ラヂヲな屋根裏部屋~ラヂヲと無線と山と自転車と

アマチュア無線局:JN1NCB(山頂移動などHF~430MHzまで運用中) ライセンスフリー無線局:グンマMO919(デジ簡とデジコミ、特小のみです) BCL、ラジオ局、受信機関係のブログです。 ぜひご覧ください。 YouTube動画とは連動していません・・・。

アマチュア無線(JN1NCB)、BCL(短波放送などを聴く趣味)、 自作(電子工作、アンテナ工作)、山歩き、 フリーライセンス無線(グンマMO919)、自転車(ポタリング)、 などを楽しんでいるブログです。

2010年12月

もう2010年も大晦日となり、終わりが近づいております。
実家でこのブログを書いていますが、もう少しで紅白歌合戦が始まります。

今年は特別にあっという間だったと感じています。
本当に、紅白歌合戦を最近見たばっかりなのに・・・、という感じです。
早すぎるなぁ、とつくづく感じています。歳をとってきたからなぁ・・・、なおさらですねぇ。

今年は年初めから仕事が忙しく、海外や国内のいろいろな規制や法律が変わり、それに対応する
ことで忙殺されました。
来年もこの状態が続きますが、体だけは大事にして仕事をしたいと思います。
いつまでこの状態が続くのか・・・、と気持ちが沈みますが、精神的に落ち着いて行いたいと
思います。

この反動か、無線は少し多めにやった感じです。(局数は多くないですが)
秋のCQ WW DX TESTで北米やロシア、欧州などとそれなりにQSOできたので、すっかり味をしめて
しまいました。いくつかのDX Ex-Pedi局ともQSOしたので楽しめました。
少しはDXともQSOできることがわかったので、年末に屋根裏のダイポールを拡張して追加のDPを
張り巡らしました。これでHFはほぼオールバンドでQRVできるようになったので、来年は時間が
許せばDX通信も楽しみたいと思います。

秋には集中的に山に登って楽しみました。山頂での無線も楽しめました。
来年は寒い時期でもいくつかは低山移動をしたいですが、体がついてこれないかもしれないので、
体と相談しながら山を歩きたいです。
暖かくなったら山を探して歩きたいです。(低山中心で)
山頂での無線もたくさんしたいです。

今年は夏のハムフェアに行く予定が、腰の捻挫で断念したことが悔やまれます。
まだその腰痛を引きずっており、思うような活動ができなくなっていますが、来年は何とか
ハムフェアに行きたいと思います。
腰のリハビリもためにもたくさん歩いたり走ったり、筋肉や体幹を鍛えないといけないな、と
思っています。

BCLはあまりできませんでした。やらなかった、というのも本音です。
某大国の放送が短波帯を独り占めしている感じで、どこを回してもその言語が聴こえて、
周波数も使いすぎの感じがしているので、もう結構・・・、という気持ちです。
でも秋以降、JR-60を使って中波放送(もちろん国内の)をあちこち聴きました。
ループアンテナを作り直して関西地方の放送をのんびり聴きました。
とても心地の良いひと時でした。

今年はセントヘレナの放送が中止になったことが残念でした。
来年は行われることを願っています。

CBや特小はあまりできませんでしたねぇ。もう少しやらないとな、と感じていますが、
なかなか手が回らなくなっています。

全体的に、趣味も肩の力を抜いて楽しみたいです。ついつい仕事の反動で趣味まで力が入って
しまうので反省してしまいます。できるだけのんびりやりたいです。

今年もいろいろな方々にお世話になりました。
来年もこんな私と遊んでいただきたく、よろしくお願いいたします。

紅白が始まりました。ゆっくりと見ま~す。

本日からお正月休みとなりましたが、今年は特に休みが短く、予定もいろいろ入っているので
急いで屋根裏の作業を済ませてしまおうと思い、残りの作業を行いました。

7/21メガのデュアルバンドDPを調整し、21メガをバンド内に収めることが目的です。
当然、21メガを調整すれば7メガもずれてしまうので調整が必要です。

まずは折りたたんである21メガのワイヤーを全部伸ばして、同調点を調べると20.6メガ付近でした。
21メガの部分は切りすぎてもヒゲを付ければ電気的に合わせ込めるので20cmほど切りました。
(いつもDPの調整時には、1cm当たり30kHzくらいで考えています。)

するとうまい具合にCWバンド付近(21.05くらい)でSWRが最小点となりました。
これでOKです。(SWRは1.5が最低点でしたが・・・。)

