正月休みに入り、仕事を離れて少し心の元気が出てきたので、自作などしました。今年最後の「作り納め」です
ね。最近、元気が出ずに何もしていなかったから、久しぶりな感じです。

まずは、師匠から教わっていた同軸ケーブルバーチカルアンテナです。
5D-2Vを2m使って、給電部に1:9のトランス(インピーダンス変換トランス、です。1:9バランと同じ構造です。)
をつないで、受信機へと導きます。(細かい構造はまた別途紹介します。まだ公になっていない構造なので。)
イメージ 1
 ↑ 1:9の変換トランス部です。極めてシンプルな構造です。

最初は、JR-60につないで受信状態をチェック。感度はまずまずです。フラフープループとの感度差を比較して
みたところ、こちらの同軸アンテナのほうに軍配が上がりました。ただ、ノイズはこちらのアンテナが多めに感じ
ました(そりゃそうだ。)。
でも簡単な構造で、かつ、部屋の中に引っ掛けた状態でこれくらい受信できれば十分です。

次に、SONYのICF-SW55につないでみました(このラジオは電池で駆動しています)。外部アンテナ端子に接続
してみたところ、そこそこの感度でしたが、思ったほどではありません。何でかなぁ、と思いつつ、接続している
同軸ケーブル(アンテナではなく)のコネクタのアース側を手で握ったところ、グーンと感度がアップ!
私の体がちょうど良いアースになっているようです。さきほどのJR-60の時には感じなかった効果があったのは、
SW55が電池で動いており、外部電源を使っていなかったため、アースがうまく取れていないためだと、推測
されます。ということで、この同軸アンテナは、ポータブルラジオにつなぐ場合は、何らかのアース(またはそれに
代わるもの)が必要かもしれません。(今後の検討課題、考察が必要)

さて、こんなことをしつつ、ぼぉーとして、このアンテナでTBSラジオを聴きながら、シャックのあちこちをゴソゴソ
していたとき、随分前に作った12AU7の1球式オートダイン(AutoDyne)受信機を見て手が止まりました。
「そう言えば、この受信機でNHKやTBSの放送を聴きたいなぁ、と思いながら何もしていないなぁ。」
としみじみ懐かしんでしまいました。
そこで、勢いも手伝い、ちょっとチャレンジしてみるか!と作業を開始してしまいました。
そうは言っても、同調コイルにどのくらいのコイルをつなげば良いのか、見当がつきません。
「困ったな、どうすればよいのやら。でも待てよ、昔バラした中波用バーアンテナをそのまま使えば受信できるん
じゃぁないかな。」
ということで、ジャンク箱からコイル付きのバーアンテナを取り出し、コイルの電線を半田メッキしてから
オートダインのコイルソケットに差し込めるように太目のスズメッキ線を半田付けして「ピン」にしました。

ソケットに手作りピンを差込み、電源をオン。ガ~ン、発振しません。「やっぱりだめか・・・」、と思いましたが、
再度気を取り直し、差し込んだピンを入れ替えてみたら、「キ~~ン」と発振するではないですか!成功です。
さて、放送は受信できるかな?、とバーニアダイアルを回すと、NHK第1が受信できました。これで確信できた
ので、TBSが受かるまで一気にバーニアダイアルを回します。すると、爆笑問題さんの声が聴こえます!
やった~!、ついに念願のオートダインによる中波ラジヲが完成しました。
ちょうど良い音質になるように発振ダイアルを回して、ファインチューニングでゼロビートを取って、高音質の
放送を楽しめました。
バーアンテナをいい位置に固定して、写真をパチリ。 ↓ の状態となりました。
イメージ 2
 ↑見にくいですが、角のように立っているのが「12AU7」、その右がバーアンテナによる同調コイルです。

年末になって、長い間放って置いた、念願だったことができて今日は満足です。正月はこのラジヲで放送を
楽しむとしましょう。でも少し疲れたので、ゆっくりします。やっぱり自作は楽しいですね!