久しぶりのブログです・・・。
年明けからのバタバタもやっと終わり、その件は落ち着いたのですが、
まだまだ仕事は問題山積みで、この夏の酷暑も手伝って体調がなかなか上がってきません。
年明けの手術の影響も抜けきらずに踏ん張りがききませんね~。
参っております・・・。  もうちょっと遊びたいんですが、どうも体が動かず、気力も沸いてきません。

そんな中、じわじわといろんなことも進めておりまして、
居間でBCLを楽しむぞ~!」プロジェクトもその一つです。

居間の片隅にセッティングしたノートPCに「ColibriNANO」SDRを接続して、
受信ソフト「ExpertSDR2」を使って短波放送を受信します。

受信にはアンテナが必要ですが、より良い状態で使いたいので苦労しながらセッティングしていました。

最終的には、こんな感じのミニシャックになりました。
イメージ 1
 ↑ PCの左側に並んでいるのは、下から 
   MIZUHO SX-101 プリセレクター
   自作LOOPアンテナ:RNR-LOOP用コントローラー&プリアンプ
   自作LOOPアンテナ:LOOP10用コントローラー(電源供給BOX)
   PC用スピーカー

   後ろには、3chアンテナセレクター:DIAMOND CX-310

さて、アンテナについてですが、最終的につないだものは以下の3種類です。

①著名なBCL(DXer)の影山氏設計のLOOP10(原典はデルタLOOPです。)
②BCLのNDXCで紹介されているシンプルなアクティヴLOOPのRNR-LOOP300
 (当局の自作の師匠の助言で改良してあるので、その師匠のサフィックスを名前に付けている)
③大進無線さんのキット:DWRATを使った広帯域トランス使用BCLワイヤー



③については、最初に適当に張っていたためいまいちの受信性能でしたが、頑張って自宅の南側から
東側に広く張り直したため、かなり受信性能がアップしました!
エレメント長は、10mもないかなぁ・・・。
このアンテナだけでも大抵の短波放送は楽しめます。

ただ、どうしてもローバンドの感度が非常に悪くなってしまったので、これだけでは全バンドを
カバーできません。(これにはいくつかの原因がありそうですが、後述します。)

そのため、全バンドを高感度、低雑音で受信できるループアンテナが必要です。


まず準備したのは、②のかなり以前から使っている
「シンプルなアクティヴループアンテナ:RNR-LOOP300」  です。

これは、約3m(直径約1m)のループ部(ループアンテナとして同軸ケーブルの外被を使っています)、
    バリキャップ(1SV149x4)による同調回路、
    インピーダンス変換用トランス回路(1:1バラン、1:9変換トランス部)、
をアンテナ直下のユニットに内蔵させ、
    FET(2SK125x2)のアンプ部と、
    12V電源部
をシャック内の専用BOXにまとめて設置するタイプです。

「フラフープアンテナ」、で検索すると内容がわかるかと思います。
これを2階のベランダに設置しました。
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 ↑ 壁に近いです。天井からぶら下げています。フラフープが折れて格好悪いです。(改善予定)


次に準備したものも以前から使っていた
「ローノイズ非同調型広帯域ループアンテナ:LOOP10」   です。

以前は、2階のシャックで使っていたので屋根裏に設置していましたが、そこからの移設です。

しかし、屋外に設置するためにきちんとした構造物にするために未来工業のビニール電線管
使って四角いループを構成しました。(私のお気に入りのやり方です。)
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 ↑ 最初の構成。この状態でループ部は 約5m あります。
   ループはデカいほうが高感度! で作ったことがあとで災いすることになるとは・・・
   エレメントは、8D-SFAという太い同軸ケーブルの外被を使っています。

イメージ 4
 ↑ 樹脂BOX内にLOOP10のアンプ回路ユニットを内蔵させます。完全防備です。
   最終的にはこのアンプ部は、プチプチでぐるぐる巻きにして温度の影響を低減させました。

