以前製作したフラフープを使ったBCL用(受信用)LOOPアンテナを少し改造しました。

元ネタはこちら→ http://homepage3.nifty.com/Ogino/bcl/hhla.htm
でも回路や全体的な構成は、RNRさんの設計を使っていますので、やや異なります。

このループはシャック内に置いて使っていますが、少し直径が大きいことと、ローバンドまで必要ないこと、
もう少しハイバンドまで使えるようにしたいこと、が理由で直径を小さくして全体を小型化しました。
~追記~
また同時にエレメントに使っていた同軸ケーブル(5C-FV)を8D-SFAに変更し、銅製パイプが
エレメントになったことと同等にしました。これで効率が大幅アップします。)

従来は、約105cmの直径だったので、ループ長はおおよそ3.2m位で、2.2MHz~16MHz位まで(BCLで言う
ところの120mb~19mbまで)使えていました。

今度は、直径を約80cmにしてループ長を2.5m強にしたことで、3.3~19MHz位まで(BCLで言うところの
90mb~16mbまで)使えるようになりました。
イメージ 1
 ↑ 少し歪んでいるのは、フラフープが折れてしまったためです。屋外では使えないですね。

本当ならば、もう少し上の方(ハイバンド側)に合わせたかったのですが、次の機会にしようと思います。
(75mb~13mbで使えれば十分。)

ま、3.5メガのアマチュアの電波も聞けて、無理すれば21メガも使えなくもないので、これで良しとしておきます。

とは言っても、自宅でのBCLは短波帯の強烈なノイズのため使い物になりません。
影山氏設計の ΔLOOP7でも最新のΔLOOP10でもノイズから逃れられず、強い放送しか聞けません。
だって、ノイズだけでS7~9+あるんですから・・・。

LOOP7とLOOP10は屋根裏に立てていましたが、昨日、屋根に貼り付けるような格好にやり直しました。
でもノイズの影響には関係ありませんでした。(屋根裏の作業はものすごく疲れる・・・。体に堪えたので
辛かったです。)

最近BCLはやれていませんが、中国からの放送ばかりで面白くないことと、ノイズがひどくて使い物に
ならないことが主な原因ですね。
欧州からの短波放送は次々と撤退していき、急激にその数を減らしています。もうほとんど存在しないと
言っても言い過ぎではありません。

南米からの放送は夕方あたりに聴こえますが、ローバンドではノイズがひどくて聞こえません。
アフリカも同じです。(アフリカは朝方のローバンドなどが多い。でもノイズでダメ。)

ということで、BCLはやる気が失せてしまっています。

最近のお気に入りは、夜や朝の中波での地方局を聴くことくらいです。
特に朝ご飯を食べながらの大阪や九州などの放送局を聴くことが楽しいです。

在京の放送(TBSや文化放送)は、少し聴き疲れたのでそれ以外の放送の方が楽に聴けます。

ラジオ大阪、朝日放送、RKB毎日、中国放送、東海ラジオなどダイアルをクルクルしながら聴いています。
夜が明けていき、徐々に聴こえる局が西に移動していくのが良くわかって面白いです。
本当ならば受信報告でも書いてべリカードをもらったりすれば、少しはBCLらしいのですが・・。