本日、注文していた書籍が届きました。

書籍は中古のものでAmazonさんで探して見つけたものです。
VINTAGE RADIO COLLECTION」という題名で、4.6kの定価ですが3k(送料別)で購入できました。
中古とは思えないほどの美品で驚きましたが、注文したのが金曜日の夜だったのですぐに届いて、
これまたビックリしました。
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 ↑ これが表紙です。

なぜこんな高い本(通常ならまず買わない価格の本)を購入したかというと、元々Collinsなどの
真空管受信機が好きなこともあるのですが、この本に載っているモデルの説明と回路図が欲しかった
からです。
そのモデルとはCollinsの「R-388」という受信機で、実は私がこっそりと持っているJRC
(日本無線)製の「NRD-143」がこのR-388のライセンス製造品だからです。(R-388Aかもしれない)

このNRD-143の製造日は私の誕生日(誕生年月)とまったく同じなので、何かのつながりも感じています。

NRD-143は当時、某所からもう使用しないものを譲ってもらったものでして、その頃は普通の状態で
受信できていましたが現在はいくつかの真空管がダメになっていて電源が入りません。
修理したいのですがかなりの高額になることが分かっており(大まかな見積もりはもらっている)、
無銭家の私としてはとても出せない金額ゆえ、放置してある状態です。
修理を依頼する店からは、「できれば回路図があると助かる」という連絡をもらっており、そのために
回路図を探していた、というところでした。
やっと見つかったので一安心です。(当時どこかにしまっておいた記憶もあるのですが、今ではどこに
あるのかもわからないので)

あとは資金さえ目処が立てば修理に出せるのですが、あと何年も無理だと思います。
もしかしたら全財産を投じて修理しても良いのですが、そこまでしてもなぁ・・・、とも思い、
指をくわえている状態です。

完全に復活できれば、かなり楽しい受信ができるものでして、感度、安定度、選択度は申し分ない
ものです。周波数も1kc(1kHz)の直読で、メモリの間隔も広いので500Hzまで読み取れます。
バンド切り替えも30BAND切り替えですのですごいのですが、重たいダイアルをガッシャンガッシャンと
切り替えるので結構疲れます。

しばらくはこの本をながめて、古き良き受信機たちにため息をつきたいと思っています。
この書籍をお書きになったJA2AGP局に感謝したいです。