7メガを調べてみると、何とバッチリとCWバンド付近に合っていましたので、これでOK。
最終的に、ワイヤーの張り方も見直してきれいに張り直しました。
最初の状態よりも全体の長さがやや長くなったので、7メガにとっては効率が上がり、良い方向
になったと思っています。

このアンテナと共用している14メガがずれていないかどうか調べると、やはりやや高いほうに
ずれてしまっているのでワイヤーの張り方も変えつつ、長さを若干長めにするとバッチリと
CWバンド付近に合いました。これでOKです。

10/18メガのDPも念のためチェックし、影響を受けていないことを確認しました。

これで全バンドがそれなりに調整できて、作業が完了したことになります。

ついでではありましたが、HFのワイヤーに影響を与えないような場所に50メガのノンラジアル
ホイップ(アンテンの古いもの)を立て掛けるようにして設置し、同軸ケーブルを接続しました。
このケーブルを3回路同軸切替器の空いているポートに接続し、非常用(?)の50メガアンテナ
としました。
50メガはベランダにスカイドアーが上げてありますが、通常は釣竿を縮めており、風が強い日は
伸ばせないので、運用ができませんでしたが、これで天気が悪くても少しは50メガのワッチはできます。
(アンテナアナライザーでは、SSBバンドでSWRはまぁまぁ下がっていましたが、実際に送信すると
かなり高い値を示しました。やはり屋根の影響をもろに受けているようです。電波を出すことで
アナライザーではわからない影響が判明するようです。)

最後に同軸ケーブルのルートを見直し、整理して、変に束ねたり丸めたりしないように気をつけて
這いまわしました。あまりSWRには関係なかったようですが、精神衛生上、気持ちよくなりました。

これでずっと計画し、考えていた作業が一通り完了したことになります。

どうしても狭い屋根裏に無理やりたくさんのワイヤーを張り巡らせているので、たくさんの問題を
抱えていますが、少しずつ改良していくつもりです。
アンテナチューナーを使えば、3.5メガや24メガ、28メガにも出られますので、何とかオールバンド
でQRV可能になりました。(1.9メガはさすがに無理)

狭い屋根裏での作業は、アクロバットのようで全身に負担がかかって辛いですが、楽しいものでも
ありました。(腰が痛い・・・・)

写真でも載せればいいのでしょうが、さすがに美しくない屋根裏に、たくさんのワイヤーが張り
巡らしてある風景は、他人様には見せられません。

これでしばらくあちこちのバンドでQRVして楽しんでみたいと思います。

注文していた3回路型の同軸切替器が届きました。
イメージ 1
 ↑ ちょっとピンボケ。CQオームさんから購入しました。昨日注文して今日届きました。早い!

これでHFの2本の同軸を切り替えることができます。
空いているポートは今後の検討とします。できれば50メガのノンラジアルホイップを屋根裏の
屋根に貼り付けて、それを持ってきたいと思いますが、電気製品への障害が気がかりです。

さてこの切替器によりHFのDPが切り替えられるので運用しやすくなります。
今まで使っていた2回路型の切替器2つを使って、

HF 7/14/21メガ---                        ----- K1
          切替器---ANTカップラ&SWR計---切替器
HF 10/18メガ------                        -----   
                                      切替器---- IC-703
50メガSKYDOOR--------------------------------------------------------

という構成になりました。

リグも切り替えられて、いろいろなバンドに出られるようになったので今後も遊びたいと思います。

でもまだ問題がいろいろあって、悩んでいます・・・。

本日、午後に時間ができたので自宅で作業しました。

18メガDPの調整から始めましたが思ったよりもうまくいかず、ワイヤーをカットしたら全然上の
ほうに合ってしまってやり直し。再度、ワイヤーを半田付けして追加し、何とかバンド内に合わせ
ましたが、SWRが完全には下がりきりませんでした。(屋根裏は難しい・・・。)

ここまでで結構時間を費やしてしまいましたが、14メガDPのワイヤーも準備していたので様子
だけでも見ておきたくなりました。

14メガのワイヤーを7/21メガのバランにつなぎ、仮に張ってみたところ、何とバンド内にバッチリ
SWRが合っているではないですか!これには驚きました。屋根裏の特性を考え、ワイヤーを短めに
作っておいたことが功を奏したようです。

