★この記事を大変多くの方が読んでくださっているようです。(アクセス解析でわかりました。)
 全然内容が良くないので恐縮しています。
 その1とか題名に書いていながら、その2がないじゃん!と言われていたと思います。
 少しだけ文面の途中に、追記を書き加えました。(タイトルも変えました。)
 その2を書く代わりに追記にて記事をアップします。 申し訳ありません・・・。

 言えることは、かなり小型で、結構な安価でこの性能が得られるのはありがたい、ということ
 です。私としてはいい受信機だと思いますが、以下の記事を読んでいただいて、個人の選択として
 検討してください。(こんなラジオ勧めやがって!というクレームが受け付けませんよ!)



実は9月中旬に、自分の誕生日祝いとして、BCLラジオの「TECSUN PL-380」を購入しました。
ベストカカクさんからネット購入したので、中国からEMS郵便で届くものだと思っていました。
ところが日本国内に在庫があったのか、佐川急便さんが届けてくれました。あれっ?って感じでした。

宅配便の箱が小さくて、ホントにラジオが入っているのかな?と思いましたが、確かに入っていました。
イメージ 1
 ↑ 外装箱とPL-380本体

ラジオ本体も小さくて持ち運びに便利そうです。ここに結構な高性能が詰まっているとは・・・。

イメージ 2
 ↑ SONYのICF-SW55とPL-380の比較。SW55よりもふた回りほど小さいです。

すでに半月ほど使っていますが、何回かに分けて使用感を書いていこうと思います。
●追記●
 もう数年経ってしまいました…。すっかりローカル中波局、FM局用のお手軽ラジオに
 なっちゃいました。旅行に出かけるときのお供にもなっています。便利に使っておりますが、
 書けるネタが…ないです…。

下の写真は、TBSラジオ(954kHz)を受信し、信号強度を表示させた状態です。DISPLAYボタンを
切り替えることで、
「時計(現在時刻)」→「信号強度/ノイズ(S/N)」→「アラーム設定時間」→「気温」が表示されます。
イメージ 3

受信範囲は、長波、中波、短波(120mb~13mb)、FM(範囲を切り替え可能)です。
メモリは550chもあるので十分ですが、ページを切り替えるタイプではないので、少し使いにくいかな。
長波、中波、FMが100chずつ、短波のみ250chが割り当てられています。

選択度はAM BWボタンで、6kHz、4kHz、3kHz、2kHz、1kHzの切り替えが可能。4kHzが使い易そう。
切れ味などは別途報告します。
●追記●
 DSPによる帯域フィルタになっているようですが、まぁまぁ切れる感じです。
 短波でも中波でも4kHzが使いやすいと思います。
 中波のローカル局を聴くときは、6kHzにしてHi-Fi(古い!)で聴くといいですね。
 短波の近接局が厳しい場合は、3kHzくらいで十分です。
 2kHzや1kHzはあまり有効ではないというか、音が悪くてダメですね。

周波数は右側面にある小さなダイアルでも選局可能。テンキーでの直接入力可能。
メモリの切り替え選局も可能。
●追記●
 テンキーなどのボタン類は、小さくてクリアランスがあまりないので、押しにくくて、
 反応が悪かったりします。ボタンの接触も悪くなりやすいので、うまく切り替えられなかったり
 します。
 手入力で周波数をダイレクト選局するのは向いていないと思います。
 ダイアルのほうがいいと思います。
 VFボタンでダイアルでの選局モードに、VMボタンでメモリーモードに切り替わります。

音量は右側面にある小さなダイアルで変えられます。少し刻みが大きめかな?
音はやや硬め。スピーカーが5cmほどなので仕方ないですね。
●追記●
 音量のダイアルを回すと、音量がデジタルで00~30で変化します。
 少し前まで、音量のダイアル(ロータリーエンコーダー??)が滑っている感じで、音量が
 上下に変化できませんでした。大きくしようとしても小さくなったり、その逆だったり…。
 でも突然、スムーズに動くようになりました。なんでだろう~?ま、直ったので良しとするか!

アンテナはロッドアンテナのみ。長さは53cmほど。短いですね。
外部アンテナ端子はありません。付属の延長ワイヤーをつなげば、そこそこ良く聴こえそうです。
⚫追記⚫
外部アンテナ端子がない受信機の場合の外部アンテナのつなぎ方は、昔の雑誌には書いてありましたが、
ロッドアンテナは畳んで、できれば数10~100pF程度のセラミックコンデンサを介してワイヤー
アンテナなどをつなぐと良いでしょう。疎結合くらいがちょうど良いかと。
直接ワイヤーをつなぐと入力が大き過ぎることと、大きな電流が初段に流れて壊れることの防止に
なります。
できればアンテナカップラーを介してつなぎ、同調させればベストです。

SSBは受信できませんので、アマチュア無線などは聴けません。

●FM帯の感度、選択度●
 FM放送帯の感度はそれほど良くないようです。選択度も良くないので、数100kHz離れた放送局
 でも強い放送局に負けてしまいます。
 Eスポ発生時の近隣アジア局の電波はそれなりによく聴けます。このラジオの携帯性を活かして
 外に持ち出して楽しんだほうが、より良い受信ができますね。

●短波帯の感度●
 短波帯の感度は良いと思います。BCLラジオとして普通に使うには問題ないかと思います。
 選択度切り替えと相まって厳しい受信もできますが、スピーカーが良くないので、
 フェーディングの影響、ノイズの影響で聴きづらい場合が多いかもしれません。
 でもDSP処理によるノイズ低減効果のおかげで、短波を聴いていてもさほど辛くはないようです。
 アンプ付きの外部スピーカをつなぐと意外にいい音で聴けるかもしれませんね。
 どなたかやってみては??

 BCLのメイン受信機として使うには不満が出ると思いますが、屋外での気軽なペディションなど
 で、ロッドアンテナだけでDX局を楽しむことがいいでしょうね。

●ディスプレイ表示●
 ラジオ周辺の気温、現在時刻、アラーム時刻、メモリー番号、周波数など多彩で、かなり便利です。
 時計と気温は結構便利だったりして…。

 放送局の受信信号強度がdBµで、ノイズ強度がdBで、S/Nとして表示されるのが
 面白いです。Sメーターの代わりとして表示の反応も速いので、アンテナとの関係を調べる際にも
 重宝すると思います。

●タイマー系●
 スリープタイマーも 1、5、10、15、30、45、60、75、90、120分の選択が可能です。
 アラームは、ラジオ受信と目覚まし音(うるさい!)の選択ができます。
 ラジオを聴きながら眠りに就き、ラジオで目覚めることができて便利です。

●電源●
 基本的に電池で使います。単3x3で動きますが、やはりニッケル水素電池(エネループなど)
 を使うといいですね。
 USB-miniB(かな?)から5Vを給電して充電できます。時間はかかるみたいですが。

これからもいろいろ使ってみて遊びたいと思います。