このLOOP10は上記の通り、非同調型で、長波帯から短波帯の帯域を十分カバーします。
(ハイバンドはやや感度が落ちるかも。同調型ではないので使いやすいです。
 ただ、販売されておらず自作するしかありませんが・・・。自作本が出ています。)

このLOOP10の性能を発揮させるためには、アンプ部のNULL(ヌル、ナル)調整が欠かせません。
差動増幅回路で構成されていますので耐ノイズ特性は良いのですが、さらにノイズを相殺するための
調整過程(手順)が設定されています。

今回は構造を変えたこともあり、アンプ部もしばらく調整していなかったので、再調整しました。
ところが・・・、何度やってもノイズが高い・・・。
何度も何度もやり直しても満足できない状態。

悩んだ末に、約3mの同軸ケーブルのエレメント(これはループアンテナの調整やデバッグにいつも
使用しているもの)をつないで受信してみると、
  な、なんと、とても静かで高感度!
です。
どうやら最初に使っていたエレメントがあまりに大きく(長く)て入力レベルが高すぎたらしい、
というのが原因だったようです。
ということは、今までもそうだったのか・・・、どおりでややノイジーだな、と思っていたのですが・・・。

この結果により、パイプを短く切り直して全体を小さめに作り直しました。(約3.5mほどのエレメント)
さらに入念なNULL調整(やや邪道ながら、通常の半固定VRだけでなく、差動増幅器ので夏設定用VRも
やや動かしてノイズに注目して調整)を行いました。

これをベランダに上げ直しました~。
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 ↑ 最初はここに目いっぱいに展開されていましたが、随分小さめになりました。

この状態で受信したところ、ノイズレベルが31mb(9MHz帯)でも10dBほど下がりました。やったね!


※追記コメント(2019年9月29日 記)
 以下の投稿の前半に書いたマイクロストリップラインみたいな隙間引き込み線(敢えて
 ケーブルとは言わない)は、受信用とは言え、短波受信などの同軸ケーブルと同じ感覚では
 使わないほうがいいですね。
 別の投稿で書いた同軸タイプの引き込みケーブル(安価なもの)に取り替えたところ、
 スキッ!と問題が解決しました。
 ということで、以下に書いた引き込み線は、DC電気信号や映像/音声信号(カメラ/インター
 ホンなど)に使用したほうがいいです。ただし、被膜も弱いのでショートなどには十分に
 気を付けて使ってください。使用したことによる損害、事故等のクレームなどは一切その
 責任を負うものではないことをご承知ください。

これでやっと受信システムが出来上がりました。
結構長い時間と調整回数を要しましたが、一安心です。

しかしながら、これらのアンテンは2階のベランダに設置してありますので、
1階の居間まで同軸を引張る必要があります。

どうしても窓を通す必要がありますが、穴はありません。仕方ないので、
窓用のすきまケーブル」を多めに購入して対応しました。
イメージ 6
 ↑ 実はテレビ用などに使うタイプです。したがってインピーダンスは75Ωだと思います。
   50Ωではないので不整合を起こしますが、BCL用なので良しとしています。
   FコネとBNCの変換が付属しています。若干寸法が合わず、50Ωケーブルのコネクタと嵌合が
   悪いので少しやすっています。
   アマチュア無線には使えませんよ。

こんな感じで使っています。
イメージ 7
 ↑ このインピーダンスの不整合のためか、広帯域Tランスワイヤーの低SWR特性が悪化している
  みたい。
   だからローバンドの感度が悪いのかも?(SWRは悪化している感じ)
   ワイヤーが短いせいだとは思うけど・・・。



夜な夜なあちこちのバンドをワッチして楽しむことができるようになりました。

アジア諸国、ヨーロッパ、アフリカ、北米、南米のいろんな放送局から飛んでくる電波を
キャッチできています。
でも真面目でもなく、真剣過ぎでもなく、のんびりとやっております。
楽しめる範囲で遊んでいます。

アマチュア無線のワッチにも使えるので便利ですね!