14メガのワイヤーをつないでも、7メガにも21メガにも影響は与えていないようです。(やや7メガの
SWRが良くなっているので、少なからず影響はあるようですが・・・。)

これで全部のバンド(7/10/14/18/21)が取り合えず揃ったなぁ、と安心しておりましたが、
14メガのワイヤーと位置的に干渉している18メガのSWRを確認して愕然としました。
全く上のほうにずれてしまっているではないですか・・・。やはり、狭い屋根裏に所狭しとワイヤー
を張っているのでエレメントが干渉しているようです。あ~ぁ、最初から出直しです。

18メガのワイヤーをいじる前にアンテナアナライザーで、インピーダンス(抵抗分しかわかりませんが)
を確認したところ、どうもインピーダンスが高くなっているようです。
そこで、ワイヤーの長さをいじる前にワイヤーの角度を少し小さくしてみることにしました。
するとインピーダンスが下がってきて、段々といい感じになりました。
この状態でワイヤーを半田付けして延長して合わせましたがなかなかうまくいかず、最後に何とか
バンド内でSWRが1.7くらいに落ち着きました。これで良しとしました。(もう体中が痛くなって
腰痛も厳しくなりましたので。)

再度すべてのバンドでSWRをチェックし、影響がなくなったようなのでOKとしました。
(21メガは最初から22メガより上に合っているので、まだやり直しが必要なのですが・・。)

これでK1の4バンドのDPがすべて揃ったのでQRVしやすくなりました。でもシャック内でSWRを
チェックすると同軸の影響により、SWRが高くなっております。また、屋根裏のACラインにDPの
ワイヤーが接近しているので、ラジオに障害が出るようです。
まだまだ問題は多いようです。当面はアンテナカップラーでバンド毎に調整しながらQRVしようと
思います。(K1はチューナーが付いていない。内蔵チューナーを購入するかな・・・。)

明日、注文しておいたアンテナ切替器が届くので、アンテナ切替とリグの切替ができるようにし、
K1でもIC-703でも運用できるように整理します。

これでほぼオールバンドに(無理やり?)QRVできるようになったのでいろいろ楽しみます。
まだまだ課題は山積みですが、気長に解決していこうと思います。
今日はかなり疲れたので、週末は作業無しにしようかな・・・。でもやりたくなってしまうんですよね~。

今日はお休みでしたので、朝からフロートバランを一つ作り、屋根裏DPの追加のために準備しました。

このフロートバランを現状のバランのすぐ隣に取り付け、先日屋根裏に張っておいた18メガ用DP
をつないでみました。SWRを測定すると、設計とは全く異なる15.6メガくらいに合っていました。
やはり屋根裏はいろいろな周囲の影響を受けるようです。

現状7/21メガのデュアルバンドDPとパラに一つのバランにつながっている10メガ用DPワイヤー
を外し、新しいバランのほうにつなぎ換えました。これで10/18メガのデュアルバンドDPとなりました。
10メガDPの共振点は変わっておらず、18メガDPの影響は受けていないので、18メガDPを少し
短くして様子を見ました。
まだ17.5メガくらいまでしか下がってきませんでしたが、10メガとの相性は悪くないので、次回に
切り詰めて調整しようと思います。

7/21メガのほうは10メガから開放されたせいか、21メガのSWRの様子が変わりました。
きちんと調整すればしっかりとSWRが下がりそうです。

あとは14メガのDPをどうやって張るかが問題です。(ワイヤーは物理的には張るスペースはある。)
7/21メガと共用にするか、10/18メガと共用にするか、それともどちらとも相性が悪くて単独に
なるか、です。これも次回に試行錯誤してみるつもりです。


アンテナ作業をしながらも、一足早いクリスマスケーキを家族そろって食べて元気を出しました。
仕事がとても忙しく、体も頭も疲れ切っているので、アンテナでもいじりながらストレスを解消し、
家族でクリスマスケーキを食べて心を休めます。とても嬉しいひと時でした。


アンテナ作業だけでなく、同軸ケーブルの処理も一苦労です。屋根裏を這わすだけは難しくないのですが、
そのケーブルを下にあるシャックまで下ろし、壁に開けた穴に通すのが大変です。屋根裏に這いつくばって
明かりを頼りにケーブルを通します。体中が痛くなり、腰も辛いです。ふぅ~疲れました。

