ちょっとした受信用のアンテナを作る必要ができたので、合間を見ながら
製作してきましたが、大体出来上がったので記録に残しておこうと思います。
受信したい周波数はVHF帯です。

目立つと良くないので垂直系のシンプルなものにしたくて、
スリーブアンテナ」あたりが良いかな、と思いました。
グランドプレーンも結構目立つのでNGですし。

====以下の記事には、個人的な考えを書きましたので、正しいアンテナ理論などから
     かけ離れている可能性があります。したがって、正しい理論の説明や記事へのご批判
     などは書き込まないでくださいね!100の理論より1つの実践が大事ですので。====

でも、このスリーブアンテナ、その辺に書かれている製作記事(理論など)は
どうも正しくありません。
同軸ケーブル一本ですぐにできますよ!なんていうのは「ウソ」みたいです。

以前、私がシュペルトップバランについての記事にも書きましたが、同軸ケーブルの網組を
利用して作るアンテナやバランなどは、きちんと測定しながらやらないと全然再現性が悪くて
「ダメ」 です。

スリーブアンテナの記事では、
*「アンテナ部分」と「折り返した部分」が 1/4λ ずつになるように設計して、
*同軸の網組を折り返して
*はい、完成!
なんて書いてありますが、これでは全く動作しません。

細かい理論は割愛しますが、ネット上で探したところでは、同軸の網組と折り返しに使う網組の
距離を 「8mm 以上」離す必要がある、とのことでした。
実際にはもっと離したほうがいいです。

私も きちんと、やり直しを少なくして作りたかったので、敢えて網組や金属スリーブは使わずに、
下側エレメントの長さや外被になる網組との距離を変えられるように、下エレメントに銅線を使って
 「h型アンテナもどきのスリーブアンテナ」を作ってみました。

下エレメントは2本にしましたが1本で良いと思います。
本来はスリーブ(筒状)にすべきなので、本数は多いほうが安定性や広帯域性が良いと思います。
同軸ケーブルは、「5D-2V」を使用し、アンテナを支持するために塩ビパイプ「VP13」と「VP20」
を使いました。熱収縮チューブを2重にかぶせたり、シリコン樹脂で固めたり、耐候性、耐水性
などを持たせました。

結局、上のエレメントは、1/4λでOK。(もちろん調整は必要)
   下のエレメントは、1/4λよりもやや短めで、同軸の網組からは「5cm」ほど離れました。

これで目的の周波数で、SWRは1.5程度になり、帯域も5MHzほど取れました。
(目的の周波数よりも少々低い周波数に合っていました。)

この「5㎝」というのは、周波数に依存するのかどうかは不明ですが、下エレメントの長さと距離
を調整しながら製作すれば、良いところが見つかると思います。

もし、アマチュア無線用、例えば50メガとか144メガ用に作る場合は、
*上エレメントは、1/4λで計算して(もちろん短縮率を0.95~0.97くらいにして)製作し、
*下エレメントは、1/4λよりも少し長めにしておいて、
*同軸との距離を、アンテナを立てる環境に合わせて最低でも 1cm以上離して設計して、
*上下エレメントの長さを切っていく、 
ことになるのかな、と思います。
でも調整するときは、アンテナアナライザーなどを使わないと厳しいかな、と思います。

私も追試したいと思いますが、同軸との距離は数㎝離す必要があるような気がします。

取り留めのない内容になりましたが、同軸ケーブルそのものを使ったアンテナやバランなどは、
外被になる網組やその外側にある絶縁体の樹脂材料の特性で、きちんと測定しながら作らないと
全く動作しないものが出来上がる、ということを書きたかったわけです。

それにしても「シュペルトップバラン」と「スリーブアンテナ」の製作記事は、本当に
正しく測定して製作した結果を書いているのかな? きちんと動作確認したものを書いているのか??
と思ってしまった、私でした。