先日、ふとしたきっかけ(ブログを伝っていった先のある局長さんの記事がきっかけ)で、e-QSL
というものを知りました。

以前、QSO-Bankというものがあり、これも電子QSLだったようですが、今は止まっている状態とか・・・。

e-QSL ccのトップページ(http://www.eqsl.org/qslcard/index.cfm)から登録ページへ移動して
自局を登録し、その後パスワードを決めて使えるようになりました。

自局に届いているe-QSLを検索してみるとすでに40枚ほどのQSLが届いておりました。
この検索は登録しなくても検索、確認ができるので、興味があればぜひ確認してみてください。

私の場合、古いものは開局当時のものから最新のQSOパーティーのものまで様々でした。
(開局は1981年ですが、1985年のQSOまで遡って届いていたのは驚きでした。)

DX局のQSLも結構含まれていたので、嬉しいような困ったような・・・。

一つ一つ昔のログを見ながら確認(まさにConfirmation)しつつ、処理していきました。
一部のQSOは、就職と引っ越しのころにいい加減なログを付けていたので、確認できないものも
ありました。申し訳ないです。

DX局のQSLの中には、まだ届いていないカードもあり、使い方を覚える意味でも表示して
印刷してみました。インクジェット専用はがきにきれいに印刷してみました。
まぁまぁの仕上がりです。

しかし・・・、これって交信の証明になり得るのかな、と思ってしまいます。
一応、「Authenticity Guaranteed(AG)」が付く場合が多いので、
これをQSLの裏面に印刷しておきます。

私も自分の局免のスキャンイメージを送って、認証してもらいましたのでAGが付きます。

e-QSLは便利ですが、DXCCなどの申請には使えないそうです。e-QSLの中でのDXCC
は(e-DXCC?)は申請できるそうです。

私はほとんどDX局とのQSOはしなくなったのであまり困りませんが、国内局とのQSOはするので、
e-QSLが増えると面倒くさい面も出てきます。
IT社会とは矛盾しますが、QSLカードはまだ紙の方に分があるようです。

しかし、JARLのQSLカードの転送には様々な問題があるようで、きちんとカードが転送されなかったり、
膨大なQSLカードを処理しきれなかったり、JARLの財政を圧迫してしまったり…。

私の中では、紙のQSLカードのまま続けるべきか、少しでもe-QSLに移行していくべきか
悩ましいですが、当面は紙のカードでいくことになりそうです。e-QSLが届いても認証せずに、
紙のカードを発行していただこうかと思っています。(それじゃぁ、本末転倒ですが・・・)

e-QSLのシステムにも問題は多く、カードの図案が限られていたり、自分の好きな図案にするには
一定のドネーション(というか会費)が必要になりますし、カードに臨機応変なコメントやアピールを
するには限界があったり、情報が足りなくて中途半端なQSLカード(内容として充足していないので
QSLカードとは言えないもの)が結構あったりして、紙のQSLカードにはまだ勝てない感じがしています。
(一部は、私が使い方を理解しきれていないためと無料会員だから使えない機能があるからかもしれませんが。)

まずは勉強がてら登録してみたので、様子を見つつ、利用していこうと思います。
あまり深みにはまると精神的に辛くなるので、止めておこうと思っています。(それでなくても体調不良
になっているので。)