この作業も何とかなったので、今日はこれでおしまい。
シャックを片付けて、次回のために準備だけしておいて、夕飯を食べました。

アンテナ切替器が足りないので、現状はHFのDPから来る同軸2本はすべてK1につながります。
IC-703には50メガのみつながります。

明日にでも4ch切替のアンテナ切替器をネットで購入し、アンテナとリグを切り替えられるように
準備するつもりです。

徐々にシステムが整いつつあります。じっくりと進めていきます。

今日は午前中に久しぶりにCWのラバースタンプQSOをし、目茶苦茶なキーイングになってしまい、
少々自己嫌悪になりつつも、午後は18メガのDPを張るための準備を進めました。

18.1メガで長さを計算し、4mちょっとのワイヤーを2本作りました。
夕方近くになって屋根裏に上がり、7メガのDPを少し張り直し、18メガのDPを張ってみました。

すべてのDP(7/10/21メガ)を一つのバランにつないでいるので、18メガのワイヤーもそのバランに
つなぎました。ところが・・・。

7/10メガのSWR(共振点)にはほとんど影響はなかったのですが、21メガには影響大となり、
21メガの共振点はどこかへすっ飛んでしまいました。

18メガの共振点も15メガ付近となっており、お互いにかなり影響を受け合ってしまっているようです。

やはり一つのバランにつなぐには限界であり、もう一つのバランを作り、ワイヤーを分けなくては
なりません。

さぁ~て、どうするか・・・。どのバンドとどのバンドを同じ組にするかな?

7/10/21メガの組み合わせは実証済みだが、10/18メガはWARCバンドの組み合わせでこれまた
問題はないはず。
ここに14メガを追加すると、7/14/21メガ10/18メガの組み合わせになるが、7と14メガの
組み合わせは良くなかったはず・・・。(でも7メガはコイルが入っているからまた事情が違うかな。)

まずはもう一つのバランをFT114-61あたりで作ってみてから、組み合わせを実験するしか
ないようです。(作るのはフローとバランですが)

今回18メガのワイヤーを張ってみて、張り方や位置関係は確認できたので、14メガも張ることは
できそうなことがわかりました。

アンテナアナライザーで確認しながら作業していますが、この狭い屋根裏に所狭しとワイヤーを
張り巡らすと、実際に電波を出すと予想もつかない影響が出るかもしれないなぁ・・・。

あとはやってみるしかないので、お正月休みも入れてじっくりと進めることにしましょう。

屋根裏に上がると結構腰が痛くなって辛いので、ほどほどにしないとな・・・。

今日は、アマチュア無線機のK1(Elecraft製 自作リグ)のQRH(ドリフト)対策をやってみました。

K1は優れた無線機であり、自作とは思えない性能を発揮してくれます。
ま、それなりの価格ですので私にとっては「えい!や~っ」と思って購入しましたが、
自作する喜びと楽しさ、調整する面白さ、実践で使える嬉しさなど、十分に応えてくれるものです。

ただ、どうしても避けて通れない欠点もあり、その中の一つがアナログVFOならではの周波数
安定性の悪さです。アナログ回路/工学を使って考え抜いて設計されているので、すごいバランス
の基、定数が設定されているのですが限界があるのも確かです。

VFO周りの発振回路にスチロールコンデンサを用い、温度係数のプラスとマイナスが相殺されるように
なっています。(スチコンは今ではもう製造中止品なので、市場でも入手困難ですが。)

K1の電源を入れてから、VFOが安定しても内部温度が上昇すると(特に送信をした場合)、
周波数が低いほうへ動きます。
詳しい方によると、-100Hz/℃だそうです。
実際にも電源を入れてからもじわじわ下がってきて、送信してから受信に移るとヒョイっとずれて
いたりします。QSOの相手局は、「お、ずれていくなぁ・・・」と感じていたことでしょう。

今回はネットでも紹介されている方法で試してみました。先日、東京に出張した際に秋葉原に寄る
時間が少し取れたので、大急ぎで部品を購入しておきました。(やはりスチコンはなかなか見つか
らず)
以下、K1をお持ちの方にしかわからない内容を書きます・・・。

(1)C5をスチコン(3300pF)から黒頭の温度補償セラミックコンデンサに交換。
 →これはメイン基板の裏に取り付けてあるので、それを取り外し、表側にセラコンを半田付け
  する。(これだけでもそれなりに安定するようだが、確認せず。)

(2)C11、C12をスチコン(1200pF)からスチコン(560pF)+黒頭セラコン(680pF)に交換。
 →これもC12のスチコンが基板の裏についているので、両方とも表側に半田付けする。

