最近、サイマルラジオと東北各地のさいがいFMのおかげと影響もあり、サイマルラジオで
各地のコミュニティーFMを聴いています。(臨時災害FMを聴くことが圧倒的に多いけど)

昔、若いころは、ドライブなどするときにFM放送局(ローカル局もあれば、在京大手FMも含め)の番組を
良く聴いていました。

でも何だか妙におしゃれすぎて、なんかラジオを聴いている感じがしなくて、やはり中波のAM局へ移って
いきました。(というか戻っていきました。)

で、今でも在京のAM局を通常聴いていますが、震災後に東北各地で立ち上がった臨時災害FMを最近は聴いています。

臨時災害FM局の中には、コミュニティーFM(CFM、とします)に形を変えていく局も増えています。
これは局免許の関係や臨時局として続けていくよりもCFMに変わっていくことで、末永く地元の人たちの
ために番組を通して貢献していこうとする、姿勢の表れでもあります。

かと言って、全ての臨時災害局がCFMに移行できるわけではなく、資金提供を企業やお店などから受けることが
できない場合は、CFMには移行できません。

なかなか難しい事が非常に多く、臨時災害局は壁にぶつかっているようです。(その多くが、2014年3月末に
局免許が切れます。理由により再免許は可能なようですが。)

私も 臨時放送局の運営や、放送局免許のことを検索して、少し勉強しています。
なかなか勉強になりますよ。

さて、コミュニティーFM(CFM)を私はあまり聴いていませんでした。地元の「FMたかさき」は
震災直後は大変お世話になり、不安な心を救ってくれました。

でもずーっと聴くことはありませんでした。

そんな中、東北のさいがいFMやCFMを聴くことで、FM局、とくに地域に根付いた、狭い地域を対象とした
FM放送、つまりCFMの大切さがわかってきたように思います。

地元直結で、地元の情報、住民の情報、地方の話題をより多く流すことで、地元密着の放送ができる。
これはある意味で、とても大切なことで、これこそラジオ放送の本質ではないか、と感じるようになりました。

今各地にあるCFMの多くは、大都市のメインのFM局の真似をして、おしゃれで広域向けの放送をしている
感が否めませんが、東北のCFMは現状、そうではないようです。(すべてではないです。ある意味一部かもしれない)

どの形が正しい、正しくないということでもなく、議論をする考えもありませんが、私が東北のCFM、特に
臨時災害局を土台にしたCFMを聴いていて、どれだけ心が和んでいることか・・・。また気軽に、気持ちよく
放送を楽しめていることか。とても新たな発見であり、また同時に懐かしい感じがしています。
BCLで楽しんでいた日本語放送のような感じ。

リスナーと一対一の関係が築けるような放送。お便りを出しても高い確率で読んでもらえる放送。
温かくて血の通った放送。地元の話題が聴ける放送。

これらは CFM に求められている放送ではないのか、と。

どうしてもCFMは、提供してくれる企業などに受ける番組をしなければならないため、どうしても万人受けする
放送をしてしまうでしょう。いや、そうしなければならないでしょう。

でもそうではなく できるだけ地元密着の放送をしてほしいと思うのです。

それを私は 東北のCFM、臨時災害FMから学びました。

AMだ、FMだ、ではなく、ラジオ放送なんだ! という感覚です。ラジオ大好きだぜ~っていう感じ。
例えパソコンで聴いていたとしても、です。

何か、取り留めもないことを書きました。いいじゃないですか、私のブログなんだから。

このことを感じてみようかな?と思った方は、サイマルラジオなどを使って、東北の臨時災害局やCFMを
聴いてみてください。全てが該当するわけではないですよ。ぜひ選択してみてください。

私のお勧めの局もありますが、必要ならばお勧めもできます。

やっぱりラジオはいいなぁ~。ラジオの力はすごい!! ラジオが手放せない!
ラジオがあってよかった・・・。 ラジオ聴くぞ~!