以前記事にした REDSUN RP2100 という中華BCLラジオですが、とても便利に
民放AM局、ローカルFM局用のリスニングラジオとして日々使っております(笑。


BCL用に使わんのかい!、と突っ込まれそうですが、そもそもBCLを真面目にやっていないので、
普通~のラジオになっています。
(周波数カウンターはあるし、時計は付いているし、ALARM機能もあるし、SLEEPもあるし、
 周波数メモリーもそれなりにできるし、MW/SW帯はNARROWモードもあるし、バス/トレブル独立の
 トーンコントロールもあるし、RFゲインもあるし、外部アンテナ端子もあるし、IF出力もあるし、
 昔のBCLラジオよりも高機能です。)

さて、このラジオ、以前の記事の中でも書きましたが、ロッドアンテナの根元がボッキリと
折れてしまっていて、半田付けでだましだまし固定していましたが、やはり耐久性がなくて
完全にロッド部分が外れてしまっていました。

取りあえず、根元部分にビニール単線をつないでロッドアンテナの代わりにしていましたが、
FM局も上手く受信できないし、見た目が悪くてかっこ悪いし、壊れたままじゃかわいそうだし・・・

ということで直してあげることにしました。(作業は、先日の夜勤明けの夜でした。)
(※なお、以下のような改造、修理は「すべて自己責任の上、行ってください。
 この記事を見て個人が行った修理などにより被った損害、被害については、私は一切の責任を
 負うものではありません。)


壊れている部分は、ロッドアンテナの根元にある固定および回転の部分です。
これを別のものに交換すれば直るので、手持ちの部品は無いものかと、ジャンク棚をごそごそと
漁ってみたところ、
「お~、ちょうどいいのがあるじゃん!」
というのを見つけました。(しまった! その部品の写真を撮り忘れた!)

で、早速、RP2100のお腹を開腹手術~。
イメージ 1
 ↑ 電池ボックスを開けてから、電池を取り出し、背面のネジを6個外します。(写真では5個だけど)
   すべてのつまみ類を取り外してからフロントパネルを外します。
   上部の引っ掛けが堅いので慎重に・・・

イメージ 2
 ↑ もげたロッドアンテナの根元。写真は半田付けなどして潰した根元部分。
   ・・・多分初期不良だったんでしょうね。
   このラジオは中古で買いましたが、前オーナーが壊した感じではないようです。

イメージ 3
 ↑ ロッドアンテナの根元の上にあるオーディオ出力基板を外します。
   ロッドアンテナの根元固定部分が見えます。(これは根元を交換後の写真)
   ロッドアンテナから外部端子には直結みたい・・・?

イメージ 4
 ↑ 交換した根元の拡大写真。若干根元の部品の径が合わなかったので、
   丸い穴をリーマで大きくしました。

イメージ 5
 ↑ 交換完了後のRP2100の全景。ロッドアンテナが復活しました。パチパチパチ・・・。

これで、室内でもFM局や短波帯が聴きやすくなりました。(短波帯、聴いてないけど・・・)
見た目もオリジナルにほぼ戻りましたので、いい感じです。

FMの感度は良くはないですが、当地群馬でも民放AM局の補完FM放送が聴こえます。
(1階の居間よりも2階の部屋の方が良く聴こえますが・・・。)

このRP2100は大きめのラジオですが、BCLラジオとして非常に使い易く、スピーカが大きいので
音も良くて好きなラジオです。
(中華)ハンディー機にはない安定感が昔のBCLラジオ世代にはたまりませんし、
心がくすぐられます。(決して重たくないので、重厚感はないですが)

スカイセンサーやクーガ、プロシードなどの大昔の中古BCLラジオは非常に高値で取引されて
いますが、高くて手が出ない方(私!)は、このRP2100や兄貴分のRP3100なんかどうでしょう?
前述の1970~80年代の中古BCLラジオのオークション落札価格の半分以下で買えますよ!

私も当然、国内メーカー(SONY、松下電器などなど)のBCLラジオが大好きで所有もしています
が、現状のオークションの値段は異常すぎますね。

もっと気軽にラジオを楽しみたいですね。