(3)C11、C12の容量が1240pFになってしまうので、L1を1ターンほどいてVFOの帯域を
   元に戻す。
 →(2)の作業後、VFOの発振周波数を確認したら結構下がっていた。実際の送受信周波数は
   40kHzほど高いほうに動いてしまっていた。マニュアルに従ってコイルの巻き数を減らす
   必要があることを確認し、実行。元の状態にほぼ戻ったので、若干コイルの巻き方を微調整
   して丁度良いところで固定する。(思ったよりも難しくなく、ワクワクしながら作業できた。)

完成したものが以下の写真。わかりづらいですが・・・。
イメージ 1
 ↑ コイル直下の黒頭がC5(3300pF)、その下のペアーがスチコン(560pF)+セラコン(680pF)

この改造後、リグの電源を入れ、アンテナをつないでドリフトを確認しました。
驚くほど安定しています。CQを出している局やノイズのビート音をしばらく受信しても
動いているのがほとんどわからないほどです。もう少し実践の場面で確認が必要ですが、
明らかに以前とは安定度が違います。

これで移動してCQを出してもドリフトが気にならずに安心して運用ができます。
また一歩、すばらしいリグに近づきました。当面は固定のシャックに置いて、HFの運用を
してみたいと思います。

次にやりたいのは、受信面で感度が良くなるようにBPFの調整を追い込みたいです。
送信面での調整をしているので、受信とはポイントが違う感じがしています。

楽しいひと時でした。この作業後に、屋根裏に上がって10メガのDPをバンド内に入るように
調整しました。SWR=1.4が最小点ですが、何とか追い込めました。(腰が痛い・・・!)
これで10メガもアンテナチューナーが不要になりました。(K1でも使える!)

月刊短波 12月号第4版(赤林氏編集)を読んできましたが、短波放送の縮小、廃止の情報の
オンパレードです。

元気なのは、アジアの某大国や経済的に元気な局であり、その他には地下局、海賊局、
貧困地域/紛争地域向け放送が増えている感じです。

楽しく、のんびりと聞ける短波放送はもう今は昔です。
BCL復活組もこれでは楽しく聴けませんね。聴く局、聴ける局がなくなっていくんですから。

そういう私も短波放送を聴かなくなってきています。
お隣の某大国の放送、あの言語が所狭しとはびこっていて、聞くに堪えないからです。
(あくまでも個人的な意見です。)

あちこちから日本語放送が聴こえていた頃は、それはそれは楽しかった。
次から次へとダイアルを回して順番に日本語放送を聴いていました。

いろいろな音楽、民俗音楽、POPS、ジャズ、ロック・・・、それだけで十分でした。

ノイズも増えたし、電波環境も悪いです。
どうも楽しくなくなってきています。

中波で遠方の民放局を聞くことのほうが、最近は楽しいです。

またその内容でブログを書きたいと思っています・・・。

私のアマチュア無線用(HF)のアンテナは、屋根裏に張ってあります。部屋ではなく本当の
屋根裏ですので、柱やカスガイや断熱材などがもろにある場所です。(AC電力線やTVアンテナ
ケーブルも)

昨日、子供たちと動き回っていたので腰が痛い状態で作業を始めてしまいました。

屋根裏は決して広くない、いや、狭いので動くこと自体が大変です。アクロバチックな動きを
するので全身の筋肉を使いますが、当然腰には結構負担が掛かります。

なるべく腰が痛くならないように気をつけながら、まずは7MHz/21MHzデュアルバンドDP
と10MHz DPの共振点確認作業から。

最後に(以前)確認したときは大体バンド内にSWR最小点があったはずですが、今ではだいぶ下
のほうに合っている状態。やはりワイヤーが伸びた感じです。

デュアルバンドDPは21メガの部分を短く畳んで全体の長さを短くしました。
本来ならばワイヤーをカットして短くしますが、ワイヤーを折畳んで縛って処理するため、SWRは
下がりきりませんでした。
21メガはまだやっとバンドエッジに最小点があって、かつSWRが3くらいあります。
7メガは、CWバンドに最小点が来て、SWRは1.5以内になりました。

10メガのほうは、張り方を少し変えてバランスよく、両端ともに同じように張り直しました。
長さも5cmずつくらい短くしました。
SWR最小点はまだバンドエッジよりも低いほうにあり、もうちょい切り詰めたいところです。

