナロースペースのためか、プリンテナとほぼ同じ大きさ。これでゲインアップがあれば
シメタものだ!と思いましたが、プリンテナとの受信性能比較をしたところ、完敗でした!

プリンテナは、3エレ八木よりも高性能であることが証明されました。
(大きさが同じ、ということは、有効面積的に考えても、性能は同じくらいということは
 何となくわかっていましたが・・・。)

せっかく作ったのですから、さらに発展させて4エレを作れば面白そう、と思い、3エレを改造して
4エレにしてみました。(5エレにするにはブームの長さが足りなかったので・・・)

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 ↑ こんな感じ。いい加減な作りでしょ!? 寸法通りの作りっぱなしです。無調整でした。
   SWR特性は、特に問題なし。FMで使う432~434MHzでは、 SWR=1.0~1.2程度でした。

この4エレとプリンテナとの感度比較をしたところ、ほぼ同じ結果となりました。

 ◎比較的近場の伊勢崎レピーターの信号で比較したところ、

  プリンテナ: 59~59+
  4エレ   : 58~59+
  3エレ   : 56~57

ということは、正確ではないにしろ、プリンテナは4エレ八木相当の受信性能がある、ようです。
ホントかな?でも悪い性能ではないことは明らか。
プリンテナ恐るべし。

この実験から考えて、移動に適しているのは、「プリンテナ」であることがわかりました。
コンパクトで軽量、高感度、意外にビームも切れる、という性能ですから。

私の場合、プリンテナの輻射器エレメントをグニャッと折り曲げて、反射器は取り外して
しまうので、アンテナ自体をサックに小さく収納できます。

当面は、430の移動にはプリンテナを使うことにします。

【以下は参考データ】
 プリンテナにもう一本、導波器(ディレクター)を追加して3エレにしようと実験しましたが、
 プリンテナはこの形で完成されているようで、導波器を追加すると性能がガタ落ちになるようです。
 インピーダンスがずれてしまうみたいですね。
(プリンテナは、プリントパターンで4:1のUバランを構成しています。)
 私の場合、エレメント間隔を調整してみましたが、受信信号が4~5個落ちました。

 もちろん、導波器を付けると大きくなるので、収納に問題が出ますが。

少し前に引き続き、本日も近くの里山である「小坂山(こさかやま:181.6m)」に移動運用に
行ってきました。(この山も大きい地図には載っていません。細かい地図だと載っています。)

いろいろと用事を済ませた後でしたので、午後3時を回ってしまい、山に行くには少し遅い時間
でしたが、行けるときに行かないと・・・、と思って「エイヤ~」とチャリンコを走らせました。

運用周波数は、お手軽な430MHzのFM、装備はこれまたお手軽なVX-8Dと2エレのプリンテナです。

ザックにリグとアンテナ、カメラの三脚と塩ビパイプ、同軸ケーブル、タブレットPCを詰め込んで
発進です。

山頂に到着するまで、何箇所かでAPRSで軌跡を残しながら歩きました。(チャリンコは
ふもとのスーパーに停めておきます。)

山頂に到着し、すぐにアンテナを立ててセッティング完了です。カメラの三脚に塩ビパイプを
ネジ留めして、プリンテナを目玉クリップで止めて同軸をつなげばよいので簡単です。
この山はほとんど人も来ないので、三角点(この山は三等三角点)をまたぐように三脚を立てました。
三角点は重要な標ですので、傷めてはいけません。大事に扱いましょう!

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 ↑ アンテナは1.7mH位に上げています。帰り際の写真です。

ここで小一時間の運用をして下山しました。近くの方から群馬県のみどり市、埼玉県の児玉郡など
からお声掛けいただきました。(5局さんとのQSOでしたが)
5Wと2エレで十分に飛びますので問題なく楽しめますね。

もうちょっと早い時間でしたら、より多くの方と交信できたと思いますが、5時近くなると
200mくらいの山でも寒くて口が回らなくなりましたので、引き上げました。

また暖かい週末に、仕事が入らなければプチ移動運用をしたいと思います。
聴こえておりましたらお声掛けくださいませ。

APRSの軌跡は、Googleのaprs.fiで JN1NCB-7 で検索してください。
行きと帰りにAPRSを流したので、時間設定を長めにして検索すると山頂がピンポイントでわかります。

また次回も名も無き山から電波を出そうかな。(リハビリ電波・・・)

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