約1時間ほどの作業でしたが、さすがに腰が痛くなり、ギブアップ状態になったので、ここら辺
で止めにしました。

次回はお正月休み(かなり短い休みですが)中にやる予定です。(腰が痛くなければ)
21メガはワイヤーをカットして処理することを考えたいです。
ワイヤーを切ることで、7メガのほうに影響が出るはずなので、その場合は7メガのワイヤーを
足さなければならないでしょう。

10メガはあと数cmずつカットすれば、バンド内に最小点が来そうです。

できればここに18メガ用か14メガ用かどちらかのDPを追加したいです。どちらにするか悩み
ますが、しばらく考えます。本当は両方張りたいですが、少しスペース的に厳しそうです。
これも含めて楽しみながら検討します。

今回の調整で、7メガはIC-703のアンテナチューナーが不要に(スルーに)なりました。
少しは耳が(飛び)が良くなるかな?(と言っても、7メガは短縮DPなのでいまいちですが)

今後もアンテナを少しずつでも良くしたいのですが、屋外に八木などは上げられません。
一戸建ての家ですが、ほとんどアパマンハムの状態です・・・、トホホ・・・。

ループアンテナや釣竿アンテナなど検討していますが、意外に大きくなったり、構造が難しかったり、
アンテナ以外の出費もかさみそうだったり。

最近気になっているのは、「MDRFアンテナ」という同調フィーダー給電型マルチバンドダイポール
ですが、屋根裏にどうやって張るかという問題だけでなく、バランやアンテナチューナーの
ことなどで意外に出費もかさみそうなので手が出しにくいです。

ま、何だかんだ言っても、フルサイズDPには敵わないはずなので、できるだけフルサイズで
張ることを考えたいと思います。

しばらくネタは尽きそうにありません。でもアンテナが良くなれば、次は良いリグが欲しくなります。

IC-703も決して悪いリグではないのですが、気になる音の悪さといまいちの操作性があります。
(あれだけの性能をあれだけの大きさにまとめているので仕方ないですが)
作りのしっかりしたリグはやはり音もいいですし、操作性も良いです。
会社のFT-920などはいい音してますし、操作していても楽しいです。つい中古で出ていると
ポチっとしたくなりますが、先立つものが足りないので指をくわえています。

ま、先のことを考えすぎずにじっくりと楽しみましょう!

土日はお天気も良く絶好のお出かけ日よりでしたが、いろいろと用事があって出かけられませんでした。

日曜日の午後遅くなってから時間ができたので、近所にある小坂山(181.6m)に登って
50メガの運用をすることにしました。
とは言っても気軽な移動運用で、呼ばれなくてもいいや、くらいの気持ちでした。

自宅から自転車で近くのスーパーまで行き、そこに自転車を停めさせてもらってそこから歩きます。

10~15分くらいで山頂に到着。早速ダイポールを上げて運用を開始となりますが、うまくDPが
上げられません。やぶ山なので木々が邪魔をして難しいです。
とりあえず立ち木に立て掛けてアンテナ設置完了。
イメージ 1
 ↑ どれが木の枝で、どれがアンテナでしょうか?

50メガSSBでCQを出し始めてすぐにQRP仲間のお馴染みさんからお声掛けいただき、しばしの
ラグチュウを楽しみました。さすがによくワッチされていますね。びっくりしました。

その後はしばらくCQを出しましたが全く応答なし。飛んでいないのかな・・・。

無線機から響いている雑音を聞きながら狭い山頂をあちこち見回したり、藪の中を分け入ったり
しながら、うまくアンテナを立てられないか考えていました。
そんなことをしながらも休み休みCQを出して、もう1局とQSO。近いところかお声掛けいただき
ました。
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 ↑ 三角点は三等三角点。腰掛けさせていただきました・・・。叱られるかな?

そんなことをしながらアンテナの立て方を考えていましたが、刈り取られた太目の笹の根元がいくつか
あるのを見つけ、「これならば釣竿とDPくらいなら支えられるかな?」と思って立ててみました。
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 ↑ これはグッド! 最初からこうしておけばよかった。これならビームを振れますね。

今回は、日曜日の中途半端な午後に移動したので聞いている局が少なかったようでした・・・。
次回は日曜日の早い時間(午前中)にここに来て、どれくらい飛ぶのかをチェックしてみたいと思います。
標高が低いのでそんなには飛ばないでしょうが、楽しめるところかどうかを知っておきたいので。

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